http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/504.html
Tweet |
大飯原発、活断層かどうか見解示されず 7日に再度評価へ 投稿者 gataro-clone
大飯原発、活断層かどうか見解示されず(TBS Newsi)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5173163.html
関西電力・大飯原発の敷地内を走る断層が活断層かどうかについて、現地調査を行った原子力規制委員会の調査団による会合が開かれましたが、メンバーの意見がわかれたため、活断層かどうかの見解は示されませんでした。
福井県にある関西電力の大飯原発をめぐっては、敷地内を走る断層が活断層である可能性が指摘されていて、2日、原子力規制委員会の調査団が現地調査を行いました。
敷地内には南北に断層が走っていることが確認されていますが、4日の会合では、調査を行った東洋大学の渡辺満久教授から断層について「活断層であることは確実」との意見が出されました。
しかし、別の専門家から「地滑りの可能性もある」という意見も出されたため、4日の会合では、活断層かどうかの見解は示されませんでした。
「活断層によるもの、あるいは地滑りの可能性が考えられる。このことに関しては皆さんが一致された」(原子力規制委員会 島崎邦彦委員長代理)
原子力規制委員会では、7日に再び調査団による会合を開き、議論を行うことにしています。(04日17:23)
--------------------------------------
大飯原発活断層の判断を先送り 専門家意見割れる(TV朝日 11/05 00:48)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221104035.html
国内で唯一、稼働している福井県の大飯原発敷地内の断層について、原子力規制委員会は4日、現地調査の結果をもとに活断層かどうかを評価する会議を開きましたが、判断を先送りし、再び協議することにしました。
東洋大学・渡辺満久教授:「大飯原発の最重要施設の直下に活断層が存在するというのが私の結論です」
立命館大学・岡田篤正教授:「局所的な現象だけで、非常に先走って結論づけたりするのは危険」
原子力規制委員会は、2日に大飯原発の現地調査を実施し、5人の専門家がこの結果を評価する会議を行いました。大飯原発敷地内の断層は、12万年から13万年前にできたという点で意見は一致しましたが、活断層かどうかについては意見が分かれ、結論が出ませんでした。規制委員会は今後、関西電力にも意見を求めたうえで、7日に改めて会議を開いて議論するということです。活断層と認定された場合、規制委員会は大飯原発の稼働停止を求めることになります。
--------------------------------------
大飯原発の断層 7日に再度評価へ(NHKニュース)
11月5日 7時15分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121105/t10013244231000.html
国内で唯一運転している福井県の大飯原子力発電所の断層を巡って、国の原子力規制委員会は現地調査をもとに活断層かどうか評価する会議を4日に開きましたが、「地層のずれ」について、活断層によるものかどうか専門家の間で見解が分かれ、結論は出ませんでした。規制委員会は7日に改めて評価するための会議を開き、議論することになりました。
国の原子力規制委員会は、大飯原発の敷地を走る「F−6破砕帯」という断層が活断層かどうかを検証するため、島崎邦彦委員と専門家の合わせて5人が、今月2日、現地調査を行い、4日、調査結果を評価する会議を開きました。
この中で、敷地の北側の「トレンチ調査」の現場にある「地層のずれ」に議論が集中し、東洋大学の渡辺満久教授が「上にある堆積物の分析などから活断層があるのは明らかだ」と主張したのに対し、立命館大学の岡田篤正教授は「『地層のずれ』は地滑りでもできるので、活断層とすぐに判断できない」と指摘し、専門家で見解が分かれました。
そして島崎委員が「活断層だと考えても矛盾はないが地滑りの可能性もある」と述べて、7日に改めて評価するための会議を開き、議論することになりました。
専門家の見解が分かれたことについて、東北大学の遠田晋次教授は「活断層かどうかは地層の断面の情報をもとに推察するしかなく、限られた情報で判断するので難しい。岩盤や地層などの専門によって視点が違うので、いろいろな解釈が出てくるのは避けられない」と分析しています。
7日の会議では関西電力から説明を聞くことにしていますが、規制委員会は活断層だと判断した場合には大飯原発の運転停止を求める考えを示していて、どのような科学的な根拠をもとに判断するのか注目されます。
これまでの経緯
「断層」の一種、「破砕帯」は地層や岩盤にある細かく砕かれた岩石が帯状に延びたもので、構造上、周辺に比べて弱く、近くにある別の断層が動くと一緒に動くおそれもあり、活断層の可能性もあると指摘されています。
関西電力は、福井県の大飯原子力発電所の敷地にある破砕帯10本のうち、最も長いおよそ900メートルの「F−6破砕帯」について、3号機と4号機の建設前の昭和60年に「活断層ではない」という評価をまとめ、国もその評価を「妥当だ」としていました。
ところが、去年3月の巨大地震で各地で断層の活動が以前より活発になり、専門家から原発の破砕帯についても調査の必要性が指摘されました。
大飯原発を巡っては、ことし6月、一部の専門家から建設前に描かれた破砕帯のスケッチ図について「上の地層がずれているように見えるので活断層である可能性が否定できない」という指摘が出ました。
また、7月の保安院の専門家の会議では、大飯原発のF−6破砕帯を巡り「活断層ではないと思う」という意見が出た一方で、関西電力の資料に不備が多く、活断層を否定するデータが不十分だという意見が相次ぎました。
こうした結果、保安院は、大飯原発を含む全国6か所の原発について、電力会社などに追加の再調査を指示し、この問題を引き継いだ原子力規制委員会が現地調査を行うことになりました。
原子力規制委員会は今月2日、地震学が専門の島崎邦彦委員と活断層や地質学などの学会から推薦された専門家4人が大飯原発で現地調査を行いました。
調査はおよそ8時間にわたり、問題となっている破砕帯が活断層かどうかを調べるため、敷地の北側に掘られたトレンチ調査の現場で地質の様子を確かめたり、ボーリング調査で抜き取られた筒状の地層の固さや性状などを確認しました。
一方、関西電力は先月31日、「現時点では活断層とはみられない」とする中間報告をまとめています。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
- 大飯原発:「活断層ある」「地滑り否定できず」判断割れ (毎日新聞)地すべりと断層では動くベクトルが90度違う! ナルト大橋 2012/11/05 09:56:15
(0)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素28掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。