http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/476.html
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表題の事を考えるには以下に挙げる理由があります。
大飯原発下の活断層調査を言い出して昨日2日に行った背景には、以下の事が考えられるのではないか。
不必要な、夏にも関西で電力に不足は予想されなかったにも拘らず自治体を脅かして稼動させたのではあるが、
1.国民の原発廃棄要求の意見が一向に収まらず拡大するばかりであり、
2.今月11日には政府霞ヶ関包囲デモが呼びかけられており、これは国民の原発廃棄への具体的実行を求める要求が高まる効果を生む為に対策に窮している事、
3.野田政権への支持が高まる気配はなく、政権運営が危機的状況にある事、
4.偽装改革派政党政治集団としての大阪維新の会や石原慎太郎新党への国民的支持がマスコミを使っての肩入れを行っても低迷から萎縮へと向かっている事、これによりこの二つやみんなの党を含めての偽装改革派政党政治集団への更なる肩入れが必要と利権支配勢力は考えているであろう事、
5.米国大統領選挙が最終段階を迎えて米国側の日本への政治圧力が一時的に低下する事、
6.これらにより野田政府の原発行政を巡っての国民への支配力が弱まり政権崩壊の事態を大飯原発再稼動問題を糸口として招きかねない情勢となってきている事、
これらにより、裏では既に経団連の米倉の「冬に向けて北海道の泊まり原発の再稼動を求める発言」で口火を切って、泊まり原発稼動を画策計画しておいて、
大飯原発は既に存在している事が知られている活断層の存在を「存在する」または「存在の可能性が窮めて高い」と発表して、
「大飯原発再稼動を停止させる」または、
「大飯原発再稼動停止の緊急一時停止」を、
2日の調査開始からはじめての一連の調査活動により、
政府に原子力規制委員会が提言する可能性はあると考えるものです。
これは、原発再稼動と反国民的対米依存属国政治の継続を目指す為の欺瞞的目くらまし的対策として行われるものとして考えられる訳です。
関西地区での大飯原発再稼動をきっかけとしてのの反原発気運の高まりと橋下大阪市長への批判の高まりと人気低落と大阪維新の会への期待低落下により、
大飯原発再稼動は中断させる、または将来的中断を発表するとの選択は権力側の対策はありえるものと考えられるのです。
一方で、人工密集率が低い北海道で再稼動させて、大間原発の工事を再開している事により「原発依存」は放棄しないという訳だ。
首都圏の反原発活動団体は幾つもあるが、取り合えずの「大飯原発再稼動の阻止」を目的として掲げている団体もあるので、
大飯を止めれば国民の脱原発へと向かう要求にも一定の水をかける効果は期待できると利権支配権力側は考えるであろう。
しかし、脱原発・反原発の要求と運動は「原発廃棄離脱」を目指して要求して行われて行かなければならず、そのように行われてゆくであろう。
http://mainichi.jp/select/news/20121103k0000m040101000c.html
大飯原発:破砕帯の再調査も 「活断層否定できぬ」
毎日新聞 2012年11月02日 21時43分(最終更新 11月03日 02時46分)
関西電力大飯原発の現地調査を終えて記者会見する島崎邦彦・委員長代理(右)ら原子力規制委員会の調査団=福井県おおい町で2012年11月2日、小松雄介撮影
拡大写真 関西電力大飯原発(福井県)の敷地内の断層(破砕帯)が活断層の疑いがあると指摘されている問題で、原子力規制委員会は2日、初の現地調査を終えた。島崎邦彦委員長代理(前地震予知連絡会会長)は調査後、報道陣に「必要なら再調査も可能性の一つ」と語り、追加調査を示唆した。4日に東京都内で開く会合で結果を評価する。
規制委が現地で断層を調査するのは初めて。田中俊一委員長は「(活断層の可能性について)クロや濃いグレーなら運転停止を求める」との見解を示している。同原発は全国で唯一稼働しているが、活断層と判断すれば関電に運転停止を求める。
島崎氏と外部専門家4人による調査団はこの日、2、3号機の間をほぼ南北に走る「F−6破砕帯」を調べた。午前中は、敷地北端の「台場浜」付近に関電が掘った深さ約5メートルの溝(トレンチ)=図中のA=に入って、地層の断面を確認。午後は1、2号機北側の山中のトレンチ=同B=で、F−6破砕帯を直接見て確認した。長さを確認したりするため、延長部分と想定される場所=同C=も調べた。このほか、掘削(ボーリング)で取り出した地層の土などもチェックした=同D=。
台場浜付近のトレンチでは、関電があると想定していた場所にF−6破砕帯がないことが判明。調査団メンバーで、活断層の危険性を早くから指摘していた渡辺満久・東洋大教授は「関電の想定とは別の場所に破砕帯があった」と指摘し、関電が10月31日に提出した中間報告を問題視。そのうえで「活断層かははっきりしないが、否定できない」と述べた。
島崎氏は2日の会見で、「一番大事なのは大飯原発の安全性。その基本に立ち返って議論する。日曜日(4日)に私の判断を伝える」と語った。【岡田英、畠山哲郎、松野和生】
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