始まって5分ぐらいしたときにリスナーからメールが来ていると言ってその内容が読み上げられました。「原発建設時の活断層調査がおざなりだったから今再調査が必要になっているのか。もし、活断層があり、運転停止となったら、原発の建物建設にかかった資金が無駄になる。使えなくなった建物を生かす道はあるのか」といった内容でした。一瞬、こんなに早くメールが来るかなと思ったのですが、この放送が始まる前に、つまり、昨日とかの段階で内容予告がされていた可能性があると気が付き、まあ、これはこれで仕方ないと思いました。

多分20分から30分ぐらいやっていて、結構内容的には充実していたように思います。印象に残ったことを以下に記しておきます。

１．「原発直下に活断層がないということを確認すること」という文言を保安院の検査マニュアルに明記しようとしたら、反対が多く驚いた。すでに政府の公式見解になっていてマニュアルにその文言を入れることは当然と考えていたが反対意見が多く述べられた。

２．保安院とか規制官庁が実地検査をすることはあまり今までなかった。実地検査は電力会社がやり、電力会社から上がってきた書類を審査して論理矛盾がないかどうかを見るのが規制官庁の主な仕事だった。

３．以前は、原発を作るとき、まず建設候補地を決め、その後、活断層があるかどうかを調査していた。そのため、活断層らしきものが見つかってもその分建物を丈夫に作ればいいという考え方だった。

４．活断層があるかどうかは結構難しい判断で、調査地点を決めることがまず問題。調査地点が外れてしまえば、そこをいくら調査しても活断層があるはずがない。全体の地形を見てどこを調査するかを判断することになる。

５．以前は、疑わしきは安全という判断だったが、今後は疑わしきは危険という判断になる。

　今晩のニュース２３に調査に行かれた専門家の方が出演されていて、今後は、はっきりと判断できない場合は危険という判断になると明言されていましたから、原発停止になることは結構期待できそうです。

これは個人的判断で、官僚幹部に原発マフィアが占拠してては無理。
活断層とは断層が100万年くらいの間にずれた痕跡。

それを石が砕けただけの破砕帯だとか、言葉の遊びをして無視する
可能性が大きいよ。

活断層は政府公式見解で禁止してるから屁理屈のために、破砕帯と
いう言葉遊びをするわけだ。
学者連中も政府や企業の支援には弱いからね。

水俣病でも熊本大学が有機水銀を突き止めたけど、東京大学に田宮
委員会を作らせて腐った魚説や、東京工大の清浦雷作に水銀のある
ほかの湾では水俣病が発生してないという調査結果を発表させてる。
学説の泥仕合にして、ウヤムヤにするのがこいつらの手口。

ーーーーー引用開始ーーーーーー
水俣病のケースでいうと、清浦雷作教授は工場排水と水俣病の因果関係を知って
いてわざと隠したのですね。

それを洗い出してみると、清浦教授は客観的事実として（水俣工場と同様の工場
のある）他の地域を挙げて、「こういうところを測ったら水銀が多かった。」と
した。しかしその地名は隠した。これは確かに作為的にやったことだけれど、そ
の地名を最初から知っていれば苦労しなかった。
（宇井先生事後質問会　より）

地元の熊本大学は、ただちに現地調査を行い、有機水銀が原因であることを
特定し、チッソに排水停止を求めた。

ところが、日本化学工業協会は、東大教授たちに水俣病研究懇談会、通称
「田宮委員会」を作らせ、連中が腐った魚を喰ったせいだ、などという腐敗
アミン説をでっち上げ、当時のマスコミも、この東大教授たちの権威を悪用
した世論操作に乗せられて、その後も被害を拡大し続けてしまった。
http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/653.html

＞これは個人的判断で、官僚幹部に原発マフィアが占拠してては無理。

今朝の日テレのウェークアップでも細野元環境大臣が「疑わしきは危険という判断で停止になる」というようなことを明言されていました。