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「高線量下の作業違法」 福島第一元作業員 労基署に申し立て (東京新聞) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/447.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 11 月 01 日 18:51:59: igsppGRN/E9PQ
 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012110102000105.html
2012年11月1日 東京新聞


 東京電力福島第一原発事故の収束作業で、東電と作業を請け負った関電工(東京都港区)が、高い放射線量の中で被ばくを最小限に抑えるよう必要な措置をせず、作業を続けさせたのは労働安全衛生法違反に当たるとして、福島県いわき市の元作業員男性(46)が、両社を同県富岡労働基準監督署に申し立てた。 

 いわき市の下請け会社に所属していた男性は、事故が発生して間もない昨年三月二十四日、3号機タービン建屋内で、電源ケーブルを敷設する作業に従事した。

 男性によると、事前の説明では、作業に危険はない程度の線量だと聞いていたが、実際には、建屋地下には大量の高濃度汚染水がたまり、線量も高かった。

 東電社員らの別の作業班は、3号機地下で毎時四〇〇ミリシーベルトの放射線量を計測したため、撤退した。しかし、男性グループは作業継続を指示された。

 男性は危険を感じ、汚染水につかる作業は拒否したが、四十分〜一時間ほどで一一ミリシーベルト超を被ばくした。男性を含む六人の作業員のうち、脚が汚染水につかった三人の被ばく線量は、この一回の作業で一七三〜一八〇ミリシーベルトに上った。これは通常の被ばく線量限度「五年間で一〇〇ミリシーベルト」の二倍近くに当たる値だった。

 男性の弁護団は、同じ場所で別の作業班が高線量の危険を避けるため撤退したのに、関電工が作業を継続させ、作業員を危険にさらしたのは違法だとして、関電工に対する処罰を求めた。

 発注者の東電に対しては、関電工の違法行為を止めなかったなどとして、線量管理や放射線防護のあり方を是正するよう求めた。

 男性は「一つ間違えば命に関わった。末端の作業員は危険手当もろくにもらわず、被ばくしながら命懸けで作業をしている。東電や元請け会社の責任は重い」と訴えた。


 

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コメント
 
01. 2012年11月01日 19:44:54 : UR3FKmkZg2
元原発作業員 関電工を告発
11月1日 18時1分

東京電力福島第一原子力発電所で、事故直後に対応に当たった元作業員が、放射線量が高い現場と知りながら作業を続けるよう指示されたと主張して、作業を請け負った関電工を労働安全衛生法違反の疑いで労働基準監督署に刑事告発しました。

告発したのは、福島第一原発で去年3月から4月にかけて作業に当たった福島県いわき市に住む46歳の元作業員の男性です。

1日会見した男性や代理人の弁護士によりますと、男性は、東京に本社がある関電工の下請け企業の社員として、事故直後の去年3月24日、関電工の社員ら5人と共に、福島第一原発の3号機の原子炉タービン建屋で、地下に電源ケーブルを敷く作業に当たったということです。

建屋の地下には水たまりがあり、同じ場所にいた東京電力の作業員は、空間の放射線量が1時間あたり400ミリシーベルトと計測されたため作業をせずに撤退しましたが、男性らは関電工の作業員から一緒に作業を続けるよう指示されたと主張しています。

男性は地下で働くことを拒否し、主に1階で1時間ほど作業しましたが、およそ11ミリシーベルト被ばくしたということです。

このため、男性は、放射線量が高い現場と知りながら作業を続けるよう指示されたと主張して、関電工を労働安全衛生法違反の疑いで労働基準監督署に刑事告発しました。

また、作業を発注した東京電力についても、作業員の安全を確保する必要な措置を怠ったとして労働基準監督署に是正を指導するよう求めました。

男性は「福島第一原発で働く作業員が、私のように危険な目に遭うことなく安全に仕事ができるよう改善してほしい」と話しています。

今回の告発について、関電工は「作業が終わったあとで、東京電力の作業グループから空間の放射線量が高いことを知らされ、一緒に撤退したと認識しており、作業を行った時点では線量が高いとは認識していなかった。労働基準監督署の調査には真摯に対応したい」と話しています。

また、東京電力は「詳細が分からないのでコメントできないが、引き続き安全対策を徹底したい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121101/k10013179311000.html


02. 2012年11月01日 20:31:53 : 1ioo7h1uY6
■ おっそいよ 

 本来 労働者が就業中に

 被爆した事故が 発生した時点で

 雇い主東電は 警察・労基への 通報義務がある

 通報を受けた 警察・労基は 法に定められたとおり

 原因究明・違法性の有無にかかる 現場保存・証拠物件お押収等

 適切な操作・調査を 行わなければならない

 今回の事故は 作業者が 会社の指示を無視したり

 勝手に 放射能の中に飛び込んで 被爆したので無ければ

 東電の 不当労働行為であり 業務上過失障害若しくは殺人未遂等の

 違法・犯罪行為に 該当する !

 労基や警察は 法に基ずく適正な役務を 果したか 疑問である

 なんで 今ころ 被害者が 訴えな あかんのか

 東電や役人にとって 国民は 虫けらか !

 

 


03. 2012年11月01日 21:16:52 : ynSQvzTlvk

■ Happy11311氏のツイート

ただいまっ(^O^)今日も1日無事終了!現場は至る所、土木中心で作業が進んでるでし。昨日はオイラの仲間で3.11以降からずっと一緒に作業してきた奴が退域した。今日は彼と当時の事を振り返り話が弾んだ。

続き1:オイラ達は3.11からの一週間まともに寝ず、飲まず、食わずで毎日頭フラフラしながら必死に体を動かした。なんで現場に残ったのか今になるとはっきりとした答えがない。二人共3.11の夜、渋滞が収まった頃に一度富岡の家に戻ったが家の中は滅茶苦茶でとても寝れる状況じゃなかった。

続き2:真っ暗闇の街の中で行くあても場所もないので二人して何故か現場に戻ってしまったんだよなぁ…。現場の車中でウトウトと一夜を過ごし、翌日の朝に全面マスク被った上司から起こされ異様な雰囲気に呑み込まれながら免震棟に連れて行かれたのが最初だったんだ。

続き3:それから二人して1号機爆発の後も頑張ったけど、さすがに3号機爆発した後には上司に今は避難しろって云われたんだ。それまでは必死に二人共フラフラになるまで頑張ったなぁ…。あの時は線量とか汚染とか内部被曝とか全然気にしてなかった。ただただ何とかしなきゃの思いのみだった。

続き4:爆発前はまるで時限爆弾の導火線がだんだん短くなる感じはあったけど恐怖はなかった。ただただ必死だった。あの時、建屋の海側はまるで海岸の砂浜みたいな状況で、長靴で走って二人共よく転んでたなぁ…。長靴で砂浜は走るもんじゃないね。って感じの話で今日は色々盛り上がったでし。

続き5:彼が最後に言った言葉は「俺達、完全に国に騙されたよね。最初250mSvまで被曝しても、それは除外で5年100mSvとは別だって…、別枠になるからって云われ信用したのに…。結局、国は俺達に何にもしてくれないよね」って彼は話したんだ。そんな思いで現場を離れて行く人は沢山いる。

続き6:彼はしばらく原発従事出来なくなり畑違いの部署に来週から行く事になった。でも畑違いでも彼ならきっと大丈夫でし。強い奴だからね。1Fは未だに現場検証もされないまま当時の現物証拠はどんどん解体され、土に埋もれ、コンクリートに固められ日々無くなっている。

続き7:作業員も事故現場も全て有耶無耶になりそうな気がしてならない。1Fの現場検証もないまま事故を無理やり収束させ、再稼動や新たな原発建設、海外への輸出。このままで…。オイラこのまま日本丸は進むべきじゃないと思うんだけど。1日でも早くしっかりとした舵取りやクルーを選ばないと…。


04. 2012年11月01日 21:25:39 : 1dvksvwV8U
>男性によると、事前の説明では、作業に危険はない程度の線量だと聞いていた

このように騙されて、被曝をした作業員が大勢いる感じがする。
致命的な被曝をした作業員も存在するのではないか。

イカサマ、インチキ国家に、法の遵守など期待できない。
やつ等は無法者で、法は羊の群れを従順にするための脅迫装置にすぎない。


05. sunnysunnynismo 2012年11月01日 22:23:28 : nkxivnBaDc1Oc : REhj6IUSfU
今回は関電工社員が「APDぶっ壊れたんですよ」「大丈夫ですよ」と
ノリノリで認識不足だったのが問題。また、関電工で放管員を同行させていないのも問題。そこで別チームが中止して戻るような状態なら一度引くのが鉄則である。
当時いくら現場が錯綜しているとはいえ各社に一石を投じた事件であった。

今後もこのような告発はいくつか出てくると思うがそのいずれもが労働安全衛生環境の改善に繋がると信じ、何らかのサポートをしてゆきたいと思う次第である。

あと、私は本物。


06. 2012年11月02日 05:03:05 : 1laTubqZew
>>05

TSさん、阿修羅でもっともっと発言して下さいなw


07. 2012年11月02日 05:34:21 : f7v0hKN7Tk
法に違反しているのだから、国はそのことを認める。そして適切な補償をする。

この補償は、過酷な条件のもと国の存亡に関わる仕事をした人に応分の酬いを
するよい機会となるのではないか。

利権集団に金をまわすだけでは、国を守るひとはいなくなりますよ。政府のみなさん。


08. 2012年11月02日 07:29:07 : kfSojbyeWA
労基署は、福島原発へ行って現地調査をすることも出来ない。

その程度の組織。


09. p4rhfeEDdk 2012年11月02日 10:57:21 : lZxUxsLBAj1i. : FE8LVCii5k
昨年の3月での報道では、長靴を履かずに作業して病院に運ばれたことになっていたので、
この時は、てっきり汚染水が直接、肌に触れて被爆したと思っていたが、
この作業員の方の説明によると、彼らはビニールのようなもので、足元を頑丈に保護して汚染水の中で作業していたようだ。
だから、3日ほどで退院したのだろう。
では何故、その事を隠していたのだろうか?
汚染水の中での作業そのものがアブノーマルなので、汚染水が無いと思って、しらずに汚染水に浸かってしまったように見せたかったから?
それと、無理やり汚染水の中での作業を強要した罪の意識があったから?
汚染水が身体に付いても大したことは無いと思わせたかったから?
警察の介入を期待したい。

10. yamashita_k 2012年11月06日 17:28:39 : pe1I5W2gG0uJw : JDd8wSKQPI
「労基署 東電」でぐぐると別の検索ワードに飛ばされる(笑)

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