http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1448.html
2012-10-30 　原発はいますぐ廃止せよ

バズビー博士の出してくる数値に信頼性があるのかどうかを払拭しておかなければ、話が進まない。

去年、鳴り物入りでＥＣＲＲのバズビー博士が来日し、「福島は超危険、東京も同じく」と警告を発し、大きく取り上げられたが、その後、金儲けサプリメントを販売している、被曝者の足元につけこむトンデモだと非難されはじめた。

バズビー基金とか、なんとか基金とか、詐欺だとか、寄付金をネコババしているとか、訴えるとか、裁判だとか、てんやわんやの大騒動で、あちこちの反原発のサイトからリンクが消えたりした。

海外ではガーディアン紙上で大騒動。

結局は、触らぬ神に祟りなしで、みんなが手を引き出した。

それで、結局、どうだったの？

オレの結論は、低線量被曝を危険だと言う人は、いじめられる、ゴフマンさんでさえ、だから、ＥＣＲＲは正しく、バズビー博士も正しく信頼できるということだ。

市川先生も、推進派だった朝日新聞の科学記者大熊由紀子にいじめられた。

http://busby.harmonicslife.net/index.html
引用
　バズビー博士からの声明文

２０１１年１１月５日
皆様へ
クリス・バズビー博士
アバリステュース・英国
”バズビー博士支援基金”への寄附
この基金は私が日本を訪れたことをきっかけに始まりました。その時私は福島の災害で被害を受けている日本の人々にできるだけのことをし、またアドバイスもしましょうと約束しました。ただその際、私の主な収入は月４０８ポンド（約４万８千円）の国からの退職年金だけで、資金援助がなければこれ以上の仕事はできないこともはっきり言いました。私の前の主な資金提供者たちが２０１１年4月に研究費の支援を止めてしまいました。それは私の信用を落とそうという個人攻撃の手紙や脅迫が私の大学や資金提供者や出版社宛に来てからのことです。それは昨年あたりから多くなり、今でも続いています。

私はこの基金に寄附して頂いた日本のみなさまに感謝します。そして改めて、バズビー博士支援基金（http://busby.harmonicslife.net) は、私の名前で寄附を募ることを私から正式に認められていることをここに明らかにします。

これまでに以下のように4回の寄附を頂いています。
8/29:　５万円
9/13:　２０万円
10/29: ３０万円
11/1:　２０万円
（計７５万円）

この基金は私が日本から受け取った、あるいはこれから受け取るサンプルの分析の経費として、そして出来れば計測機器と必要資材（例えば、クロム39アルファトラックとX線フィルム）の経費として使われ、または使うことになるでしょう。サンプルの多くは私の研究所で計測すれば費用も安くできますが、ほかの多くのサンプル（ウラン、プルトニウム、ストロンチウムなどの特殊核種）は外部の研究所に送る必要があるので、非常に経費が掛かります。

支援基金への寄附によってこのような計測が可能になります。これからも引き続いて寄附をお願いしたいと思います。

その一つの理由には、私たちはここにもう１台ガンマスペクトロメーターが必要だからです。それがあれば一度に１回以上の分析が可能です。とくに高マイナス電圧のスペクトロメーターが必要です。いま使っているのは高プラス電圧のもので、これもある測定には必要だからです。私たちはエレクトロニクスをオープンな状態に保つと同時に時間が掛かる電源変換も必要です。これには約５，５００ユーロ（５８万３千円）掛かります。

どうかこの研究のために出来るだけでけっこうですからこれからも支援をお願い致します。資金があれば、それだけ多くの仕事ができます。

最後に、これまでたくさんの私の報告書の翻訳はボランティアでやってもらっていますが、この基金の一部をその費用に充てることに喜んで同意したいと思います。

＿＿＿

クリス・バスビー
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/583.html

引用
（２）ECRRの資金源は？バズビー氏も嫌がらせを受けたか？

A.ECRRは少数の金持ちが時々資金援助してくれる。
去年はニューオリンズの弁護士が6万ドル寄付してくれた。
しかしほとんどの活動はボランティアベースで、少額でも成果は得られる。
たとえば2010ECRRモデルのガイドブックは3000ポンドで出版できた。
ファルージャの劣化ウラン弾による健康被害調査も少額でやれている。
嫌がらせは受けたが、バズビー氏は独立しているので、自由な発言の支障にはなっていない。

コメント
01. 2012年10月30日 13:28:31 : cqRnZH2CUM 結局、金集めビジネスかｗ まあデマに騙されて金を取られる人間は気の毒だが自業自得ということだな
02. 2012年10月30日 13:48:42 : sLcrFZnWCk １９５０〜７０年代に放射線科学の覇権が医学者や生物学者から、物理学者へと移り、放射線のリスクモデルは物理学をモデルとするようになった。彼らは医学や生物学をまったく知らない。ICRPや国連科学委員会の考え方がそれに近い。 対して、ECRRには医学者や生物学者がたくさん入っており、生態の放射線感受性を考慮したリスクモデルが形成された。 ICRPとECRR、どちらのリスクモデルが健康被害に関してより近い予測を立てられるか？言うまでもないだろう。福島原発事故は、ECRRのリスクモデルの正確さを証明するものとなる。日本にとっては嬉しくないことだが・・
03. 2012年10月30日 14:03:26 : GNcNi6mjs6 バズビー博士は世界で最も信頼できる専門家の１人だ　今の日本にとっては救世主だ サプリメントを販売して何が悪いのだろうか？　製薬会社だって薬を只では売っていない ＷＩＮ　ＷＩＮで何も問題無いビジネスだ バズビー博士の警告やご指摘は完全に的を得ている 無責任な売国政府や東電は、情報隠蔽や誤魔化し・責任逃れに終始するだけで 真摯に原発問題に向き合おうとはしない それどころか食品の基準値を甘くして、震災がれきを燃やして国民に被曝を強いる 学校給食も無検査であり、日本の未来を破壊しているのが現状だ 何の対策も打てないまま、ダダ漏れの放射性物質　海洋汚染による周辺国からの 損害賠償請求なども国民に増税というかたちで跳ね返ってくる… 本当の責任者は全く責任をとらずに国民が食い物にされるのだ
04. 2012年10月30日 14:51:52 : ozALLhAsmY http://fukushimavoice.blogspot.ca/2012/09/blog-post_20.html このような発言についてはどう思われますか？ 私も基本的には信頼していますが、疑念がぬぐい去れずにいます。
05. 2012年10月30日 14:56:17 : ozALLhAsmY 追記がありましたね。 疑念が少しぬぐえました。 お騒がせしました。（してない？）
06. 2012年10月30日 16:57:38 : TU9aE0BaVo >>01 まともな「ビジネス」にならないので税金や特権に頼るしか能がないばかりか、国民・国土に甚大な災厄をもたらしても誰も責任をとらないシロアリ原発乞食またはその信者が、いっぱしの口をきくんじゃないよ。
07. 2012年10月30日 23:23:16 : A9cPj9Gyaw 博士がいなくなったら困る。 米国もハリケーンSandyの通路に26個原発がある模様。そのうち一番古いOyster Cleek(NJ)原発が洪水で浸水の可能性で、米国NCRが警告だしてます。 http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2012/12-042.i.pdf
08. 2012年10月30日 23:47:43 : A9cPj9Gyaw 07です。連投すみません。 NCRの発表がかなりテキトーです。Reuterによると「水面が7フィート超えるとポンプが使えなくなる」と言っておきながら、「今7.4フィートだけど大丈夫」とかかなり自己矛盾。米国政府の発表も日本と同じ。 http://www.reuters.com/article/2012/10/30/storm-sandy-exelon-oystercreek-idUSL3E8LU1S120121030
09. 2012年10月31日 00:17:01 : M0XJP47QVo 調査や研究はいろいろある。 しかし、放射能を食って、吸って、浴びてうれしいやつはいない。 誰でも、拒否する。人間なら。 食わせ、吸わせ、浴びせ、郷土、公共の地球にばら撒くるやつがいる。 反公共の福祉、反公衆衛生、反生存権、反基本的人権・全生物権、反民主主義。 牛や豚や鶏や猫や犬や、沢山死んだんじゃないか。又は捨てられたんじゃないか。 森林の草木は、多く倒され、刈られ、処分されたおではないか。 人間は例外か。人間も棄民。 科学法則、法は、許さない。全くの極悪犯罪。 核は、閉じ込めが絶対原則。 核を玩ぶモノどもの、現行犯逮捕。 核や原発は、即時廃絶。核の非拡散。
10. 2012年10月31日 03:33:11 : WxDFz0uJVI 昨年、小出裕章さんご本人にお会いした時、 「クリス・バズビー氏は信頼のおける学者かどうか」を直接お訊ねしました。 小出さんはクリス氏を原子力に反対する学者として認めておられました。

11. 2012年10月31日 06:22:57 : yn1wmBL1fY 当たり前のことだが、書く。 ある人物を信用できるかだが、 �@　能力はあるか。 �A　人格的に問題はないか。 の２点を見ることになる。これは過去の実績をみるしかない。バズビー氏は�@は問題ない。 �Aは評判で確かめるしかない。原子力村はうそつきしかいないから、これを除外 して評判を見る。>>10氏の意見はその点参考になる。 金のことを言えば、研究に金は絶対に必要だ。金を言ったからとしても、 「金の亡者」とは言えない。
12. 2012年10月31日 17:16:07 : wb7scPmWUI 脱原発というのは大変な挑戦です。あるイギリスの原発関連情報のサイトをチェックしたら、知らない間に中国当局のものと思われるクッキーを拾ってました。恐ろしくなったです。 あまり陰謀論は信じませんが、世界中が脱原発を潰そうと思っているくらいに考えたほうが良いかも知れない。
13. 2012年10月31日 22:18:13 : MDURCTUJ7k >>12 その通りだと思います。 小生は仕事でアメリカとカナダでフクシマ事故の放射能汚染の影響を調査しましたが、政府系機関から横やりが入りました。非常にしつこいやり方です。 小出先生や広瀬氏、バスビー博士、そのほか大勢の良識ある人々（本当のヒーローですね）のコトバをキモに銘じつつ、時に法律をねじ曲げ、暴力さえ使う原子力ムラと闘う覚悟が必要ですね。
14. 2012年10月31日 22:45:29 : MdGewrZv5w >>13 原発に未来が無い以上、脱原発とは、人類の先頭を歩むことですよ。もはや、「坂の上の雲」なんて言う、ちっぽけな話ではない。
15. 2013年8月09日 22:50:22 : ertZ9cwGMP バズビー博士の警告が的を得ているとして、英国セラフィールドの原子力施設が1957年10月10日、ウィンズケール火災事故を起こして、世界初の原子炉重大事故となったそうです。これ以後2003年まで運転されていたそうですが、未だに海岸線の除染をしていると最近のNHKスペシャルで取材しています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89 福島原発沖と英セラフィールド沖の海洋汚染の比較表です。 http://genpatsu.sblo.jp/article/58373465.html 原爆が作られてから数万回の原爆実験が世界中で行われ、そして福島の原発事故です。広島、長崎の人々は原爆投下後居残って、以前にも勝る復興を成し遂げました。 こういう事実を私達はどう考えたらよいのでしょう？ 地球上は既に何処も汚染され、逃げる先等どこに在るのでしょう？

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