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2012年10月28日 フランスねこのNews Watching
福島原発事故から17ヶ月が過ぎた今も、日本の太平洋岸でとれる魚介類の放射能汚染濃度は福島沿岸を中心に上がり続けている。10月26日、米国マサチューセッツ州にあるウッズ・ホール海洋学研究所のケン・ブエスレー研究員(化学専攻)が「サイエンス誌」に発表した(注)。
ブエスレー研究員は日本政府が測定した放射能汚染に関するデータを分析、事故を起こした福島原発事故の原子炉から漏れ出す放射性物質、もしくは事故に関連して汚染された海中の堆積物に含まれる放射性物質が太平洋を汚染し続けていると示唆している。
同研究員は又、ほとんど全ての魚介類において放射性物質による汚染濃度が以前と比べて減少していないと指摘、日本政府が発表しているデータによると福島近海で穫れる魚のおよそ40%が日本政府の放射能汚染基準値に照らし安全でないと推測している。
ブエスレー研究員は、「福島沿岸の魚介類における放射性物質の汚染濃度をこれほどまでに高く上昇させ続けている汚染源を見つけ出す必要がある」と指摘している。
(抜粋、一部編集)
(注)「福島沖にある答えを求めて」サイエンス誌(10月26日版)/ケン・ブエスレー ウッズ・ホール海洋学研究所研究員
http://www.sciencemag.org/content/338/6106/480.summary
「2011年3月11日に起きた地震、津波、福島第一原発からの放射線の放出、という3重災害は、海および社会にとって前代未聞の出来事でありつづけている。福島原発から放出された放射能の80%以上が沖へと吐き出されるか、もしくは使用済みの冷却水として直接海に投棄されている。沖の海水は国際規準に照らして安全だが、福島原発は放射性の汚染水を海に流しつづけている。事故を起こした原発の近隣にある多くの漁場は閉鎖されたままだ。将来の復興の見込みはどうだろうか。」
●元の記事:「福島における魚の放射性物質濃度が上昇」/ルモンド紙(10月26日)
http://www.lemonde.fr/planete/article/2012/10/26/radioactivite-elevee-pour-les-poissons-de-fukushima_1781486_3244.html
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