07. 2012年10月30日 12:29:35
: DTK68v7wks
処分方法の杜撰さはひどくなる一方。再利用も活発化している。 土壌・地下水汚染の進行は遅いだけに、悲惨なのは子孫だな。 馬鹿な先祖を恨むことだろう。 下の三つの記事は、要は「直埋め」ってことです。こんなニュースばっかり。「新潟 焼却灰、袋詰めせず」 http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001210170004 柏崎市が岩手県大槌町の震災がれきを本格的に受け入れた際、焼却灰を袋詰めせずに処分場に埋め立てる方針であることがわかった。試験焼却の灰は袋に詰めてから埋めるが、本格受け入れ後は「試験焼却で安全性が証明された」としてそのまま土中に埋める。 市は16日、試験焼却したがれきなどの焼却灰を雨や風、日光にさらされても耐えられる樹脂製の袋に詰め、同市東長鳥にある処分場に運び込んだ。 この日はセメントと混ぜ合わせて固めた飛灰が12袋で計11・9トン、燃え残ったゴミが4袋で計2・38トン。深さ約4メートルの土の上に置かれ、遮水シートと土をかぶせた。その上で線量を測り、異常はなかった。 市は今後、処分場にたまった水を浄化して河川に流す際に放射性物質が含まれていないかや、周辺の地下水を検査する。異常がなければ、本格的にがれきを受け入れ、焼却灰の放射性セシウムが1キロあたり100ベクレル以下であれば、そのまま埋め立てる予定だ。 16日の作業を見学した処分場近くの峠集落の町内会長、室賀則顕さん(63)は「これから何十年、何百年と焼却灰はここに置かれる。むき出しで処分され、放射性物質がたまって流れ出さないのだろうか。市には今後も徹底して地下水の検査をしてほしい」と注文をつけた。 同じく震災がれきの試験焼却を終えた三条市は焼却灰を固めて袋に詰めて保管しているが、どう埋め立てるかは未定だという。 「東日本大震災:福島第1原発事故 放射性汚泥保管焼却灰、年内にも搬出 県、業者に処理委託 人工骨材で再利用へ /長野」 http://mainichi.jp/area/nagano/news/20121025ddlk20040038000c.html 県内各地で放射性セシウムを含む汚泥焼却灰が保管状態になっている問題で、県は年内にも、県有2施設に保管中の焼却灰10+件計294・9トンの搬出を始める。県外の産業廃棄物処理業者に月20トンのペースで処理を委託し、道路などのアスファルトの下に敷く人工骨材として再利用する。 県生活排水課によると、県は7月末、処理業者に焼却灰10+件約18トンを試験処理委託した。その結果、骨材になってからの放射能濃度が国の安全基準を下回ることが分かり、処理委託が決まったという。委託先は風評被害防止のため非公開。排水課は「やっと保管解消につながり胸をなでおろしている」と話した。 県有2施設は、千曲川流域下水道下流処理区終末処理場と同上流処理区終末処理場で、11年5月から焼却灰の場内保管を開始。その後、上流では同年8月以降、下流では同年10月以降、放射性物質濃度が下がったためセメント工場への搬出を再開した。しかし、工場への搬出再開前の焼却灰は搬出できず、セシウムを1キロ当たり150〜3000ベクレル含む焼却灰10+件が2施設に計294・9トン(9月14日現在)保管されていた。 県内では長野、上田両市や飯綱町など6市町にある施設でも焼却灰の保管が続いており、県は「各市町とも処理のめどが立ちつつある」という。 「秋田 小坂町 焼却灰受け入れ再開へ」 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20121026-OYT8T01789.htm 首都圏などからの一般廃棄物の焼却灰の受け入れを中断している小坂町が、搬入再開を前提に事前協議を始めた千葉県市川市、流山市、埼玉県川口市の灰の放射性物質濃度を調べた結果、搬入に問題がないことが26日、わかった。町は、11月中旬にも受け入れを再開するとしている。 町は灰に含まれる同濃度を調べるため、今月17、18の両日、3市の焼却施設で灰を採取し、秋田市の民間業者に調査を委託した。26日、町に文書で結果が届いた。 町によると、放射性セシウム濃度の最大値は、市川市が1キロ・グラム当たり1010ベクレル、流山市が同1770ベクレル、川口市が同1260ベクレル。いずれの数値も、同町小坂鉱山の最終処分場「グリーンフィル小坂」の親会社と町が合意した「管理計画」で定めた搬入基準の同4000ベクレルを下回った。 町は近く3市に対し、灰を受け入れる旨の「合意書」を送る。11月上旬には、町議会全員協議会で調査結果と事前協議の終了を報告する。 細越満町長は26日、取材に対し、「数値が基準を下回り、一つ山を越えた。受け入れ可能なものは受け入れるが、引き続き住民が安心できるような対策を(処分場の)企業側と講じていく」と話した。 受け入れ再開を巡っては、細越町長が8月の同協議会で、管理計画に沿って処理すれば安全性に問題はないとして、灰の搬入再開を表明。今月16日、3市との間で再開を前提に事前協議を始めていた。 |