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平成24年10月26日 武田邦彦(中部大学)
2011年3月15日、福島原発事故のわずか3日後に、IEA(国際エネルギー機関)は月次報告書で、「日本の原発が止まっても、電力不足は発生しない」という報告をしている。次の内容のこの報告も、「原発を止めたら大変だ」、「原発を止めたら自然エネルギーだ」という政府方針に反するので、日本の報道が決して伝えないものの一つである。
IEAのレポート内容
1)日本は火力発電所の稼働率が30%と極端に低い(2009年)、
2)従って火力発電所を動かせば、原発は要らない、
3)そのために必要な石油(換算値)は日量20万バレルである(それまでの購入量が日量36万バレル)
これを伝えると日本政府や電力の言い分が間違っていることがハッキリする。(石油価格がバレル100ドルとすると、1年約6000億円の増加。ちなみに原発予算1年5000億円)
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