http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/343.html
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ウェスチングハウスに続きまたもや日本の総合電機メーカーがクズ原発会社をつかまされるのか
日立が原発会社の買収に動いているという。英国の原子力発電会社ホライズン・ニュークリア・パワーを買収することを日立が決定したという。
英国では発電と送配電が分離されていて、ホライズンは独力で資金を集めることになる。そのため、ホライズンを買収した後、日立は日本政府系金融機関からの資金調達をすることになるという。
問題はホライズン買収に手を挙げていた中国企業が入札そのものを見送ったことだ。フランスのアレバも同様に入札をしなかった。
そもそも、中国もヨーロッパもイギリスでさえ、シェールガス採掘可能量がかなりのものになっているということで、今後原発に頼る必要があるかどうかかなり不透明だ。
更に問題なのは日本でも問題になっている、そして、世界中でいまだに解決策が見つかっていない高レベル核廃棄物のことだ。ウェスチングハウスを買収した東芝は高レベル廃棄物問題をどう解決できると思っているのだろうか。そして、日立もこのことに全く無頓着であるように見える。
なお、イギリスでも地下からの大音響という現象が近年確認されている。
このままで行くと、フランスのアレバも三菱重工あたりが買い取るという話になるのかもしれない。既に三菱重工はアレバにある程度出資しているからだ。結果的に、世界中の高レベル核廃棄物を日本の会社が処理することになり、日本の国土がそれに使われることになるのではないかと危惧するのは心配のしすぎだろうか。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121026-OYT1T00847.htm?from=ylist
英の原発会社を買収へ…日立と東芝が最終候補に
英国で原子力発電所の建設を計画している発電会社「ホライズン・ニュークリア・パワー」を、日本企業が買収する公算が大きくなった。
入札の最終候補に、日立製作所と東芝がそれぞれ残り、月内にも落札企業が決まる見通しだ。実現すれば、東京電力の福島第一原子力発電所事故の後、沈滞していた日本の原発輸出に弾みがつきそうだ。
落札企業はホライズンの原発計画を受け継ぎ、建設することになる。仏原発メーカーのアレバも名乗りを上げているが、日本勢の技術力や安全性の高さが評価され、日立と東芝が最終候補に残っている模様だ。日立は単独で、東芝は米子会社のウェスチングハウス(WH)を中心とする企業連合で入札したとみられる。
(2012年10月26日15時48分 読売新聞)
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http://mainichi.jp/select/news/20121026k0000e020188000c.html
英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り
毎日新聞 2012年10月26日 11時21分(最終更新 10月26日 11時34分)
【ロンドン坂井隆之】日立製作所と東芝が、英国で原子力発電所の建設を計画する発電会社ホライズン10+件の買収にそれぞれ名乗りを上げていることが26日明らかになった。欧米メディアの報道によると、買収額は数億ユーロ(数百億円)に達する見込み。民主党政権の「脱原発」方針で国内の原発事業の先行きが不透明になっていることを受け、海外で直接原発の運営に乗り出し、事業の収益基盤を確保する狙いとみられる。
ホライズン10+件はドイツの電力大手RWEとエーオンが出資。2025年までに英国で最大660万キロワットの原発を建設する計画で、既に予定地も取得している。だが福島第1原発の事故や、欧州債務危機の発生で事業環境が変化したとして、今年3月に売却する方針を表明していた。
日立は単独、東芝は米子会社のウェスチングハウス(WH)を中心とする企業連合で入札に参加した。複数のメディアは関係筋の話として「日立が最有力」との見方を示しており、近日中にも結果が出るとの観測がある。
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http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE89205L20121003
仏アレバ、英原発プロジェクトに入札せず
2012年 10月 4日 06:33 JST
[ロンドン 3日 ロイター] 仏原子力大手アレバは3日、英国の原子力発電プロジェクト「ホライズン10+ 件」に対する入札を行わなかったことを明らかにした。
アレバは3カ月前に、中国の国営原子力発電会社の広東核電集団有限公司(CGNPC)と組んで「ホライズン」への共同入札を行うと発表していたが、アレバの広報担当者はこの日、「アレバとCGNPCは『ホライゾン』への入札は行わなかった」と述べた。ただ、理由は明らかにしなかった。
業界関係筋によると、東芝とその傘下のウエスチングハウス、および日立製作所とカナダのSNC─ラバリンの2つのグループが前週、入札を行っている。
「ホライズン」は英国で最大の原発プロジェクトの1つ。独政府が福島の原発事故を受けて原発廃止を決定したことを受け、ドイツのRWE(RWEG.DE: 株価, 企業情報, レポート)とエーオン(EONGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)は今年3月、プロジェクトの売却を決めていた。
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http://sankei.jp.msn.com/world/news/121006/erp12100620470004-n1.htm
新規の原発事業に中国企業応札せず 英の原発推進計画に黄信号
2012.10.6 20:46
【ロンドン=内藤泰朗】東京電力福島第1原子力発電所の事故後も新規の原発建設計画を積極的に推進してきた英国で、注目の大型原発新設事業に中国の国有企業が応札しなかったことから推進計画に黄信号がともり始めた。中国の参入には、エネルギー安全保障や先端技術漏(ろう)洩(えい)の懸念などから警戒論も強い。しかし、資金力のある中国が原発推進計画の成否のカギを握るという皮肉な事態に陥っている。
問題となっているのは、大西洋側の英中西部の2カ所に英国で最大規模の原発を建設するという「ホライズン」プロジェクト。英紙の報道などによると、先月28日に約5億ポンド(約634億円)とされる入札期限を迎えたが、英政府の期待とは裏腹に、結局、応札企業が現れず、計画は宙に浮いた形となった。
当初は、ドイツの電力大手エーオンとRWEの合弁企業が150億ポンド(約1兆9000億円)を投じて2025年までに原子炉6基(出力600万キロワット)の建設を予定していたが、同国が福島原発事故後、全原発の廃止を決定したことを受け、今年3月に同事業を断念。3つの企業体が同事業への応札準備を進めていた。
3企業体のうち、東芝傘下の米原子力大手ウェスチングハウスを主体とする企業体には、中国国有の原発企業、国家核電技術公司が参画。別の企業体ではフランス原子力大手アレバと中国国有の中国広東核電集団が組む予定だった。
中国には、世界で最も規制が厳しい国の一つの英国で原発を建設、運営できるということを示す機会で、アフリカや中東などの原発市場への参入も可能になるはずだった。しかし、専門家たちは、原発の安全やリスク管理などで投資額が膨らむ中、中国側が今回の投資を見送ったと指摘する。
ただ、英国では、老朽化した火力発電所や原発の閉鎖が計画されている。同国のエネルギー規制機関であるガス・電力市場局(OFGEM)は5日、中期的な電力市場見通しを発表し、2016年には電力の供給余力が大幅に低下すると警告した。
老朽発電所の代替となる新規の原発建設計画の遅れがさらに進むと、英国で中期的な電力不足の懸念が高まってくることは確実な情勢だ。中国側は将来予測される電力料金の値上げを見据えながら、英国へ投資するタイミングを探っているのではないか、との見方が強くなっている。
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http://jp.reuters.com/article/idJPTYE86M04920120723
中国企業が英国で原子炉新設へ交渉、投資額350億ポンド=報道
2012年 07月 23日 14:30 JST
[ロンドン 21日 ロイター] 英紙ガーディアンは21日、中国の原子力関連企業が英国で最大5基の新規原子炉を建設するため、350億ポンドの投資を検討していると伝えた。
中国核工業集団公司(CNNC)の傘下にある上海核工程研究設計院(SNERDI)の代表団は前週、英国の関係幹部と会合の場を持った。
同紙によると、計画の第1段階では、英国の原子力発電プロジェクト「ホライズン」への入札にCNNCと別の国営企業である中国広東核電集団が参加する予定。
ガーディアンは中国に近い関係者の話として、中国側がエセックスのブラッドウェル、ランカシャーのヘイシャム、ダラム州のハートリプールの候補地にも関心を示しているとした。関係者によると「中国は資金も経験もある」といい、「英国での建設によって、世界で最も規制が厳しい国の1つで運営できるということを示す機会となり、アフリカや中東などの市場への参入が可能になる」という。
ガーディアンによると、CNNCはさらに3基の新炉建設の可能性を模索するため、既存の技術を使って東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)傘下のウェスチングハウスと提携することを検討するもよう。同紙はCNNCが原発を運営するため、英国の公益会社を必要とする可能性があるとした。
エネルギー・気候変動省は声明で、英国は規制に則って門戸は開放しているとコメント。ホライズンプロジェクトが実施される可能性を維持することが英国の国益に適っており、関心のある提携先や投資家に対して英国の新規原発に対する政策とコミットメントについて引き続き協議していくとした。
ホライズンは英国最大の原発建設計画の1つで、グロスター拠点の合弁会社は国内2カ所に建設候補地を所有、150億ポンドを投じ、出力6ギガワットの原発を建設する計画だ。
(*この記事は7月のものですから、中国企業はホライズン買収から現在撤退しているということになります。)
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<1187>>TC:38039,BC:10939,PC:?、 Mc:?
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