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「二分する被ばくへの対処方とエートスと決別の理由」上杉隆氏10/20 アレクセイ・ネステレンコ所長記者会見 (質疑応答後半・内容書き出し)
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2012-10-21(18:59) みんな楽しくHappy♡がいい♪
2012年10月20日
アレクセイ・ネステレンコ所長記者会見 ・質疑応答より
二分される被ばくへの対応、ベラルーシでは?
ベルラド研究所がエートスと決別した理由
記者会見前半↓上杉氏質疑部分の動画はここにあります
「人が住んでいるところにもかかわらず、 福島は線量が高い。 想像以上に高い」
アレクセイ・ネステレンコ所長記者会見 10/20(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2460.html
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1:10:05
上杉隆:
今日本では民間が主ですが、たとえば球美(くみ)の里という沖縄がさきほどありましたが、
療養を進めているグループ、それを実践するグループがあります。
一方で福島に戻ってそこで生活しようというグループ
たとえば福島版エートスですとか、あるいはこれはプロジェクトが途中で中断になっていますが、
ピーチプロジェクトといって、
大阪の小学生を福島に連れていって、
桃を食べて除染センターを見るという事をしているグループもあります。
どちらも同じく被ばくに対しての対応なんですが、
こういうふうにはっきりと二分されていると、
これで福島、もしくは日本の世論が分断しているのですが、
事故当初のベラルーシはどのような状況だったのか?
そして今のベラルーシはどうなのか?
さらにエートスというグループがありますが、それはベラルーシにもあると伺ったんですが、
どうされているのかを教えて下さい。
ネステレンコ:
まず、ちょっとお話を伺って、そのピーチプロジェクトについてちょっと言いたいんですけれども、
今年、福島に住んでいる子どもたちがベラルーシに保養のためにやってきました。
ベラルーシ側が、日本人が今とても辛くて大変な状況であるという事を理解して、
ベラルーシ人が日本人を助けるという立場にちょっと変わったわけですよね。
辰巳:
つまり、桃の話に戻るんですけれども、
それはつまり、福島の子供たちがベラルーシのような遠いところまで、わざわざ保養に行っているのに、
大阪に住んでいる子ども、要するに安全と言われている地域の子どもを
わざわざ福島まで連れていって桃を食べさせる事は、ちょっとおかしいんじゃないかと、
暗に言いたいわけですね。
ネステレンコ:
エートスの事についてなんですけれども、
ベラルーシにおけるエートスの活動についていえば、
プラスの面もありますし、マイナスの面も両方ありました。
ベラルーシのエートスの活動についてなんですけれども、
ベルラド研究所も一時、そのエートスと協力関係にありました。
エートスとの協力のもと、ホールボディーカウンターを搭載して、
巡回車でゴメリ州にあるグラミール地区というところに行きまして子どもの測定をした事もあります。
しかし、そのエートスがやっている活動の内容をよく見たり、一緒に働いているうちに、
協力関係を結び続けるのはちょっとやめておこうという事になり、たもとを分かちました。
そういうわけで、
エートスの活動について日本人のみなさんに、広くあまり紹介しない方がいいのではないかと思っています。
皆さんに唯一アドバイスができるというのは、
そういった福島のみなさん達のためにいろんな団体とかがやってきて、
「こういうプロジェクトをしましょう」とか、「こういう事をやりましょう」
「みなさんのためです」と、
いろんな事を言ったりとか、いろんなプロジェクトを提示してきたりすると思うんですけれども、
一緒に働き始める前にですね、その人たちが提示したものをよくよく見て、
本当に自分たちのためになるのかどうかを、良く調べて、良く考えてから
その人たちと協力関係を持つのかどうか、決めた方がいいです。
上杉:
で、ベラルーシの分断というのはどうなっているのか?
今現在26年後のその活動ですね、現状ベラルーシはどちらの方へ動いたのか?
そしてベルラド研究所がエートスと関係を解消するにあたった
具体的な理由を一点でもお聞かせ願えないでしょうか?
辰巳:どのように分断されているのかを?
上杉:
被曝の対処法については二つありますよね?
一つは被ばくのリスクを減らすために避難、避難というか、いったん何処かへ行くと、1か月ほど。
もうひとつは今申し上げたように福島の中で生活して対応すると、
この二つが今現在ベラルーシではどうなっているのか?と。いうことと、
ベルラド研究所がエートスと解消した具体的な理由を一つでも
申しあげにくかったらいいんですが、具体的な理由として何か教えていただけたらと思います
辰巳:はい
ネステレンコ:
まず、避難する、あるいは移住する、あるいはその場に残るといった分断についてなんですけれども、
現在のベラルーシの状況といえば、もう事故が起きたからだいぶ時間が、26年もたっておりますので
移住したいと思った人は、もうとうの昔に移住しているわけですね。
というわけで、結局移住したい人が移住してしまった後で、
じゃあこれからそういった地域でどうやって生活していくかという事を考える人の方が多いです。
他にこのような問題がベラルーシにありました。
チェルノブイリの事故の後、
人々が避難あるいは移住をしてしまって、その村が無人になっていますよね。
だけども言えはそのまま残っている訳で、ようするに住もうと思えば住めるわけです。
ちょうど90年代の初めの頃に内戦がいろいろなところでありまして、たとえば、
アゼルバイジャン、アルべニア、アルバ、チェチェン、と言ったところで難民になってしまった人が、
自分たちの家がもうなくなってしまったので、
汚染地域に残っていた無人の家に勝手に引っ越してきて、勝手に住むというケースもあります。
で、その人たちに言わせれば、爆弾に当たって弾に当たって死ぬよりも放射能の方が安全という事ですね。
ベラルーシでは国がプロパガンダというものを積極的にやっておりまして、
そのベラルーシが言っている国のプロバガンダというのは
「安全である」
「放射能は危険ではない」
「住民は住むことができる」
「安心していい」
そういった事ばかりをよく言っていますので、
それについていろいろと聞いて、やっぱり信じる人と信じない人がいます。
人によっていろいろです。
それからエートスとの問題についてなんですけれども、
いろいろなことがあったんですけれども、たもとを分かつ一番の理由になったことというのは、
測定はする。けれども、その結果について、
「被ばくをしている子どもに対しての対策はしちゃダメ」とエートスの方から言われました。
ベルラド研究所としてはペクチンサプリを子どもたちに渡して、被ばく量を減らそうという方に、
「そういうふうにした方がいい」と言ったのに、
エートスは「そのようなものはあげなくていい」
「そんなことは我々はしない」と言われたので、それで我々はエートスから離れることにしました。
関連ブログ↓
赤い羽根共同募金とピーチプロジェクトと半谷輝己そして田中俊一が同じ線で繋がった
9/1収録上杉隆&おしどりマコ(内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2311.html
ーーーー
エートスって「検査はするけど対策しない」ところが山下俊一みたいだ!
ベラルーシのプロバガンダは今の日本と同じだ!!
唯一のアドバイス
「いろんなプロジェクトを提示してきた人をチェックするのが大事」ですぐに頭に浮かんだのが
赤い羽根からお金をもらって講演をしている半谷輝己。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2292.html
赤い羽根募金はみんなの善意のお金を使っているのだから、
ネステレンコさんがおっじゃるようにチェルノブイリのアドバイスを聞いてきちんとチェックしてほしいな。
赤い羽根共同募金から多額の助成金をもらって「放射能は怖くない」と洗脳講演
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2292.html
放射能は怖くないという活動のために募金を使う位ならば、
保養プロジェクトとか、市民測定所とかに使ってほしい。
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