http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/212.html
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ひと月ほど前の記事ですが、たぶん重要な内容なので、引用しておきます。
http://ishikiya.blog72.fc2.com/blog-entry-395.html
まず衝撃的なニュースです。
「18歳以下1人が甲状腺がん 福島健康調査8万人分析」
(共同通信)
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/239.html
今朝のフジテレビのニュース番組「とくダネ」を観ました。
「福島県、子供の甲状腺検査で36%に、異常を発見 」
http://www.dailymotion.com/video/xthlls_yyy-yyyyyyyyy36-y-yyyyy_news
『最大2.5mmの嚢胞を含む複数の嚢胞(個数はカウントしていない)』を持つ7歳、福島県の男児。東京の池袋病院で再検査してもらう場面がありました。TV画面に、そのエコー画像も映し出されました。結果、10mm大の嚢胞(私には充実性結節ないし内部に充実性病変を有する嚢胞のようにも見えました)が2個見つかりました。医師は「(複数の)嚢胞がかたまったようなしこり」と表現。検査した先生は、「全く心配いりません。いまのところは」と。
えっ?吸引細胞診は?と思いました。
これがヤラセでないとすると、2.5mm以下の多発性嚢胞の状態が、極めて短期間に「(複数の)嚢胞がかたまったようなしこり」、あるいは 10mm 大の嚢胞が2個あるような像に変化していたという事になります。
実は、県民調査で1個と言われていたのが、他の病院での検査では2個に増えていたとか、「小さな嚢胞がグジュグジュになったような」という話も耳に入ってきます。
あるいは、福島県以外の地域からの避難者のエコーをしてきた医師の話では、40~50 % 位は嚢胞が見つかるといいます。福島県より汚染の低いはずの地域で、寧ろ福島以上の嚢胞保有率なのです。
さらに、これまでの「県民健康管理調査」の甲状腺エコー検査で気になる事があります。
嚢胞だけの比率に注目すると
H23.10~11 H23.11~H24.3 H24.4~H24.4~8
28.8% 35.1% 43.1%
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240911kentouiinkaisiryou.pdf
このように、経時的に増加してきています。
厳密な年齢分布や被曝の程度の比較はできないものの、これらの事象を、一貫性をもって説明し得るものとして思いつくのは、以下のような仮説です。
<放射線によって形成される甲状腺嚢胞は、短期間のうちに急速に発生し、数が増えたり、サイズが大きくなったりしながら、極めてダイナミックに変化する。場合によっては多数の小嚢胞の集簇が融合して、大きな嚢胞を形成する事もあり得る。>
嚢胞形成の病理学的機序はわかりませんが、放射線が原因である事はほぼ間違いなさそうに思います。
だとすると、子どもたちの甲状腺嚢胞は数ヶ月単位ででも丁寧に経過を観て行く必要があると思います。
これが癌発生の前兆でないとは言い切れませんから。
先ほどの福島の男の子の嚢胞は、2.5mmから10mm(4倍)になるまで、1年もかかっていないのですから。
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