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ドイツZDF 放射能汚染した福島 日本語字幕付き
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2012-10-18 22:23:59NEW まっちゃんのブログ
ドイツZDF「放射能汚染した福島」
ここは福島第1原発に向かう途上の死に絶えた町
東電は時々 選別されたマスコミの記者に
原発事故現場への立ち入りを許す
最近では5月末に行われた3・4号機の裏では
空間線量計の警戒音が鳴り響く 毎時1.5ミリシーベルト
許容基準の1万5千倍だ 留まれるのはせいぜい数分
これが4号機 信じられないことに この不安定な廃墟に
高濃度の放射性燃料が置かれている ”眠れる竜”と専門家は4号機を呼ぶ
小出裕章 (京都大学原子炉実験所助教)
「冷却プールに小さなヒビが入るだけで
水が抜けて燃料棒はむき出しになります
そうなると冷却は不可能です
新たな地震が津波で建屋が崩壊すれば
昨年のメルトダウンの10倍のセシウムが放出されるでしょう
風向きによっては東京にも被害が及びます」
東電はそのような恐怖のシナリオに耳を貸そうとしない
”すべてコントロールしている”そうだ
ナガイ ヨシカズ(東電広告担)
「そのような不安の声があることは我々も存じています
4号機を調査しただけでなく補強工事も行いました」
原発から60キロ 住民は誰ももう東電を信用していない
農家大沢かずのりさんはほかの被害者と共に市民グループを結成した
毎月1回 東電の代表者に面会し 被害者への賠償について話し合う
彼らの土地は放射能汚染しているからだ
大沢かずのり (農家)
「以前の生活を返してほしいです 土だけではない
心の汚染を取り除きたいのです」
2011年3月11日 日本の土台が変わってしまった
死者1万5千人 何十万人が家を失った まずマグニチュード9の
地震が5分以上続き 次いで巨大津波が全てを飲み込んだ
そして原発事故・・・ その真の被害について
責任者は国民にはほとんど何も知らせずにいる
ZDFは惨劇の数カ月後 初めて大沢さんに会った
当時大沢さんは家族と自分の健康をとても心配していた
その心配は現実となった 農家を廃業しなければならなくなったのだ
大沢さんには約30万円の賠償が国から支払われた
かつての米の一年の売上高だ 野菜と果物に対しては
まだ何も支払われていない
大沢かずのり (農家)
「我々はみんな 間違いを犯したわけではないのに
苦しまなければいけない 賠償が支払われるまで
負けたくない それだけです」
カネコさんも賠償を待っている一人だ
「私の頼みはすべて跳ね返されました
何の理由もなく! 何故”損害賠償”なんて言葉を
使えるのか理解できません
線量は去年よりもひどくなっているのに
何故安全な土地だと保証できるのでしょう?」
言い訳に聞こえるかもしれませんが
こちらのケースは東電本社で理解できないと言うことで
”根拠なし”として却下されました
原発事故は東電を破産させた 福島原発は廃炉にするほかなく
収束作業費を負担しなければならない 広報担当は
150万人の被害者への賠償支払いの遅れを言い渡した
ナガイ ヨシカズ(東電広告担)
「賠償が遅すぎる事に対する不満の声も存じていますが
最善を尽くしております」
現在東電は国の監視下にある 政府は約一兆円を東電
のために融通した 政府は東電に貸しのある銀行
を守ろうとしていると野党は非難する
銀行は事故後も東電に金を貸し付けたからだ
河野太郎 (自民党)
「民主党政権は東電を倒産させたくないのです
東電が倒産すると銀行が貸し出した金が消滅する
簡単な理由です 政府が東電を倒産させないのは
そのためです 政府は銀行の利益を守ろうとしているだけです」
日本では間もなく選挙がおこなわれる 政府は2030年代に
原発をゼロにするという約束を行った
しかし空約束のようなこの発表に対して反対者の怒りは大きく
毎週金曜日にデモが続いている
じょうのちさと (緑の党)
「政府のエネルギー政策は矛盾だらけです
選挙を前に人気を取るためのものだからです
まだ成熟していません 選挙が過ぎたら宣言は
撤廃されるに決まっています」
その間にも政府は既成事実を作り続ける
7月には 西日本でフクシマ後始めて原発が再稼働された
それも地震学者が長年この地方の地震を警告しているのに
大飯原発は活断層のほぼ真上に建っている事が
専門家によって確認されている
渡辺満久 (東京大学変動地形学者)
「大飯原発が安全とはいえません
確かに日本にとって原発は必要ですが 再稼働をする前に
安全が科学的に立証されなければいけません」
一方大沢さんは原発は二度とゴメンだと思っている
本宮市の保健課で検診を受けることにした
被爆しているのがわかっているためその数値を知りたいのだ
”許容できる程度です”と医者は説明するが しかしそれ以上
詳しい事は教えてもらえなかった
しかも数ヶ月前に自費で受けた検診ではずっと高い数値が
検出された 大沢さんの一番の心配は自宅の線量だ
事故から一年半以上たったのに 大沢さんは毎週
正確に線量を記録している しかし放射能には
色もニオイも味もない 今の畳は最高0.6μシーベルト
大沢かずのり (農家)
「畳の上で寝てはいけない線量です
ここに座っているだけで年間の被爆量が2ミリシーベルトです
それくらい自宅が汚染してるんです
真剣に考えていたら気がおかしくなります」
けれども福島県から出て行く気はない
放射能にもかかわらず 慣れ親しんだ場所に
留まりたい 生まれ育った土地だ
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