セシウム 岩手県キノコ3000Bq 東京で宮城県産の牛肉150Bq 京都で岩手県産マダラ81Bq
http://portirland.blogspot.jp/2012/10/cesium-iwate-tokyo-miyagi-kyoto-kinoko-gyuuniku-madara.html
2012/10/18 　たむごんの白熊ニュース

他県の物が流通後発見・京都でも見つかる・多種の食品で検出。
この3点が、発表測定されたセシウムの値の一覧の中で、特に気になっています。

京都のマダラについては、100Bq/kgを下回るものの、流通品と発表されています。汚染された食品は、確実に流通していますね。

自治体測定の放射性物質の検査結果

▲食品中の放射性物質の検査結果について（第５００報） 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002m6o6.html
(東京電力福島原子力発電所事故関連)

・食品中の放射性物質の検査が行われ、その結果について別添のとおり情報を入手しましたので、お知らせします。

１　自治体から入手した放射性物質の検査結果
札幌市、岩手県、宮城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、千葉市、東京都、
神奈川県、川崎市、相模原市、新潟県、新潟市、富山県、金沢市、静岡市、名古屋市、
京都府、京都市、大阪府、大阪市、神戸市、姫路市、徳島県
　　　※基準値超過（５検体）
　　　　No.64:岩手県産ハツタケ（Cs：3,000 Bq/kg）
　　　　No.65:岩手県産コウタケ（Cs：110 Bq/kg）
　　　　No.68:岩手県産原木ナメコ（Cs：150 Bq/kg）
　　　　No.229:宮城県産ナラタケ（Cs：620 Bq/kg）
　　　　No.586:宮城県産牛肉（Cs：150 Bq/kg

▲食品の放射性物質検査について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002m6o6-att/2r9852000002m6rx.pdf

64 岩手県 岩手県奥州市― 非流通品農産物　野生きのこ類　（ハツタケ）

― 岩手県農業研究センターGe H24.10.12 H24.10.17

Cs134 1110 Cs137 1860 合算3000

65 岩手県岩手県 岩手県奥州市― 非流通品農産物　野生きのこ類　（コウタケ）

― 岩手県農業研究センターGe H24.10.12 H24.10.17

Cs134 18.4 Cs137 87.2 Cs合算110

68 岩手県 岩手県大船渡市― 非流通品農産物原木なめこ露地
岩手県農業研究センター　Ge H24.10.12 H24.10.17
Cs134 54.1 Cs137 99.4 Cs合算150

229 宮城県 宮城県大崎市― 非流通品農産物　ならたけ野生
宮城県Ge H24.10.12 H24.10.17
Cs134 230.4 Cs137 392.1 Cs合算620

586 東京都衛生部局 宮城県登米市― 非流通品畜産物牛肉―
東京都健康安全研究センター Ge H24.10.16 H24.10.17
Cs134 61 Cs137 87 Cs合算150

※No.586の牛肉は、宮城県から東京都に出荷。そこで、検査に引っかかってますね。

リストの中の食品で100Bq以下のもの
▲食品の放射性物質検査について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002m6o6-att/2r9852000002m6rx.pdf

同様に上記の中から抽出。魚介類・玄米・キノコ類は一部を除き除外。
詳細は上記ご参照。

下記の数値　Cs134, Cs137, Cs合算

岩手県
100 岩手県 岩手県九戸村江刺家村　非流通品農産物 大豆露地
(財)日本冷凍食品協会Ge H24.10.10 H24.10.15
<3.9 8.57 8.6

107 岩手県 岩手県滝沢村― 非流通品農産物 野生きのこ類（ナラタケ）
― 岩手県農業研究センターGe H24.10.11 H24.10.16
32.2 44.8 77

宮城県
117 宮城県 宮城県栗原市― 非流通品農産物 りんご露地
宮城県Ge H24.10.12 H24.10.15
<4.39 8.7 8.7

232 宮城県 宮城県登米市（製造所） 流通品その他梅干―
宮城県NaI H24.10.10 H24.10.17
― ― 27

栃木県
238 栃木県 栃木県日光市― 非流通品農産物ソバ
― 栃木県農業試験場Ge H24.10.15 H24.10.16
<4.2 5.7 5.7

239 栃木県 栃木県日光市― 非流通品農産物ソバ
― 栃木県農業試験場Ge H24.10.15 H24.10.16
15.1 25.6 40.7

240 栃木県 栃木県日光市― 非流通品農産物ソバ
― 栃木県農業試験場Ge H24.10.15 H24.10.16
19.2 22.7 41.9

群馬県
471 群馬県 群馬県沼田市― 非流通品農産物ニンジン露地栽培
（財）日本冷凍食品検査協会 Ge H24.10.15 H24.10.17
<3.2 3.45 3.5

486 群馬県 群馬県中之条町― 非流通品農産物カキ露地栽培
（財）日本冷凍食品検査協会Ge H24.10.15 H24.10.17
2.66 3.59 6.3

487 群馬県 群馬県東吾妻町― 非流通品農産物リンゴ露地栽培
（財）日本冷凍食品検査協会 Ge H24.10.15 H24.10.17
<2.4 3.46 3.5

489 群馬県 群馬県みなかみ町― 非流通品農産物クリ露地栽培
（財）日本冷凍食品検査協会 Ge H24.10.15 H24.10.17
<2.3 2.54 2.5

492 群馬県 群馬県沼田市― 非流通品農産物 コンニャク（生イモ）露地栽培
（財）日本冷凍食品検査協会 Ge H24.10.15 H24.10.17
<2.4 2.59 2.6

494 群馬県群馬県群馬県渋川市― 非流通品農産物 コンニャク（生イモ）露地栽培
（財）日本冷凍食品検査協会 Ge H24.10.15 H24.10.17
2.99 6.62 9.6

京都府
670 京都市保健福祉局 保健衛生推進室保健医 岩手県― 岩手県流通品水産物マダラ
― 京都市衛生環境研究所Ge H24.10.11 H24.10.11
30.26 50.4 81

※京都のケースは、岩手県産の流通品

緊急時モニタリング又は福島県の検査結果

２　緊急時モニタリング又は福島県の検査結果
　　　※基準値超過（18検体）
　　　　No.19、71、73:福島県産コモンカスベ（３）（Cs：150、140、550 Bq/kg）
　　　　No.27、76:福島県産シロメバル（Cs：170、470 Bq/kg）
　　　　No.29:福島県産スズキ（Cs：140 Bq/kg）
　　　　No.59:福島県産アイナメ（Cs：390 Bq/kg）
　　　　No.62:福島県産イシガレイ（Cs：140 Bq/kg）
　　　　No.86、87:福島県産ヒラメ（Cs：130、690 Bq/kg）
　　　　No.98:福島県産マコガレイ（Cs：210 Bq/kg）
　　　　No.149:福島県産サクラシメジ（Cs：170 Bq/kg）
　　　　No.150:福島県産ナラタケ（Cs：250 Bq/kg）
　　　　No.152:福島県産アケビ（Cs：120 Bq/kg）
　　　　No.192、193、196:福島県産イノシシ肉（３）（Cs：320、2,300、180 Bq/kg）
　　　　No.197:福島県産ツキノワグマ肉（Cs：640 Bq/kg）

管理人が気になったのは、東京都で検出された宮城県産の牛肉、京都で検出された岩手県産のマダラ。他県に出荷されたものであり、氷山の一角ではないでしょうか。

加えて、京都のものは100Bq/kgを下回っているとは言え、流通品となっています。西日本も含めて、汚染食材が流通していますね。

コメント
01. 2012年10月19日 07:31:37 : IwMfIuPFcI ３・１１以降　何を信じれば良いのか… 人間に必須な空気・水が汚染されて… この掲示板で　自分の方向性を見つけられたら〜と　検索させて頂いています。
02. 2012年10月19日 19:53:57 : Rmgo2cK5ZQ 事故当時数ヶ月に渡った、ドイツシ気象台やフランス放射線防護原子力安全研究所（IRSN）やスイスの気象サービスMeteomediaや国際的地位が確立しているノルウェーの大気研究所NILUなどの、福１放射能雲のリアルタイムシュミレーションですでに判っていたことだが、紀伊半島から道東沖まで全部拒否レベルの放射能魚介類さ。 とくに道東沖などは千葉北部や茨城南部や埼玉並の放射能雲（黄色レベル）が３日に１回くらいの高頻度で流れていた地域だ。上記のシュミレーションから判断すれば高汚染地帯と言ってもいいくらいだ。 今後３年以内には上記地域だけでなく、北太平洋と日本の太平洋側はムラなく平均して綺麗に汚染され、１０年後には日本海も太平洋と同じになり環太平洋諸国はみな同じというシュミレーションが米国で出てるので、そのころは２，３ヶ所の海域の汚染魚を測れば全国みな同じという判断がつくだろうから、手間暇掛かる検査の世話は無い。
03. 2012年10月19日 19:54:18 : FdYcVTIWmk 岩手産でこれだけ出ている。福島、栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉その他の関東の自治体。宮城、山形、秋田、青森のそれぞれの自治体はまじめに検査してるの。 新潟、長野の甲信越の自治体もしかり。お茶で大騒ぎになった静岡は大丈夫か。
04. 2012年10月19日 19:58:40 : Rmgo2cK5ZQ >>02訂正 ×　ドイツシ気象台 ○　ドイツ気象台
05. 2012年10月19日 20:37:48 : Rmgo2cK5ZQ 実は、産地判定検査というものがある。 生育環境特有の安定同位体の違いを利用した、安定同位体比分析や微量元素分析を使って産地を特定する技術だそうだ。産地偽装などを調べられる。同位体研究所http://www.isotope.sc/index.htmlなどがやっているが農産物、肉類、海草の判定はあっても肝心な魚介の産地判定がないのが難点だ。 この研究所はガンバレ東北やガンバレ日本などのキャッチコピーなど掲げてるので胡散臭いところがあるが、他にも産地判定検査機関があると思う。 今後は、産地偽装などが必ず横行するハズだから、ベクレル検査だけでなくこういう産地判定検査も利用する必要があるだろう。 ただ、判定費用が１検体３．５〜５万円もするから、個人では難しく市民団体などで資金を集めてやるしかないだろう。

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