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一昨日、校正用標準線源を売っていたネット業者が逮捕された。
「放射性セシウム:ネットで販売容疑、韓国人2人逮捕」 (毎日新聞・2012年10月12日)
mainichi.jp/select/news/20121012k0000e040223000c.html
この標準線源は、1マイクロキュリー (37000ベクレル)のセシウム137をプラスチック容器に入れ封止したもので、
製造年月が表示されおり、半減期(30年)の減衰分を計算に入れて線量計などの校正を行なう。
容器表面で約10マイクロシーベルト/時だが、セシウムは密封してあり、容器を破壊しない限り飛散しない。
きちんと管理すれば危険はない。米国などでは誰でも買えるものである。
今どき数万ベクレルの汚染土はどこにでもあり、また例の黒い藻のほうがはるかに放射能レベルが高く、
吸い込む危険があるのだが、政府はそんなことには目もくれず、この標準線源の回収に必死である。
「校正用標準線源購入者へのお知らせ」 (文部科学省・2012年10月12日)
http://www.mext.go.jp/a_menu/anzenkakuho/news/trouble/1326852.htm
http://www.mext.go.jp/a_menu/anzenkakuho/news/trouble/__icsFiles/afieldfile/2012/10/12/1326852_1_1.pdf
その理由は、校正用線源が国民の手に渡ると、とくに国産の線量計やWBCなどの測定器を
値が低めに出るように不正に調整していることがバレてしまうからである。
線量計の普及を阻止するわけにはいかないが、校正用線源だけは政府の思うようにコントロールしたいのだ。
国民が汚染の実態を知るのを防ぐために、政府はどんなことでもするだろう。
国産の測定器はもちろん、校正用標準線源までもすでに手が加えられている可能性が大きい。
たとえば1マイクロキュリーの標準線源に、2マイクロキュリー分のセシウム137を詰め込む。
実際は2マイクロキュリーであっても、表示は半分になるわけだ。
また政府の息のかかったインチキ校正業者が現れる可能性もある。
「測定器には定期的な校正が必要です」などと宣伝し、お客から預かった線量計を低めに表示するよう
不正調整してしまうのだ。
こういった不正を防止するため、線量計の測定値をチェックする政府とは独立した民間組織が必要になるだろう。
線源の取扱資格を持った人にぜひお願いしたいものである。
おそらく政府・自治体が配布している線量計やバッジなどは、実際より低めの値を示し、
全く信頼できないことがわかるだろう。
放射能汚染の測定を行なうときは、輸入品を含め機種の違う2台以上で行なうべきだ。
この国の政府は極めて悪質であるから、我々国民もよく注意して知恵を働かさないといけない。
国の言うことやることを信じているととんでもない目にあうことになる。
信じるものはすくわれる。足をすくわれるのである。
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