http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/861.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/89262c03d849cc6409f91ef4a58be103
木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」
より部分転写(他の重要な情報もあるので是非リンク先もご覧下さいbyこーるてん)
転写開始
【静岡・島田市・ガレキ阻止】
ジャーナリスト青木泰さんから、島田市の最新状況がメールで届きました。地権者が、ガレキ焼却を何とか進めようとする市側に強固な対策を取り始めました。
===========================================
島田市の地権者は、きのう8時に島田市の最終処分場前で、ロープを張り、自分たちの所有地に入らないように、実力行使に踏み切りました。現在現場で、対応中です。関係メディアも入っています。島田市の地権者のこの取り組みを応援してください。
静岡県島田市でのがれきの受け入れをめぐる情況は、いよいよ最終版を迎えています。
ご案内のように島田市は、神奈川県に続きがれきの受け入れに手を上げ、2月に試験焼却を終え、(その結果野田宏氏による計算結果、バグヒィルターで60〜80%しか除去できていないことが判明。)3月には、市としてがれきの受け入れを表明しました。
しかし島田市は、その間最終処分場の地権者に、相談し了解をとることなく、受け入れ決定を発表していたのです。島田市のごみの最終処分場は、全国でも珍しく、民有地を地権者から市が借り受けて、毎年、3月に賃貸契約を更新し、運営する形をとってきていました。
がれきを焼却した後の濃縮された放射性物質を自分たちの所有地に埋められては、たまったものではなく、地権者は、今年度の賃貸契約は更新せず、4月からは、未更新のまま生活ごみ由来の焼却灰が持ち込まれる情況になっていました。地元の処分場は、周辺が茶畑で突然のがれき持込には、処分場周辺の農家もほぼ全員が反対してきたことは、先にもお伝えしました。
島田市長は、”がれきの受け入れ=絆キャンペーン”にのって、TV出演するなど、がれきの受け入れを全国にアピールしてきましたが、その実一番肝心な地権者や住民の了解を取ることなく、むしろ反対の声を押し切ってがれきの受け入れを進めてきたのです。
島田市は、地権者の了解を取れなくなっても、がれきの受け入れの旗を降ろすことを拒み、5月23日には、がれきの受け入れ、島田市の田代環境センターで、焼却しました。
その結果、環境省や岩手県のホームページでも、島田市はがれきの受け入れを「実施」しているということになっていますが、実はその日に運び入れたのは「10トン」で、北九州市の試験焼却の「80トン」と比べても、がれきを受け入れたというアリバイ作りの焼却だったことがわかります。(実際10トンを4つのコンテナで運び、そのうち1つのコンテナからは、木屑どころか75kgの石ころが入っていて、大騒ぎになりました。)
それ以降島田市は、がれきの受け入れができない情況になっていました。
その後も、地権者は、契約更新すれば、がれきを運び入れることがわかっているため、契約更新を拒み、契約更新していない自分たちの所有地に、焼却灰を運び入れることを辞めるように、これまでも期限を区切って申し入れてきました。そうした中で市は、契約更新していない地権者に、契約金額を勝手に振り込み、地権者は、送られてきたお金を市に返しに出かけるという”事件”もありました。
地権者は、9月30日を期限と、勝手に所有地を使わないことを求める通知を出していましたが、それも無視されたため10月1日には、処分場に「告ー契約期間の終了につき平成24年10月1日より、この土地への立ち入りを禁止します。地権者(6名)」の看板を掲げました。それでも無視し処分場を勝手に使い続けるため、とうとう実力行使に踏み切りました。
下記は実力行使を島田市と静岡県のメディアにお知らせする地権者の通告です。
最終処分場前での記者会見が10月11日9時に島田市最終処分場入り口で開催。
島田市の最終処分場は、市が所有する土地ではなく、11名の地権者が、その所有地を賃貸契約で貸しています。賃貸契約は、年度ごとに契約更新し、4月1日が契約の開始日時になっています。しかし、島田市は、契約がないまま、処分場として使用してきました。また契約もしていないのに、賃貸料を振り込んできました。
私たちは、賃貸契約が締結されていないので、私たちの土地に入れないようにロープを張り、実力行使に踏み切ります。(朝8時)
2012年10月11日
島田市最終処分場地権者(6名)
連絡先:省略
朝8時予定通り、ロープが張られたということです。
地方自治体が、賃貸借を受けている処分場の所有主の了解を取ることなく、埋め立て処分するというのは、前代未聞のことです。
地方自治体に限らず、行政機関は法令順守が最低限の約束事であり、自分が勝手に進め施策のために、地権者を追い詰め、しかも生活ごみの処理さえ担保に取るというのは、尋常ではありません。島田市、そして静岡県に抗議をお願いします。
島田市の情況については、
市民団体「安心して暮らせる島田の市民の会」のTogetter「島田市最終処分場の地権者にエールを!」:
http://togetter.com/li/386949
「震災ガレキ市民サミット in 静岡」
期 日 2012年10月13日(土)
開 場 13:00〜
第 1 部 《全国震災がれき状況報告》 13:20〜15:00
<山田町視察報告>
田尻 繁 氏
[富山議員がれき調査団(市民参加)]
[富山県議会議員]
第 2 部 《静岡県内震災がれき状況報告》 15:10〜16:40
@浜松市 A島田市 B静岡市 C富士市 D裾野市
第 3 部 《交流会》 17:30〜19:00
会 場 静岡労政会館
(静岡市葵区黒金町5−1)
参 加 料 500円[カンパ歓迎]
総合アドバイザー 青木 泰 氏 [環境ジャーナリスト]
http://gomigoshi.at.webry.info/
主 催 震災がれき市民サミット実行委員会
転写終了
原発・フッ素27
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素27掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。