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http://mainichi.jp/select/news/20121009k0000e040160000c.html?inb=fa
復興予算:「なぜ国立競技場の改修に」
毎日新聞 2012年10月09日 12時49分(最終更新 10月09日 14時06分)
東日本大震災で復旧工事が必要となった国立競技場=石丸整撮影
東日本大震災の復興予算は東京・国立競技場の改修工事にも充てられている。震災でひび割れた樋(とい)や壁を補修するもので、政府の復興基本方針にも沿うとして昨年度の3次補正予算で認められた。しかし「なぜ東京で、しかも競技場に」という疑問は消えない。競技場を管理・運営する独立行政法人「日本スポーツ振興センター」は昨年度、施設整備だけで約30億円もの補助金を国から受けており、緊急なら他の事業を削るべきだったとの指摘もある。【石丸整】
国立競技場は昨年3月11日の揺れで、通路の天井の隙間(すきま)に設けてある十数カ所の鉄製の樋やコンクリートの壁がひび割れるなどした。余震で樋が落下する恐れがあるとして、日本スポーツ振興センターは補修工事費3億3000万円を要求。所管する文部科学省が予算に上げた。
同省スポーツ・青少年企画課の担当者は「震災で壊れたものを直す復旧事業。放置すると利用者に危険だ」と工事の必要性を説明。工事は今年5月に始まり、現在通路などに足場が組まれている。ただ国立競技場は建て替え計画が浮上しているため、樋を安価なステンレス製に変更。工事費は1億5225万円と半減し、予算との差額は国に戻るという。
同センターは11年度、国立登山研修所(富山県)の改修費などとして約30億円の補助金を国の一般会計から受け、予定通り消化した。経済ジャーナリストの荻原博子さんは「国民が何のため復興増税に同意したと思っているのか。国立競技場を補修したければ別の工事を止めて財源を充てればいい」と憤る。
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