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原発事故直後の危機感ゼロの東電社内会議・・・現場主体ではなく本店主体が事故を大きくした
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2012年10月09日 がんばれ福島原発!
1号機の爆発が起きても、奇跡的に冷却が継続出来ていた2・3号機・・・・・
その間にいくらでも対策が出来ていたはずなのに1F(福島第一)では、何もと言っていいほどに
対策が出来ていなかった。
2Fでも同じような状況が起きていたにも関わらず、バッテリーが切れるまでに代わりの電源確保がされた。
これが真実だ!
設備の違いがあるにせよ、事故対策の初動対策の差が歴然とした。
この差は、何だったのだろうか・・・
当時の1Fの吉田所長は、現場からの叩き上げで、独断での対応をせずに東電本店の支持を優先させた。
社内会議で度々出てくる高橋フェローは、2F→柏崎の原発所長を歴任し本店に戻った。
柏崎時代には、大きな地震に見舞われ燃料プールの水が溢れる等の経験をしている人だが・・・
1Fのような大きな被害は無かった。
原発担当役員は、少なくとも現場所長を経験するものだが、大きなトラブルは全く経験していない。
東電にとっての大事故は、柏崎が地震で受けたものが最大だったから、それを経験した本店の人間の
危機感が本店の危機意識のレベルを左右したように思われる。
現場の吉田所長の切迫感と本店対策本部のお気楽さには、雲泥のがあった。
本店の現場を見たことのある程度の人間が、ガタガタ言うことで、一層現場が混乱して行ったのだ。
1Fの対応で東電本店は、手一杯になってしまい、全てを一任された2Fの所長は、独断で部材手配
作業指示を行い、大事故を引き起こすことなく「冷温停止」まで導くことが出来たのだ。
本気で危機意識を持っていた東電関係者が一人でもいたならば、全く違った方向へ進んだに違いない。
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