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福島県の66歳の男性のWBC検査結果 セシウム合計 25000Bq/Body 検出
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11374710005.html
2012-10-08 21:17:44NEW まっちゃんのブログ
〜略〜
今回、同じような方が見つかったためご紹介したいと思います。
66歳の田村市在住の男性です。今から除染作業をするとのことで
その作業前の状況評価のためにいらっしゃいました。
結果は134、137併せて25,000Bq/bodyでした。体重あたりに
換算すると約340Bq/kgとなります。
チェルノブイリの事故後の周辺地域と比べて、大多数の方の内部汚染は
あったとしても1〜2桁低いです。しかしながらこの300Bq/kgという
レベルは、チェルノブイリに匹敵します。
原発事故後からの慢性摂取パターンで計算したとして、預託実効線量は
1mSvを少し超えました。イワナ、ヤマメ、ニジマス、釣りの大好きな方
で、1週間に1度ぐらいはされるとのことでした。
一部を持ってきてもらい、計測しましたが、それぞれが124Bq/kg, 160Bq/kg
692Bq/kgでした。イノシシの肉もよく食べるとのことでした。
旧警戒区域を車で走っていると、イノシシと車が激突し、その後どのようにして
イノシシを絞めて自宅に持って帰ったかを話してくださいました。
肉の臭みを消すコツがあるそうです。
たらの芽、ワラビはよく採りに行っていたそうです。庭で採れた
ふきのとう、ミョウガなども大好きとおっしゃっていました。
総じて未検査だったようです。ちなみに持参してくださったイノシシは
834Bq/kgでした。先日の値が高かったご夫妻も含めて、皆さん非常に元気な方々です。
イノシシと格闘するほどなのですから。今まで通りの生活、今まで通りの
趣味を行い、今まで通り元気に暮らしていらっしゃるわけです。
体がだるくてとか、何か症状があってという話、急性期の症状は
今のところ何も認めません。
ただこの値のまま何年も生活するのはさすがに良くないと思います。
まずは、内部被ばくの一般的なお話をして、食品摂取をどのように
するか相談をし、継続的にチェックするしかありません。
ちなみに、先日このブログの第22回でご報告した夫妻ですが
7月初旬にセシウム134と137併せて12,000Bq/body程度であった
70歳代男性が、1カ月後の再検査で9,000Bq/bodyへ。
8月初旬に約20,000Bq/bodyだった同じく70歳代の男性が
17,000Bq/bodyまで減少していました。
やはり、気をつけるべき食べ物を絞り、未検査のものばかりを食べない
ようにお話しすると、再検査で必ず値は下がります。
今後も3〜4カ月のスパンを置いて再検査のために来院していただける
ようお願いしています。繰り返しになりますが、定期的なチェック
継続的なモニタリングが必須です。
ソース 南相馬市立総合病院非常勤医 坪倉正治(つぼくら・まさはる)
http://www.asahi.com/health/hamadori/TKY201210050155.html
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