「転向」の解説（１）　私の原子力思想
http://takedanet.com/2012/10/post_6542.html
平成24年10月7日　武田邦彦（中部大学）

ある先生が、「結果について責任を持たなければならない政治家もしく

は実践家の「転向」と、認識に責任を持つ科学者のばあいはわけて考えなければならない」こと、「政治家もしくは実践家であろうと、科学者であろうと、なぜ、どのように「転向」したのか、そして、その「転向」を踏まえて、自分の今日が如何にあるのか、この点には十分な吟味が必要であり、これを行うことが知的誠実さだろう」とご指摘されました。

原発事故以来、私は「原発推進派」から「原発反対派」に「転向」したのではないか、従って武田の言うことは当てにならないとの批判を受けてきました。それに対して、「科学者にとって転向は道徳的悪でも学問的不適切でもない。それに私は転向していない」とし、かつ「転向を弁明するのは潔くない」としてこれまで黙っていました。

しかし、私は「知的誠実さ」に欠けていたようです。ここでそれを反省し、私の「転向」について、１）何を転向したのか、２）自分の今日は何か、について吟味を加えたいと思います。今のところ、まだ価値観と思想の区別が明確になっていないので、時々混乱しています。

・・・・・・・・・ここからは音声です・・・・・・

１）「安全な原発」と「非核武装」が私の価値観（思想）
２）原発が不安全になって行くときの科学者の身の置き所、
３）原発に関する著述の変化
４）被曝の限度に関する変遷

コメント
01. 2012年10月07日 13:00:54 : hSKRyRNc22 理論と、それを証明する実体、フィールド実働実験や観察と一緒にしては嘘。 後者が統計や確率の近似値科学。前者は未科学。 核物性ゆえ、実働実験が不可能。巨大核パワーが、核をばら撒けばお仕舞いだから。 今、実存し得ない。絶対安全が絶対条件で、絶対安全を言える、誰も無いから。 または、今、多分、未来も、あらゆる危険因子を知る誰も無いから。 人智主義、人間主義、拡大主義、独善、排他、選民・・・世界宗教、中華思想・・・ 巨大核パワーは、始めから、根底から嘘、出鱈目の器。 それに群がる宗教村、お布施（税金・電気料金）をがっぽり頂く原子力強盗村。 福一の実験稼動機の爆発で、核は、ひとまず、終了。 核兵器が有効なら、世界中で今起こっている戦争に使えばいい。みんな通常兵器だ。 使えないんだな。無差別殺人〜使う側も含め、人類絶滅の不幸？だから。 避けられない巨大な隕石が地球にぶつかり、絶滅するならまだしも、 核・全原発即時廃絶。日本版チェルノブイリ法即時制定。核関連者現行犯逮捕。
02. 2012年10月07日 23:11:53 : ntaeAxWJFE 苦しい言い訳のオンパレードだね。 そりゃだれでも、原発に限らず、絶対に安全な＊＊には賛成し、危険な＊＊には反対するだろう。でも、世の中に絶対に安全なんてものはありゃしない。言葉遊びをして言い訳しているだけ。 さらに、事故前から原発には反対だったなんて、後出しじゃんけんで言われてもねー。 でもよくわかった。本音が。 まもなく、原発安全派に衣替えするだろう。 放射線量もっと限度上げてもいいだろう派になるだろう。 一貫しているのは、売文で儲けようということだけ。だから、両行の先端（？）の意見を科学的根拠なしにいいつのるだけ。 武田教信者はバカをみましたね。
03. ポンポン 2012年10月08日 01:04:23 : ragzOBSNX5lqs : Nj0vsum22E 今まで推進してきて事故が起こったから反対派になる。これを転向といいます。日本語をもう一度勉強しましょう。 「転向」とは - 方向・方針を変えること。向きを変えること。
04. 2012年10月08日 01:48:45 : F5b7pGji72 >02 私も武田教ですが、教授は昨年事故後からああでしょう。 あれ位現実的な感覚の人がいなければ、極端と絶望に走って、事前計画通り、すぐにハードなファシズムだったでしょう。 教授の国内資本や国際資本との関係に興味がないといったら嘘になりますが、まあ、個人的には、日本在住市民にとって、一番穏当な結末が期待できる資本関係ではないか、と信者の一人です。 私も阿修羅に投稿するときは、フィクション1パーセント、後は多少の演出が1割、残りの9割弱は地でやっています。 極端なやつは、クリティカルポイントで作戦通り常に寝返る。そしてそれをしらを切って清々とした顔をし続ける。 うふふふ、今度誰が寝返るか賭けしましょうか、私が勝つと思います。 おっと、これは阿修羅の趣旨に沿わないことを書いてしまいました。 取り消します。 武田教授がこれからどう「豹変」されるか、期待し楽しみにしてます。
05. 2012年10月08日 02:06:22 : F5b7pGji72 事故前の運動論と科学的知見と思想を、事故後も変えない人たちは、次第に桎梏に転化する。 動脈硬化は犠牲者を増やし、最後は、死ぬことで、非原発エネルギー国際資本の生贄になれと、まじめな顔で冗談をこき続ける。 それがあらかじめの筋書き。
06. 2012年10月08日 08:18:42 : XQBYkUSTiM 武田先生は、２０１１年３月１２日に「原発、緊急情報（１）」と題して警笛を鳴らしました。 その記事では今では当たり前になっている、「政府の言うことは当てになりません」と的を得た指摘をしています。 武田先生より原子力に詳しいはずの学者様は、「安全」を繰り返すばかりで、ＴＶ番組の途中で隠れるようにして逃げ出した場面を覚えていませんか。 「転向」、素晴らしいではないですか。 武田先生が転向してくれたおかげで、多くの人が被曝を少なくすることができたのだから。 想定外の事態に役に立たない既存の知識、臨機応変に対応していく「知恵」を先生は持っていると思います。

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