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福島第一原発の事故は収束しておらず、むしろ報道がなされなくなった今も依然として深刻な事態が続いている。
もう放射能は出なくなったとか、もう放射能は薄くなったと、どうも意図的と思われる誤報もある。
しかし、注意深く放射能関連の事件を追っていくと、まったくそうではないことが分かる。
報道されなくなったから、放射性物質が消えたわけではない。騒がないでそっとしておいても、放射性物質は消えないのだ。
日本の大地はむしろ放射性物質が降り積もって、それが日々、身体の中に取り込まれている。もちろん、日本のどこにいても、放射性物質は取り込まれている。
汚染された食物は流通しているし、また、放射性物質を含んだ瓦礫やセメントや物質が、西日本にも九州にも北海道にも拡散していっている。
まだ安全デマをしゃあしゃあと語っている男がいる
福島の米は流通している。2012年10月5日には、郡山市の玄米から100ベクレル超える放射性セシウムが検出された。もみすり機にセシウムが付着していたのだという。
この米はどうなったか。「このコメは流通させない措置を取ったが、地区単位の出荷自粛は求めない」とある。
流通させないと言いながら、出荷は自粛しないとある。何が言いたいのか分からない。「黙って出荷して、流通させる」と言っているようなものだ。
しかし、もう誰も騒がない。いちいち気にしていたら食べるものがないと、日本人はもうあきらめてしまっているからだ。
柿からも、ヤマドリの肉からも、キノコからもセシウムが続々と検出されている。
郡山市のヤマドリは170ベクレル。調べれば、いくらでも汚染された野生動物、野草が出てくる。もちろん川も海も汚染されているので、一部の魚もまた放射性物質を取り込んでいる。
こういった動植物が、食物連鎖を経てどんどん濃縮されて、最後に辿り着くのが人間だ。
「プルトニウムは重くて飛ばない」「魚は食べて大丈夫」とテレビで安全デマを流していた中川恵一のチームは、ツイッターでこう書いた。
『放射性セシウムでは、有機水銀のような「生物濃縮」はほぼ起きません』
しかし、別の教授に、「水銀やPCBのような生物濃縮をする化学物質の代表選手と比べて、濃縮係数が低いからと行って、セシウムが生物濃縮をしないとは言えない。するか、しないかでいえば、するのである」と批判されて、このように付け加えている。
『「ほぼ起きません」は間違いではないにしても、誤解される余地がありました。』
指摘されなければ、誰もが「放射性セシウムでは生物濃縮は起きない」と勘違いしていただろう。
相変わらず、この東大の教授、中川恵一は安全デマをしゃあしゃあと語っている。この人はもう信用を失っているのだから、教授を辞めてしまったほうがいいのではないだろうか。
被曝者のほぼ全員が「中枢神経障害に罹る」
放射能に被曝した人間は癌や白血病を発症していくが、それは事故から4年後から爆発的に増えていく。
つまり、2015年から福島を中心として、東日本の人たちが、どんどん癌や白血病になっていく。
しかし、癌や白血病にならなかった人は幸運だったのかというと、まったくそうではない。
チェルノブイリ事故の被曝者をずっと診察してきた医師が指摘するのは、被曝者のほぼ全員が「中枢神経障害に罹る」という事実である。
この「中枢神経障害」とは、どんなものなのか。原子力百科事典「ATOMICA」の説明によるとこうだ。
放射線による中枢神経障害(中枢神経死) (09-02-04-08)
中枢神経系の障害が発現するような事態は個体にとって致死的なことである。被ばくにより脳細胞の変性、大脳の浮腫、脳血管の炎症がおこり、倦怠感から重症の無欲・無気力状態、虚脱・昏睡状態へと急速に進行する。
上記ページでは急性の説明がなされているのだが、チェルノブイリ事故で起きていたのは「慢性」の「中枢神経障害」である。
分かりやすく言うと、こうなる。
・脳の機能が低下する。
・知能も低下する。
・無気力になる。
・虚脱状態になる。
・脳の病気に罹りやすくなる。
・体力が衰える。
・性格が崩壊する。
放射能によって、DNAが破壊され、細胞が死んでいく。そして、中枢神経系が死ぬとどうなるのか。中枢神経系は「再生しない」ので、一度死んでしまうと二度と元に戻らない。
もっとはっきり言うと、放射性物質を取り込み続けている東日本の人たちは子供も、大人も、みんなまとめて「知能が低下する」可能性があるということだ。
あなたが東日本に住んでいて、黙って放射性物質を取り込み続けていると、たとえ癌や白血病にならなくても、「知能が低下する」ことは覚悟しておかなければならない。
まったく自覚がないうちに、蝕まれてしまう
放射性物質を取り込んでいるあなたは、今後は知能低下や無気力や倦怠感に苛まされる人生を送ることになる。
あなただけではない。
子供たちもそうだし、老人もまたそうだ。問題なのは、これを「自分自身が気がつかない」ということだ。
さらに、知能低下を放射性物質と結びつけることができる人も少ないことだ。知らないうちに、そしてまったく自覚がないうちに、放射性物質に蝕まれてしまう。
東日本では癌や白血病が増えると同時に、学力低下の子供たちや、無気力な青年や、痴呆老人が増えていく。しかし、それが統計に出て来て、それから対処しようとしても無駄なのだ。
あなたが知能低下したら、どんなに努力して向上しようとしてもできない。中枢神経系は「再生しない」ので、努力や向上心で何とかなるものではないのである。
かつて広島・長崎で被曝した人たちの間で、ぶらぶら病というものが発生した。これは原爆症の後障害のひとつとして知られているものだ。
原爆ぶらぶら病
体力・抵抗力が弱く、疲れやすい、身体がだるい、などの訴えが続き、人並みに働けないためにまともな職業につけない、病気にかかりやすく、かかると重症化する率が高いなどの傾向をもつとされる。
広島市への原子爆弾投下後、市民のあいだで名付けられ、医師の肥田舜太郎が被爆患者の臨床経験をもとに研究してきた。肥田によると、当時よく呼ばれていた"ぶらぶら病"の状態が続き、医師に相談していろいろ検査を受けてもどこも異常がないと診断され、仲間や家族からは怠け者というレッテルを貼られたつらい記憶をもつ者が少なくないという。
これは要するに、「中枢神経障害」だ。
チェルノブイリ後、ベラルーシでも、同じ症状が大量発生しているのだが、これをドイツの医師は「間違いなく脳障害だ」と断言している。
知能があるうちに、どうサバイバルできるか考える
今、日本で暮らすというのは、巨大な災厄の中で命を賭けているのと同じである。
もちろん、東日本に住んでいても、あなたは癌にならず、白血病にならず、「中枢神経障害」で脳もやられずに済むかもしれない。
誰もがそうなるとは限らない。しかし、あなたが「そうならない」という保証はどこにもない。
そして運悪く知能低下しても、それが「放射性物質の影響だ」とあなたを見て断言できる医師は少ないだろう。
それは、統計に出る。
全体的に、「日本人の知能が衰えている、体力が衰えている、鬱病患者が増えている」という統計になって始めて、放射性物質にやられたのではないかという推論をする人が出る。
しかし、そのときに「あなた」が被害者になっていたら、もうどうしようもないということを考えたことがあるだろうか。
どんどん知能が低下し、無気力になっていく。そんな中で、豊かな人生や希望ある人生を送ることは可能だろうか。
むしろ、今の生活すらも維持できなくなり、坂道を転がり落ちるように人生が崩壊すると思わないだろうか。
2015年以降、あなたが「知能低下」「倦怠感」「脱力感」に罹り、「鬱病」だと診断されたりしたら要注意だ。
もしかしたら、それは被曝した結果の「中枢神経障害」なのかもしれない。
しかし、そうなったあとで何かできることをしようと思っても、あなたにできることは、もう何もないことを知って欲しい。
今どき、この日本で無節操にキノコ類を食べたり、東日本で子供たちが泥にまみれて遊んだりして健康になれると思っていると人生を棒に振る。
東京電力は責任を取らないし、政府と御用学者は安全デマを流すし、マスコミは隠蔽して何も語らない。こんな人たちを信じて人生を棒に振ってはいけない。
知能があるうちに、自分がどうサバイバルできるか考えて欲しい。
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