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「最終処分場」言いっ放し 交渉の顔交代 候補地住民反発
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012100490071246.html
2012年10月4日 07時12分 東京新聞
環境副大臣として東京電力福島第一原発事故で発生した「指定廃棄物」の最終処分場の選定を指揮してきた横光克彦氏が三日、内閣改造で退任した。栃木、茨城両県の候補地で反対運動が広がる中での責任者交代に、関係者からは懸念や不満の声が上がっている。
横光氏は栃木、茨城のほか、処分場を計画している宮城、群馬、千葉の計五県を訪ね、説明を重ねてきた。九月に栃木県矢板市と茨城県高萩市を候補地に選んだが、事前に地元と協議せずに結果だけを伝える手法が「上から目線」「寝耳に水」との批判を招いた。
環境省は住民説明会で安全性などの理解を求めていく構えだが“交渉の顔”が交代することになり、同省幹部も「影響は否めない」とこぼす。
矢板市の反対運動組織の江部和栄副会長(68)は「党内事情による交代ではなく、留任の道はなかったのか。(横光氏が)言ってきたことに責任がなくなるのではないか」と懸念を示す。高萩市の草間吉夫市長も「唐突な感じ。伝達に来た副大臣がこの時期に代わってしまうのはいささか疑問が残る」と指摘した。三日午後、環境省の玄関で職員の見送りを受けた横光氏は涙を見せた。暗礁に乗り上げたままの選定問題については「残念です…」と、一言述べて同省を後にした。
指定廃棄物は放射性セシウム濃度が一キログラム当たり八〇〇〇ベクレルを超える汚泥や焼却灰。国が各県内で処理することになっている。
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