福島県で看護師不足深刻
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6652535.html
2012年10月03日21:24　とある原発の溶融貫通(メルトスルー)

東京電力福島第１原発事故の影響で、福島県内の看護師や保健師の不足が深刻化している。

福島県看護協会によると、８月末現在の求人倍率は事故前を大きく上回る４．４１倍に達し、避難者の健康調査にも支障を来す恐れがある。

１日始まった１８歳以下の医療費無料化でも受診者増が見込まれるが、協会は「医療現場の人手不足が復興の妨げとなりかねない」と危機感を抱く。【栗田慎一】

協会によると、１１年２月末の看護・保健師らの求人数は３６６人、求職者数は２１６人で倍率は１．６９倍だった。

今年８月末の求人数は７６８人と大幅に増える一方で、求職者は１７４人に減り、倍率は４．４１倍になった。震災後、求職者は毎月１６０〜１７０人と横ばいだが、求人数は増加の一途だという。

不足の最大の理由は、子どもがいる看護師らが放射能の影響を懸念して県内外に避難したためだ。原発事故後、福島県内の看護師らには県外からの勧誘も相次いだ。

県によると、震災前の１１年３月１日の県内病院の看護師・保健師らは１万４５５６人だったが、今年３月１日現在は１万４０８９人に減った。

長引く避難生活などで患者数が増えたため、勤務時間超過など労働環境も悪化し、離職者も後を絶たないという。

避難先から地元に戻って医療現場への復職を希望しても、住宅不足でアパートなどが見つからない問題も起きている。

東京から戻り、いわき市内で復職を希望した看護師は不動産会社から「アパートは２００人待ち」と言われ、復職を断念した。

福島県看護協会は全国で看護師らを募集し、計３６人の応募があったものの住宅不足などから就職できたのは７人にとどまっている。

被災地の宮城、岩手両県でも看護師らが足りないが、福島県は原発事故の影響で事態の深刻化、長期化が避けられない見通しだ。

福島県看護協会の鈴木ミドリ専務理事は「看護師や保健師の不足は震災前からの課題だが、原発事故後の深刻さは異常だ。復興を進める上で何が障害となっているのか国はもっと問題認識を広げてほしい」と話している。

(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121003-00000044-mai-soci

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「不足の最大の理由は、子どもがいる看護師らが放射能の影響を懸念して県内外に避難したため」。

実際に福島で起こっていることを見て，わが子の命の危険を感じたのでしょう。

人として正しい行動だと思います。

この問題の解決策は看護師を福島に送り込むことではありません。

子どものいる家族を福島から出すことです。

コメント
01. 2012年10月03日 23:59:12 : kp8REolYmY >「不足の最大の理由は、子どもがいる看護師らが放射能の影響を懸念して県内外に避難したため」。実際に福島で起こっていることを見て，わが子の命の危険を感じたのでしょう。人として正しい行動だと思います。この問題の解決策は看護師を福島に送り込むことではありません。子どものいる家族を福島から出すことです。 全く以って、仰る通りです。
02. 2012年10月04日 00:28:59 : oqXPIHVHG2 医療関係者の方が，一般の勤労者よりもあっさりと，放射線量の高い地域から避難 するのは， 1.放射線の人体への影響をもっとも知りうる立場にあるため 2.医師免許・看護師免許等があれば，転居しても同様の仕事がすぐにみつかるため 3.それら有資格者ならば，避難先に転職しても，賃金がほとんど減らないため でしょう。仕事の都合で避難ができないのではなく，避難しても同条件の仕事がある， 安全か危険かだけで住所を選べる働き方といえます。 現在でも，100mSv未満の低容量被曝では，発がんや死亡に統計的に有意な影響を与えることは 証明されていないと，政府機関や関係する研究者は主張しています。 それが研究成果のすべてならば，そういう研究動向にもっとも詳しい立場の 医療関係者ほど，線量の多い地域から避難せず，人手不足も起こらないはずです。 しかし，事実はまったく逆です。この記事は，転職のできる医療関係者ほど， 避難をしていることを示唆しています。 簡単な疑問は，ではなぜ妊婦には，レントゲン撮影やCT撮影を控えるのかということです。 レントゲン撮影をする前に，妊娠の可能性を問診する（ように指導される）のか， 医療機関で必ずそう案内されているのかという点です。 胸部レントゲン撮影の実効線量は，1回で50μSvにすぎません。 それでも，胎児期の放射線診断で，すべての固形がん，白血病，リンパ腫を増加させる ことを，一部は統計的に有意な水準で実証した研究があるのです。 この関係には，統計的には有意でない部分もあるのですが，それらがんに対して， 胎児期の放射線診断の安全性を実証した論文とはなっていません。 http://trustrad.sixcore.jp/early-life-exposure.html つまり，わずか50μSvであっても，少なくとも胎児期への人体への影響を否定することが できないというのが，その論文の結論です。とすれば，放射線診断の便益と比べた上で， 予防原則で回避せよというのが，その教えになります。 診断という便益がない被曝なら，そのような低線量でも当然回避すべきだという 結論になるでしょう。そういう教育を受けて来た人が，いち早く， 線量の高い地域を離れるのは，きわめて合理的な判断だといえます。
03. 2012年10月04日 03:36:02 : 3nTXkp9TvA 福島県を離れた医師、看護士、保険士達が、未だに県内に残る仲間達を説得し、避難を促すべきだ。 いくら何でも県内の医療関係の絶対数が大幅に不足すれば一般人も福島県を離れざるを得ないだろう。 「復興」は無理なのだ。
04. 恵也 2012年10月04日 07:10:02 : cdRlA.6W79UEw : RTrtStNuSg >>　看護師・保健師らは１万４５５６人だったが、今年３月１日現在は１万４０８９人に減った。 たった500人減ったのじゃ、たいして変わらん。 福島県民だって逃げ出してるのに、看護士が逃げ出さないはずがない。 当たり前の減少数。 むしろ医師数,病院数の減少の方が問題だろ。
05. 2012年10月04日 08:40:32 : ovEnfbEOwM 放射線の影響が目に見えてでてくる数年後、看護師とかはその実態を真っ先に 見ますから、大脱出が起きるでしょう。 それが住民にも伝播して、パニックに近い福島県の崩壊を招くかもしれません。 いまからでも政府が避難を始めたほうが結果は軽いものになるでしょう。
06. 2012年10月04日 09:49:42 : UsK5vQxh4U 医者ちゃんと危険だって情報発信しろよ！ 遠方も毒入り給食を子供に食べさせられて迷惑してんだ！ 阿呆の配偶者が親族まきこんで、むりやり食べさせてて止めれなくなってる！ 医師会仕事しろ！子供を避難させて！子供に毒もる行為止めさせろ！ 親でも止めれん！
07. 2012年10月04日 12:38:52 : pPJ5gJb78A 看護師、保健師が減ったというより、患者が激増しているのでしょう。 輸血用血液が足りなくて献血を呼びかけているというニュースがありましたが、 これもそれを裏付けるものでしょう。 http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/389.html ニュースを注意深く見ていると、何が起きているか推測できます。 いずれにせよ、パニック状態になって福島から皆逃げ出すのは時間の問題です。
08. 2012年10月04日 15:44:00 : qUB4Sqxwpw 安心安全じゃなかったのかぁ？
09. 2012年10月04日 18:29:27 : RjEnRjMMSg 看護師は資格さえあれば全国どこへ行っても仕事がある。 何も好き好んで福島に住む必要はない。あたり前のこと。

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