規制する立場を放棄して原発の推進の恩恵に寄生しますと、今までの原子力安全委と変わらない路線を歩むとするなら、規制委は寄生委であって税金泥棒に過ぎません。

規制（きせい）とは、特定の目的の実現のために、許認可・介入・手続き・禁止などのルールを設け、物事を制限すること。（ウィキペディア）

「原子力規制委員会は安全確認をやるだけで、再稼動させるかどうかは内閣の判断」。

「安全確認が行われたので、内閣はそれに基づいて再稼動命令を出すだけ」。

これは、太平洋戦争の開戦決定とまったく同じだ。

「政府ならびに陸海軍は開戦すべきものと考えるが、開戦の是非はあくまで天皇陛下のご決定だ」。

「政府ならびに陸海軍が開戦すべきとの判断であるので、朕はそれにしたがい開戦の詔勅を出すだけだ」。

これが無責任官僚ファシズム国家日本の国家意思決定だ。責任を問われるならば誰一人そんな無茶苦茶（開戦や原発再稼動）な決定はできないくせに、責任が問われないとなれば（責任が回避できるとなれば）平気でその無茶苦茶を主張して恥じない。

そんな意気地なしで卑劣で無責任な人間の屑どもは、まともな社会であればそもそも高等教育を受ける資格すらなく国家や社会の中枢に地位を占めることなどありえない。しかしここ愚者の王国日本ではそれが現実だ。

あーかわいそうな日本、かわいそうな日本人。いったんは無謀で非道な戦争によって滅びかけ再興したもののいままた原発によって滅亡していくのか。

規制委員会は当然「十分に安全ではないけれど、必要なら稼働してくれ」という言い方になる。でも、安全の程度を表す言葉はなく、政府は仮に必要度が分かっても、どの程度に安全かを理解できないのだから、判断のしようがない筈だ。

高速道路で言えば、「制限速度１００ｋｍを越えていないことは確かめたが、十分に安全かどうかは分からない。この毒物タンク車を走らせるべきかどうかは、政府が判断してくれ」と言っているようなものだ。

稼働を決められる人はいない。原発は動かさないのが当然の結論だ。

>原発は動かさないのが当然の結論だ。

原発を稼働しなくても電気は十分に足りた事はこの夏に証明されました。電力に余裕を持たせなら、コンバインドガスタービン発電を数機新たに設備するだけで十分です。再生可能エネルギーにすべてを今、頼らねばならない状況ではありません。ゆえに即刻脱原発は可能です。

問題が生じるとすれば使用済み燃料が不良債権であった事が公に認知されることだけです。電力会社とそれを支える金融機関の粉飾詐欺とも言える重大事なのだからその責任を国会で追及し対策を決めれば良いだけのことです。

そうすれば、日本から原発事故を回避する選択をしたこととなり、必然的に新たに廃炉ビジネスの道を開きます。世界をリードして核のゴミの安全な処分ないし管理方法のアイデア開発が日本が中心となって可能となります。

こうして世界の脱原発の牽引役を日本が担う事が出来て、地球を核汚染から救うことに日本は十分に貢献出来るでしょう。