http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/609.html
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http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3762.html
原子力報道規制委員会と改名しなさい。
創設にあたって国会承認をとばして野田首相の単独の判断でスタートさせるという、政治手続き上の正当性に疑問符がつけられている「原子力規制委員会」がさっそく、『報道を規制する仕事』を始めました。
原子力規制委員会の記者会見から、しんぶん赤旗を締め出そうというのです。まずツイッターから記録。
https://twitter.com/akahataseiji
赤旗政治記者 @akahataseiji
「原子力」の規制でも「原発」の規制でもなく、「赤旗」の取材を「規制」するのが原子力規制委員会の命を受ける原子力規制庁の「初仕事」だとは…。原発の危険性と原発利益共同体の利権関係を徹底追及してきた「赤旗」の排除は、国民の生命と安全を守ることと完全に逆行する暴挙だ(J)
2012 9月 26
https://twitter.com/akahata_PR
しんぶん赤旗 @akahata_PR
原子力規制委員会 @gensiryokukisei は、毎週1回開いている委員会後の記者会見に赤旗記者の出席を拒否しています。「特定の主義主張はご遠慮願う」と取材規制。本日26日、記者会見への出席を許可するよう文書で申し入ます jcp.or.jp/akahata/aik12/…
2012 9月 26
https://twitter.com/miyamototooru
miyamoto 宮本徹 @miyamototooru
原子力規制委、「赤旗」記者の会見出席認めず t.asahi.com/86x3 私の妻は赤旗記者ですが、昨年の原発事故後、交代で東電の記者会見に通っていた。東電だって、赤旗記者を排除するようなことはしなかった。一政党機関紙の排除の問題ではなく、民主主義にかかわる大問題だ
2012 9月 27
https://twitter.com/kawagoe_saitama
川越のスーパーマン @kawagoe_saitama
不当排除や圧力に屈しないで下さいね。RT@akahataseiji :「しんぶん赤旗」は26日、原子力規制委員会の記者会見などへの「赤旗」の取材申し込みを「特定の主義主張」を理由に不当に排除した原子力規制庁の対応に強く抗議する本紙社会部長名の文書を同委員会あてに手渡した(J)
2012 9月 26
https://twitter.com/mitsuru_kuroda
黒田充 @mitsuru_kuroda
原子力規制委、「赤旗」記者の会見出席認めず t.asahi.com/86x3 ・・・いよいよ朝日新聞が報じた。野田首相は黙殺するのか。金曜日のスローガンに「赤旗入れろ」が加わる予感。
2012 9月 26
●朝日新聞デジタル
原子力規制委、「赤旗」記者の会見出席認めず
http://www.asahi.com/national/update/0926/TKY201209260625.html
2012年9月26日22時16分
今月発足した原子力規制委員会が、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」記者の記者会見への出席を認めない方針を決めていたことがわかった。26日の田中俊一委員長の会見に赤旗記者は出席できなかった。赤旗は同日、規制委に方針撤回を求める抗議文を渡した。
事務局の原子力規制庁は、朝日新聞の取材に「政党機関紙は一般の報道機関とは異なる。出席をご遠慮いただいた」と説明している。規制委と規制庁は19日の発足に合わせ、「透明性の確保」を運営方針とする一方、会見に参加できる報道機関を、一般紙や放送局などの記者、こうした媒体に記事を提供するフリー記者などに限るという内規を定めていた。
赤旗によると、前身組織のひとつ原子力安全・保安院の会見や、その他の省庁の会見にはおおむね出席できていたという。同紙の栗田敏夫社会部長は「出席拒否は、情報を公開し、原子力行政への信頼を回復する規制委の使命に反している」と話した。
(転載ここまで)
さらには、しんぶん赤旗の記事がブロゴスにそのまま転載されています。
●BLOGOS(ブロゴス)
「特定の主義主張 ご遠慮いただく」/原子力規制委が取材規制
http://blogos.com/article/47330/
2012年09月26日 11:59
(引用ここまで)
しんぶん赤旗が原子力規制委員会のメンバーに単独インタビューを申し込んだら断られた、というのではないのです。(それもまた問題ですが。)
どこの報道機関でも入れるはずの記者会見への出席を拒否されたのです。
考えてもみましょう。(原発大国である)フランスの原子力発電関係の公的機関が記者会見を行なう時に、共産党の機関紙「リュマニテ」を締め出すとか、環境保護政党のメンバーの出席を拒否するとかしたら、大スキャンダルになるでしょう。(ちなみに、フランスではリュマニテ紙は共産党員が配達しているわけではなく、他のすべての新聞雑誌と一緒に雑誌新聞スタンドで売っています。)
日本ではそういう「共産党差別」が平然と行われるのです。それを原子力ムラ、別名、核発電推進原理主義組織が平然と行うというところに、日本の政治と原子力政策の反民主性と暴力性がまたあらわれたということですね。
はっきりと脱原発を主張している日本国内の政党としては、環境保護政党「緑の党」以外の数少ない政党の一つである共産党の新聞が記者会見に出席することすら原子力規制委員会が拒否するとしたら、この原子力規制委員会は、脱原発が多数派を占めるようになった日本の世論に対してケンカを売っているに等しいということになるのです。
どうしても原発に批判的な報道をさせたくないのなら、原子力規制委員会はいますぐ、原子力報道規制委員会と改名しなさい。
(赤旗の記事を「追記を表示」に記録しておきます。)
●国会議員への投書のための「議員名簿」→http://www.eda-jp.com/link/link1.html
●マスメディアへの投書のための「News for the people in Japan」マスメディア問い合わせ用リンク集→http://www.news-pj.net/link/media.html
●他の社会系ブログに行くにはうちの「私的リンク集 (適宜更新)」経由で→http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-136.html
******
記憶のための記録。
●しんぶん赤旗
■原子力規制委の取材規制
排除方針は不当
本紙が抗議、撤回求める
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-27/2012092701_04_1.html
2012年9月27日(木)
原子力規制委員会(田中俊一委員長)が、「特定の主義主張を持った機関紙はご遠慮いただきたい」などとして、本紙の記者会見出席を不当に排除したことに対して本紙は26日、「国民の信頼を回復するとして出発した原子力規制委員会のあり方の根本にかかわる重大問題だ」として、排除方針の撤回を求める栗田敏夫社会部長名の「抗議文」を届けました。
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抗議文は、同委員会が議題で、(1)報道機関への発表を積極的に行う(2)報道機関を既存官庁よりも広く捉え、報道を事業として行う団体や個人を対象にする―と明記していることから、本紙を「排除するのは不当」と批判しています。
また、同委員会の実務を担当する原子力規制庁の広報担当者がフリーランスの記者に対しても、「特定の主義主張を持って書かれている方はご遠慮いただいております」などと、憲法が禁止する「検閲」まがいの発言をしていることは、「憲法順守義務を負う公務員としてもってのほか」と指摘しています。
本紙には読者から「こんなことを許していたら、日本はどんどん右傾化してしまう。抗議先を教えてほしい」という問い合わせが寄せられました。
「赤旗」報道で質問相次ぐ
原子力規制委員会の田中俊一委員長は26日、第2回委員会後の記者会見で、「しんぶん赤旗」を会見に参加させないとする事務局の方針について問われ、政党機関紙の記者を参加させると「(同委の)政治からの独立が怪しくなる」などと発言しました。
また、広報担当者は席上、「政党機関紙は報道を事業とする趣旨からいうと違う」として、政党機関紙であることを理由に「しんぶん赤旗」の会見参加を認めない考えを示しました。
この日、「しんぶん赤旗」の報道に関連して複数の記者から、従来の行政の対応より後退ではないかなどと質問がありました。
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言論の自由奪う これは憲法違反
ツイッター書き込み
インターネットのツイッターには、次のような書き込みがありました。
「つまり原子力規制庁は、『何でもかんでも真実を報道する奴らは危なっかしくて取材に応じたくない』ということですね」
「そもそも『特定の主義主張』のないジャーナリズムなど存在するのか? もしあるとすれば、戦前のような『大本営発表』だけだろう」
「共産党を支持しないが、これは許せない。こんなことがまかり通ったら日本は暗黒時代になってしまう」
「言論の自由まで奪うのか? 原発利権のために」
「反原発規制委か」
「これは憲法違反」
(転載ここまで)
■本紙排除 仰天言い訳
規制委 「会見室広さに限り」
あくまで固執の姿勢
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-28/2012092814_02_1.html
2012年9月28日(金)
原子力規制委員会(田中俊一委員長)が「特定の主義主張を持った機関紙はご遠慮いただきたい」などとして本紙の記者会見出席を不当に排除している問題で同委員会の実務を担当する原子力規制庁の広報担当は27日、本紙を排除する理由に「記者会見室の広さに限りがある」ことを挙げ、機関紙まで参加させると「対応できない」などとしました。参加させない理由をあれこれ挙げて、あくまで本紙排除に固執する姿勢を示しました。
本紙は26日、同庁の広報を担う政策評価・広報広聴課に「国民の信頼を回復するとして出発した原子力規制委員会のあり方の根本にかかわる」と本紙の排除方針撤回を求める社会部長名の抗議文を届けました。27日、改めて排除理由の見解を同課に問い合わせたところ、規制庁の担当者は「機関紙だから」を繰り返しました。また、排除方針について同委員会の田中委員長に説明し了承を得ていたが、全委員に確認しているわけではないと答えました。
原子力規制委員会の第1回委員会(19日)では、報道への対応について、報道機関を「既存官庁よりも広く捉え、報道を事業として行う団体や個人を対象にする」と明記しています。
広報担当は「赤旗は共産党の機関紙」であり、「赤旗を認めると、すべての機関紙の会見への参加ということになり、記者会見室が広さに限りがあるなか、収容人数からいっても十分に対応できない」と、機関紙かどうかで会見参加の「線引きをしている」などと、理由にもならないことを述べました。
(転載ここまで)
■“初仕事は報道規制”
おかしいぞ!! 原子力規制委
「赤旗」排除に批判広がる
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-28/2012092801_02_1.html
2012年9月28日(金)
「信頼回復」「透明性」を掲げながら「特定の主義主張」を理由に「しんぶん赤旗」を排除する―。原子力規制委員会の不当な取材規制に怒りの声が広がっています。本紙26日付の第一報「原子力規制委員会が取材規制」には、インターネットアクセスが2万1000件、「原子力規制委員会の最初の仕事は報道“規制”だった」などといったツイッターのリツイートは2200件(27日午前)に達しました。怒りの矛先は「規制の相手が違うだろう」などと、規制委員会の姿勢そのものに向けられています。
同委員会の田中俊一委員長が「政治からの独立性」を理由に排除を正当化しようとしたことに、大阪大学コミュニケーションデザイン・センターの平川秀幸准教授はツイッターで反論。「政治的独立性というのは、何よりも、その審議過程に政治が不当に介入し、審議内容が歪曲(わいきょく)される可能性を排することを意味するはず。記者会見での質疑が審議過程に介入し影響力を行使する行為に当たるとは考えられない」と指摘しています。「しんぶん赤旗」は「機関紙ではあろうが、新聞の機能も果たしていて、共産党員や支持者じゃなくても有益な情報を報道しているではないか。それを『政党機関紙』と矮小化するのは、まず排除ありきで、取ってつけた屁理屈ではないか」といいます。
「驚きをもって受けとめています」とするのは、立命館大学国際関係学部の大島堅一教授。「都合の悪いことは隠ぺいしてきた(経済産業省原子力安全)保安院の体質をまた継承するようだ」「国民の不信もまた引き継がれてしまうだろう」
音楽評論家の湯川れい子さんは「原子力規制委員会が、赤旗…をしめ出したって…。自ら公平公正な判断は出来ません、致しませんとアナウンスしているようなもの」。
フリーランス編集者の渡部真さんは本紙に「政党の機関紙だからと排除されるのはおかしい。合理性がない。ヨーロッパの多くの国では、政党機関紙が排除されることはない。民主主義国家なら当然だ。原子力規制委員会の対応は、情報公開に逆行しトンチンカンだ」とコメントしました。
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