http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/529.html
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「降下した放射性物質の大部分は梅雨期も森林にとどまっている 森林総研:農業情報研究所」
http://sun.ap.teacup.com/souun/8671.html
2012/9/24 晴耕雨読
2012年 9月22日 農業情報研究所(WAPIC)
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/index.html
降下した放射性物質の大部分は梅雨期も森林にとどまっている 森林総研
福島第1原発事故で放出され、山林に降った放射性物質の影響を調べている森林総合研究所(つくば市)の研究グループが21日、梅雨期の3カ月間に福島県内3カ所で採取した渓流水264試料のうち放射性セシウムが検出されたのは4試料のみ、しかも飲料水の基準値である1リットル当たり10ベクレルを上回ったのは5月28日に飯舘村で採取した1試料(13.1ベクレル)だけだったと発表した。
この結果について、森林総研の高橋正通研究コーディネーターは、降下した放射性物質の大部分は(雪解け期と同様)、梅雨期も森林にとどまっているとの見方を明らかにしたという。
基準値上回るセシウム検出 梅雨期、福島の渓流水 茨城新聞
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13482354722373
環境省の第5回環境回復検討会(7月31日)は、放射性物質が森林から河川などに流出することは少ないから森林全体の除染は「不要」と結論、大変な物議をかもしているが、この調査結果も森林除染不要論の根拠として使われるのてはたまらない。
森林に降下した放射性セシウムは裸で存在するのではなく、土壌や有機物に固着している。
大部分が森林にとどまっているのは当たり前の話だ。
しかし、これは、逆に言えば、放射性セシウムは永いこと森林中にとどまり、 環境省の第5回環境回復検討会(7月31日)は、放射性物質が森林から河川などに流出することは少ないから森林全体の除染は「不要」と結論、大変な物議をかもしているが、この調査結果も森林除染不要論の 根拠の補強に使われるのではたまらない。
森林に降下した放射性セシウムは裸で存在するのではなく、土壌や有機物に固着している。
大部分が森林にとどまっているのは当たり前の話だ。
しかし、これは、逆に言えば、放射性セシウムは永いこと森林中にとどまり、林産物や野生動物を汚染しつづけ、土壌や有機物のゆっくりした流出を通じてじわりじわり、ときには大雨や土砂崩れで一気に、河川・湖沼・水田・海などの生産・生活環境も汚染しつづけるといいことにほかならない。
それは、農山漁村の生業に破滅的影響を及ぼす。研究者には、そんな想像力さえないのだろうか。
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