http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/514.html
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私たちが8月までにおこなった調査結果のデータのうち、ベクレル数まで判明しているものを以下に公表する。(核種判定については簡易測定器によるものであるため参考程度としていただきたい。)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/bigup1/source/337.jpg
上記データについては、以下のマップにも掲載している。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=208348429529311620996.0004be6c4d6bc326ab9b6&msa=0&ll=35.612651,140.031738&spn=6.152073,11.634521
前回投稿では、東京における「普通の土壌」の汚染状況がかなりの割合でチェルノブイリ第3区分である「放射線管理エリア」以上に該当することを報告した。
今回の投稿は、千葉県の柏市・松戸市に調査地域を広げた結果報告である。
冒頭の表は、前回と同様「黒い物質ではない」普通の土壌を、チェルノブイリ基準で評価したものである。
なお、前投稿に対するコメントの中で、「チェルノブイリ基準はセシウム137だけで評価されており、セシウム134は含まれない」というものがあったが、その後、同じ人物のコメントにより、チェルノブイリ基準には、セシウム137以外に、プルトニウムとストロンチウムの放射能濃度も算定対象とされていることが教示された。
現時点においては、私たちの調査では、ストロンチウムとプルトニウムのベクレル数は把握できていないため、「完全な比較対照」は不可能であるが、他に方法がないので今回も「セシウム合算」数値をもって、チェルノブイリ基準と比較した。
調査結果としては、柏市、松戸市においては、すべての検体がチェルノブイリ第3区分以上の汚染であり、柏市立土小学校前の土壌(校庭内の土壌が公道上にはみ出したものを採取した)にいたってはkgあたり1万ベクレルを超える数値が測定された。
(なお、下記の市の文書によれば除染を行い軽減されたとのこと。いずれも空間線量で計測していることがわかる。)
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/275000/p010863_d/fil/08.pdf
また、柏市増尾コンビニ駐車場については、芝生のうち、特にアスファルトに接し凹んだ部分(以下写真参照)において高い線量とベクレル数が確認された。アスファルト上の放射性物質が風雨等により移動し芝生の境界面に濃縮されたものと考える。なお、この地域における一般的な土壌汚染状況に近いのは、6,080Bq/kgの数値であろうと考える。それでもチェルノブイリ第2区分(補償付任意移住エリア)である。
http://img.asyura2.com/us/bigdata/bigup1/source/338.jpg
今回の千葉県の調査については、土地勘がまるで無いため、完全な「ゆきあたりばったり」の調査であった。それにも関わらずこういった結果が出ていることを明記しておく。
また、はっきりした証拠がないが、柏か松戸市内を移動中、通常の路地野菜が庭先販売されていた記憶がある。非常な危機感を持った。
今後、必要に応じ各自治体などに対し汚染状況の通知を行う予定である。
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