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米倉、岡村、長谷川の3人。原発をやりたいのなら、原発の前に自宅、工場を作れ。
http://31634308.at.webry.info/201209/article_18.html
2012/09/18 21:52 かっちの言い分
米倉経団連会長、岡村日本商工会議所会頭、長谷川閑史・経済同友会代表幹事が、政府が掲げた脱原発を批判した。その理由が、電気料金が上がって雇用を確保することが出来ないという話である。国民が原発に反対しているのは、電気料金の話ではない。福島の原子力事故が再び起こることを心配しているのである。世界で原子力発電を導入してから高々30年程度で社長に変わる3度も大事故が起こり、特に日本は大打撃を受けて、その対策も進んでいない。事故を起こして電気料金があがってしまっている。核の廃棄問題も全く道筋自体がたっていない。
岡本会頭などは、東芝の社長、会長をやった男である。この男は自分が社長時代に関わった原発製造にどれだけ責任を感じているのか?震度6程度の地震で原発内部が破壊されたことに、どう責任を感じているのか?もう国民は、政府、官僚、企業の原子力ムラの行政、安全委員会を全く信用していないのである。
原子力安全委員会に替わる原子力規制委員会の田中委員長他過半数は、原子力推進に深く関わってきた人である。これでは規制などは出来ない。脱原発など出来っこないと思っている。上記の米倉、岡村、長谷川3氏がそれだけ原発を言うなら、原発の目の前に自宅や会社を持っていけと言いたい。脱原発を進めることは難しいことはわかっている。その困難さを克服していくのが政策である。日本人は優秀である。ちゃんと新技術開発の目標を与えれば、技術立国の面目躍如で必ず新しい技術を開発するはずだ。
民主党は2030年代に原発ゼロと打ち出している。これに対して小沢氏は、「政府のその時々の言動は、非常に矛盾というか筋道が通らない点が多々見受けられる」と批判した。生活は先に発表した基本政策で、10年後をめどに全原発を廃止すると言っている。小沢氏が言うように、民主党は言っているだけで本心は実現は難しいと見ていると思う。その表れが規制委員会の人選である。そこには「脱原発」の確固たる決意がない。まやかしである。これが出来る政治家が居るとすれば、剛腕小沢氏しかいない。
自民党が政権を取ってしまえば、福島の原発事故などは忘れて、また経済界の要望を受けた形にして今まで通りの原子力行政を推進するであろう。そうすれば1000年に一度の大災害の教訓もなし崩しにされ、また原発を推進することは間違いない。
国民は自身の利便性だけで原発を享受すればいいと考えているなら、未来の世代に顔向けが出来ないだろう。
経済大国の西ドイツは既に脱原発を推進している。その西ドイツのメルケル首相が「原発ゼロ」の政策を歓迎する声明を出した。
再生エネ転換へ協力強化=日本の「原発ゼロ」を歓迎−独首相
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012091800857
【ウィーン時事】ドイツのメルケル首相は17日、ベルリンで記者会見し、日本政府が新エネルギー戦略で2030年代の原発稼働ゼロを目指す方針を打ち出したことについて、「決定に敬意を表する」と歓迎するとともに、再生可能エネルギーへの転換に向け、両国の協力を強化する考えを示した。
同首相は東京電力福島第1原発の事故後、「エネルギー政策で日本と緊密に協力してきた」と指摘。「喜んで協力を続けたい。日本も協力強化を望んでいるだろう」と述べ、再生可能エネルギーの導入やエネルギーの効率化、送電網の拡張に関し、日本と情報を共有する意向を表明した。
西ドイツに出来て日本に出来ないことは無い。後はやる気のある、実力のある政治家が政権をとるかである。
それが出来るのは生活の小沢氏しかいない。
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