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「原発いらない」 やめさせるまで反対の声あげる
「しんぶん赤旗」 2012.09.15 日刊紙 15面
「危険な原発は、いますぐ廃止を」「2039年まで待てない」。毎週金曜日の官邸前行動と、これに呼応した行動が14日も、全国各地で繰り広げられ、「原発はいらない」という声をあげました。
官邸前行動
官邸前行動に仕事帰りに参如した埼玉県和光市の女性(35)は「野田さんは本当に原発をなくす気があるのか疑問です。少しでも早く廃炉にしようという具体策もなく、2030年代という期限だけ設けてごまかしているとしか思えません。原発がなくてもやっていけることは証明されています」といいます。
東京都板橋区の保苅(ほかり)健二さん(72)は「原発事故は収束していないのに再稼働なんて納得できない」と話しました。
関電前行動
滋賀
滋賀県大津市の関西電力滋賀支店前の抗議行動には、約90人が駆けつけました。
同じ高校の友人3人で参加した2年生の女子生徒は「原発のことをもっと勉強したい」と語りました。原発立地の福井県に隣接する高島市マキノ町から参如した岡直美さん(62)は。「16日に町内会(97世帯)主催の原子力防災学習会を開きます。学んで、『原発はやっばりなくすしかない』という声を、地域から発信できれば」と話しました。
京都
関西電力京都支店前(京都市下京区)でのスタンディングアピール行動には約200人が参加。政府が言う「2030年代に原発稼働ゼロ」に疑問の声があがりました。
結婚して京都に移り、2回目の参加という菅谷菜穂さん(26)は、「国民のためというより、自身の利益に目線があるようで真実味がない」と話しました。北海道から帰省し、初参加の女性(28)は、「原発を動かさなくても電気が足りるんだから、今すぐやめてほしい」。
大阪
日没が迫まり、うす暗くなった大阪市の開西電力大阪本店前には、手作りのランタンやLEDライトなどさまざまな工夫を凝らした参加者が。
「平和にカエル、自然エネルギーにカエル」と、カエルのかぶり物で参加した嵯峨山ますみさん(58)は、「原発をやめさせるまで反対の声をあげます」。会社帰りの山本健一さん(39)は「この夏も、電気は足りてましたよね。政府はいいかげん、ごまかすのはやめてほしい」と力を込めました。
◇
大阪市住之江区の関西電力大阪南支店前でも、「0(ゼロ)から始まる未来の会」の呼びかけで、40人がアピール。同区の男性(50)は、「早い段階で原発ゼロにしてもらいたいですね」と語りました。
日本共産党の、わたなべ結衆院3区候補も訴えました。
神戸
神戸市中央区の関西電力神戸支店前には100人が集まりました。
マイクを握った、神戸のかっちゃん(69)は「どうしても家におられないので来ました」といいます。尼崎市の北川珪子さん(61)は「福島の事故が解決していないのに、それを放っておいて推進するのはおかしい。大飯原発で事故が起これば琵琶湖がやられて生きていけなくなる」と話しました。
和歌山
相歌山県では関西電力和歌山支店前(和歌山市)と同新宮営業所前(新宮市)で行動がありました。
和歌山支店前では、東京から避難してきた女性(33)が3歳の娘を連れて参加。「福島は収束なんかしていないのに再稼働とかありえない」と怒りました。
新宮営業所前では、小さな子どもを連れた母親らが「原発なくせ」「子どもを守れ」「再稼働反対」と訴え、日本共産党の杉原弘規市議も参加しました。
名古屋
名古屋市の関西電力東海支社前には約300人が参加。「人事案おかしい!」「電気は足りてる。すぐ止めろ!」と抗議の声を、ドラムやジャンベ(太鼓の一種)などの楽器のリズムに乗せて響かせました。
シュプレヒコールの音頭を取っていた岐阜市から初参加の女性(32)は、「行動はツイッターで知ってはいたけど、すごい熱気。政府はこの声、この姿をありのままに見てほしい。思いを受け止めてほしい」。
福岡・九電前
福岡市中央区の九州電力本店前では「来んしゃい金曜 脱原発」と「TWitNONukeS九州」が抗議行動。50人以上が「全ての原発を廃炉に」の横断幕やプラカードを掲げました。
同市早良区の堤和子さん(65)は「九電が再稼働をやめると言うまで金曜日の抗議行動は続ける」とマイクでアピール。三井三池炭鉱事故CO中毒患者の父親をもつ男性は「三池も東電福島事故も国策と企業がグルになった“犯罪”だ。すべての原発を廃炉にしよう」と訴えました。
日本共産党の倉元たつお衆院福岡2区候補と川原やすひろ同3区候補も参加しました。
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