低線量被曝で発癌率は下がる 「反原発シロアリ」が日本社会を浸食する 池田信夫氏のお尻を容赦なく蹴っ飛ばす安富氏
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/137.html
投稿者 MR 日時 2012 年 9 月 05 日 23:08:31: cT5Wxjlo3Xe3.
#最近はマクロ経済に関しては沈黙してしまったケンカ屋・池田氏だが、反反原発ではまだまだ元気のようだ。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/
放射能恐怖症の原因になっているのが「どんな低線量でも危険だ」という
LNT仮説 である。その論拠として反原発派が持ち出すのが
BEIR VII の報告書だが、これには専門家の批判が強い。そこで引用されている論文には、
LNT仮説を否定するデータがたくさん出ているからだ。その矛盾を指摘した
論文 を紹介しておこう(非常にテクニカ
ル)。
1972年に出たBEIR第1次報告書の引用する論文には、次のようなデータが出ている。これは長
崎の被爆者の白血病発症率で、cGyはほぼ10mSvに相当する。図のように310mSvまでは白血病の発症率は
下がっている 。
1960年代初期までは、遺伝的結果がもっとも重大な放射線の影響だと考えられていたが、次のように卵巣の被曝線量でも100mSvまでは先天性異常の発生率
は下がっており、通常より高くなるのは1Sv以上である。
X線検査を繰り返し受けた場合も、合計100mSvまでは死亡率は下がっている。500mSvを超えると通常より発癌率が増えているが、これによる治療の効果の
ほうが大きければ問題ない。
核施設の作業員の発癌率も、原爆の実験に立ち会った軍人も含めて、すべて下がっている。
これ以外にも原論文には30枚の図があげられているが、すべて
低線量被曝では発癌率が下がる ことを示している。こうしたデータがすべてBEIRの
引用する論文に出ている(がBEIRが無視した)ことは重大な問題である。多くの論文でLNT仮説が反証されているのにBEIRがそれに固執する理由は、
人間の放射線被曝に関しては、いかなる安全な水準も閾値もないとする立場は、NRC(原子力規制委員会)とERA(環境保
護局)によって採択されている。それ故、人間にとって安全な自然環境レベルよりも高い環境放射線レベルを設定し、維持することができるような規制は
到底期待できない。(BEIR II p.90) という官僚の論理である。「無謬性」にこだわるのは霞ヶ関だけではないようだ。さらに本質的
な問題は、
Tubianaなど が批判するように、BEIRが
瞬時 (acute)被曝と
遅延的
(procrasted)被曝を区別せず、原爆の被爆者データを通常の放射線管理に適用していることだ。100mSvを一挙に浴びるのと1年かけて浴びるのは、人
体への影響はまったく異なる。両者を混同することが、過剰防護の原因になっている。
こうした専門家の批判に答えて、最近はICRPも緊急被曝状況では年間20〜100mSvまで認めるなど、実質的に基準を緩和している。これを「緊急時に人体の
耐性が変わるわけではないのだから、緩和するのは人命軽視だ」などというのは、リスクの概念を知らない人である。低線量被曝のリスクはきわめて小さ
いので、絶対的基準はない。それを
最適化 するレベルは、防護費用と便益の
トレードオフ で決まるのだ。
「リスクのわからないときは安全側に倒して禁止する」という
予防原則
なるものも、日本政府は認めていない。平時には1mSvを守るのに大したコストはかからないが、放射性物質が大量に大気中に出た状況で、それを
事後的に 1mSv以下にすることは何兆円ものコストがかかり、それによって健康被害を減らす効果は期待できない。年間1mSvを基準にして行なわれてい
る避難や除染は被災者に不要なストレスをもたらし、莫大な税金を浪費するだけだ。
低線量放射線被曝とその発ガンリスク
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/kagaku050711.pdf
くだらない話だが、ツイッターで他人を罵って逃げられるという前例をつくるとよくないので、コメントしておこう(当
事者以外は読む必要がない)。
「東北大学特任教授」を自称するsora9760なる人物が、私の
ニューズウィーク のコラムに次のような
コメント をした。
池田信夫氏のこの記事がひどい
。「このまま原発を止め続けると、電気代が上がり、成長率はマイナスになり、北海道では凍死者が出る」と脅しています。少しでも調べれば、レアケー
スで夕飯時の節電が必要になる程度だと分かりますし、それで凍死などしません。 そこで私は「電気代が上がるのも成長率が下がる
のも脅しかね」と
反論 したところ、彼はいろいろ逃げ回ったあげく、電気代と
成長率については事実だと認めた。私が「では脅しではないのだから撤回して謝罪しろ」と要求したが、今のところ謝罪していない。
北海道電力 が告知しているように凍死のリスクはあるが、これは彼のような頭の
悪い人物にもわかりやすいように表現しただけで、問題は死者が出るかどうかではない。それは今年の夏に関電が足りたか足りなかったかが本質的な問題
ではないのと同じだ。最大の問題は昨年と今年だけで5.4兆円の国富が失われ、GDPが0.9%吹っ飛び、電気代が2割上がるという
日本経済への打撃
である。
さらに本質的な問題は、政府が法的根拠もなく発電所の運転認可を延期して電力会社に損失を強要する
財産権の侵害 である。今週の
GEPR でも紹介したように、中部電力の浜岡原発は1400億円の費用をかけて改修工事をしている
が、それが終わったら運転できるという海江田前経産相との約束は反故にされ、いつ何をしたら運転できるのかわからない。経産省は何も言ってこないの
で、中部電力は途方に暮れている。
動かす基準は「足りるか足りないか」というアドホックな尺度しかないから、中部電力が必死に燃料の手当をすればするほど再稼働は遠のくという皮肉な
ことになる。このままでは今年度は3700億円の損失が出て、あと3年も原発を停止したら債務超過になる。他の電力会社も同じだ。
国家がこのように恣意的な行政指導で企業の資産を何兆円も奪うことが許されたら、日本ではもう企業はビジネスができない。それが
丸山眞男 が
法の支配 を「バリケード」と呼んだ意味だが、反原発派は法の支
配という言葉も知らないだろう。
このsora9760なる人物の実名は
杉山丞 だと思われるが、彼は「仙台市『緑の基本
計画』策定専門部会長、仙台市杜の都の環境をつくる審議会副会長、脱原発東北電力株主の会」などの肩書きを売り物にして、役所に「脱原発」を売り込
むコンサルをやっているらしい。そういう連中にとっては、自分の主張を売り込むためには国民負担が増えようが日本経済が崩壊しようが、知ったことで
はないのだろう。
こういう
フリーライダー が「ゼロリスク」を求めて巨額の税金を食い物にする結果、日本の財政も産業も崩壊する。その影響は今は目に見えない
が、杉山氏のようなシロアリは社会を根底から浸食し、原発事故とは比較にならない打撃を与えるのだ。彼は日本が傾いて取り返しがつかなくなってから
でないと目が覚めないのだろう。
福島第一原発事故の復旧を阻害している最大の障害は、過剰な放射能への恐怖である。
政府事故調 の最新の推定によれば、日本の自然放射線は平均2.1mSv/年だが、福島の被災者の実効線量
は98%以上が2mSv以下だ。
世界の高線量地域 のデータから考えると、福島では
発癌率が下がる 可能性が高いが、人々は放射能を恐れる。著者もいうように、こうした恐怖を科学的に説明することは不可能なので心理学の研究
対象である。
放射能が人々に知られるようになった最初のきっかけは、広島・長崎の原爆だった。25万人の
死者のほとんどの死因は
核爆発による熱 であり、被爆後すぐ帰宅した「入市被爆者」の平均寿命は日本人の平均より長い。つまり核エネルギーは
桁外れに大きいのに対して、放射線の影響は他の有害化学物質と比べて特に大きくはないのだが、両者が混同され、恐怖が世界に拡大した。
放射能の恐怖を印象づけたもう一つの出来事が、1954年の
第五福竜丸事件 だった
。水爆実験で被爆した漁船の久保山愛吉無線長が死亡し、放射能が危険だというイメージが大衆に植えつけられたが、久保山の死因は輸血による
肝障
害 で放射線とは無関係だったことが今日では確認されている。この事件に着想を得て「放射能が遺伝子に異常を引き起こす」というテーマで映画「ゴ
ジラ」がつくられ、世界で大ヒットしたが、放射線の影響は遺伝しない。
原発への恐怖を表面化させたのが、1979年のスリーマイル島事故と(偶然にも)同時に公開された映画
「チャイナ・シンドローム」 だった。スリーマイル島事故ではまったく健康被害は
出なかったが、アメリカではそれ以後30年、原発の新設は認可されなかった。1986年に起きたチェルノブイリ事故の被害のほとんどは
ソ連政府による過剰避難 が原因だったが、「数十万人が避難した」という
事実が原発の恐怖のイメージになった。
世の中には
NHKの捏造番組 のように「原子力村の圧力で放射線基準は緩
和されてきた」と信じている人が多いが、これは逆だ。本書もいうように放射能の恐怖は非常に強く、それを利用する反核団体が世界各国の政府に圧力を
かけてきたため、放射線基準は厳格化され、年間1mSvという自然放射線以下のレベルに規制するばかげた状況になった。
著者は原子力には中立だが、放射能のリスクより地球温暖化のリスクのほうが大きいと警告している。どっちのリスクも正確なことはわからないが、気候
変動に比べると放射能のほうが具体的でわかりやすく、恐怖をあおる素材になりやすい。そしてメディアによって形成された大衆のイメージが政治家を動
かす。エネルギー政策を考えるときは科学的データだけではなく、こうした大衆のイメージを考慮に入れることが重要だ。
NHK「真相ファイル」 スウエーデンの低線量被曝地帯で発ガン率が高いというデータはない
事実ではないデマゴギーが、「脱原発」の美名のもとに拡散しています。その多くが低線量内部被曝や東日本の食品ににまつわるものです。
脱原発を言うためには、低線量被曝の脅威を肯定せねばならないような今の日本の風潮はおかしいと思いま
す。原発問題と放射能の健康リスク評価はまったく別次元のテーマだからです 。
私は「運動」には行き過ぎがあるのはやむを得ない部分があると思いますが、「脱原発運動」の論理的な基盤の危う
さを感じています。
たとえば、NHKは原発事故以降、精力的に「脱原発」の立場で報道を続けてきました。
それは「ETV特集 ネットワークでつくる放射能汚染地図」などのような民間放送局にはまねできない優れた業績
も残しています。私はこれを高く評価しています。
しかし一方、NHKは明らかな誤報もしています。それが2011年12月28日に放送された「低線量被ばく 揺らぐ国際基
準 追跡!真相ファイル」です。 動画 http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65782795.html
このNHK「真相ファイル」はこのような要旨です。
➊チェルノブイリ事故以降、低線量内部被曝によって、スウエーデン北部、事故当時0.2mSv(ミリシーベルト
)だったにもかかわらず、少数民族のサーメ人に事故前と比較してガン発生率が1年あたり34%増加した。
❷米国のイリノイ週シカゴ郊外の3ツの原発が集中する地域では、原発事故が起きていないのに、住民に脳腫瘍、白
血病が30%増えた。これも低線量被曝が原因である。
❸11年10月、ICRP勧告の見直しをめぐって開かれた会議において、ICRP(国際放射線防護委員会)元委員から
「低線量被曝の基準を半分に緩和した」という証言を得た。 また、ICRPは1980年代に広島・長崎のガン死亡率が1Svで5%だったのが、
500mSvで5%にデータが修正された時、ICRPは勧告を修正しなかった。その理由を、この元委員は「政治的な判断だ」、17人の委員のうち13人が原子力産
業の出身者であるからで、「原子力村」の政治的圧力があったからだ。
➊の北欧の低線量でのガン34%増加説は、はスウエーデンのトンデル氏というECRR(ヨーロッパ放射線リスク
委員会)という脱原発団体の人の説です。
クリストファー・バズビー氏はこのトンデル説を低線量内部被曝の根拠にしており、わが国の低線量被曝脅威論に必
ずといっていいほど登場する事例です。
ただし、信憑性はかぎりなく低いと私は見ています。なぜなら、この番組の中でも「事故後1年から4年で発症した
」とされていますが、放射性物質による発ガンはこんな短期間ではありえません。
もし、このような短期間で発症するなら、大量に一時に被曝した場合の急性放射線障害であったか、あるいは白血病
か、甲状腺ガンしかありえないからです。 http://www.remnet.jp/lecture/forum/02_04.html
そして両者の可能性は、北欧においては考えられません。
ありえるとすれば、フォールアウトした放射性物質が蓄積した地衣類か、それを食べたトナカイなどの肉を食べたケ
ースです。
これはありえます。しかし、その場合の晩発性障害が発見できるだけのしこりとなるまでには平均25年かかると言
われています。
こんな短期で発症したのならば、別な原因、つまり強制移住や食料制限などによる強ストレスによる免疫力の低下が
原因だと思われます。 (ソース ルイ・パストゥール医学研究センター分子免疫研究所所長・藤田哲也氏)
ところで、このトンデル氏の説はこのようなものです。 「1986年
から1987年の値を基準にして、種々の補正を加えた結果、1988年から1996年のスウエーデンでの癌の発生率を調べると、セシウム137の
100kBq/uの放射性物質降下に対して、癌の比率は11%(95%信頼度:3−20%)増加した。白血病と甲状腺癌は増加していない。」
これを読むと、トンデル氏自ら初期被曝による白血病、甲状腺ガンを否定しているのが分かります。
では、下図でスウエーデンの汚染分布とガンの発症・死亡率の相関を現した疫学グラフをみます。
この図は大変に面白いといってはなんですが、低線量とそれ以上の線量との比較が見られるという
貴重なグラフです。
上段図をみると、低線量の0−3kBq/m2のところと、それ以上の、60−79kBq/m2が同じだけの発ガン率をしめし
ています。
これは低線量こそが危険であるというトンデル・バズビー説とは激しく食い違います。
そしてもっと興味深いのは、死亡率ですが、有意に増加しているのは40−59kBq/m2と、80−120kBq/m2の2
カ所です。
60−79kBq/m2の線量域に至っては、低線量域の0−3kBq/m2のところと比べて1割強下がっているのが分かりま
す。
これでは低線量被曝脅威説の真逆の「悪名高き」ホルミシス効果(*)の証明になってしまいかねません。
私はホルミシス効果を言うヤローは即座にブン殴りたい欲求にかられるのですが、このスウエーデンのグラフを見る
限り、ガンが1年あたり34%増えたという説は眉に唾をつけるシロモノだと思わざるをえません。
❷と❸は次回に検証します。これもそうとうにおかしいのです。
NHKはこのようなトンデモ説、もといトンデル説を無検証で放送した責任を問われるべきでしょう。まじめに放射
能と闘っている私たちにとって迷惑です。
*ホルミシス効果 1978年、ミズーリ大学の トーマス・D・ラッキー は「電離放射線によるホルミシス」という書籍を著し(略)、低線量の放射線照射は生物の成長・発育の促進、繁殖力の増進及
び寿命の延長という効果をもたらしうるとした。 (Wikipedia)
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コメント
http://d.hatena.ne.jp/skullsberry/20110603/1307062984
■ [池田信夫/小倉秀
夫 ][原発問題 ]池田信夫氏をボコボ
コにしている人たち その一 安富歩氏の巻 10:03
言論界のミスター・ビーン=池田信夫氏のお尻を容赦なく蹴っ飛ばす安富氏
ミスター・ビーンによく似た風貌をしている社会運動家の池田信夫氏。日常生活でもミスター・ビーンのように面白いかど
うかはお会いしたことがないから知らないが、言論では、浜岡原発停止反対論に典型的な、おっちょこちょい発言でミスタービーンのように笑わせてくれ
る。最近は、ミスター・ビーンばりの変装 まで披露するエンターテイナー
ぶりだ。
その池田氏。福島の原発事故以降、金ももらっていないのにムキになって原発擁
護の論陣を張りまくっている。でも、なんだか受け狙いで悪ぶっているような感じもする。もしかすると本人は傾いているつもりかも知れないが、端から
見るとギャグにしか見えない。そんな池田氏の尻を、容赦なく蹴っ飛ばしているのが経済学者の安富歩氏だ。以下、最近のエントリから順に並べておく。
(前のものから読み始めた方が流れが解ると思います。)
福島原発:東大話法の研究・また池田信夫氏のブログを題材として (2011-05-27)
http://ameblo.jp/anmintei/entry-
10904191962.html
福島原発・浜岡原発:池田信夫氏の謎の記事 (2011-05-11 20:54)
http://ameblo.jp/anmintei/entry-
10887017894.html
浜岡原発:池田信夫氏の東大話法の更なる事例 (2011-05-07)
http://ameblo.jp/anmintei/entry-
10884169724.html
福島原発;池田信夫氏の東大話法の解説 何回目かな? (2011-05-03)
http://ameblo.jp/anmintei/entry-
10880097089.html
福島原発:池田信夫氏の弁明 (2011-04-18)
http://ameblo.jp/anmintei/entry-
10865561238.html
福島原発:再度、池田信夫氏の暴論について (2011-04-11)
http://ameblo.jp/anmintei/entry-
10858334571.html
福島原発:池田信夫氏の暴論 (2011-04-05)
http://ameblo.jp/anmintei/entry-
10851759034.html
池田氏の客観主義
これら一連のエントリを読むと、安富氏は手加減というものを知らないということがわかる。殴り放題、蹴り放題で、見て
いて池田氏が可哀想になるほどだ。中でも、私から見て強烈なパンチは:
「命はお金に代えられません」というのが三回も出てきた。どうやら、このフレーズが一番、彼の気に入らないことなので
あろう。恐らく「全てはお金に代えられる」というのが池田氏の唯一の思想的背骨なのであろう。・・・中略・・・「命はお金に代えられません」がまた
出てきた。池田氏は、本当に命をお金に変えたいのであろう。
鋭い!私は、池田氏の議論の特徴は客観主義丸出しなところにあると私は見ている。おそらく、冷徹な(スクルージ的)費
用便益計算に依拠する方が科学的に見えて、ちょっと格好いいからだろう。
しかし、費用も価値と同じく主観的な側面
を持つ。その証拠に、人は、端から見るとバカじゃないかと思うようなことに費用をかけるものだ。
とはいえ、主観的な価値や費用は一個人の中では完結しているだろう。一個人の中で費用と便益がバランスされるモデルを前提に人間の行動
を分析することはその限りでは特に問題はないはずだ。それが自由ということの意味だ。問題は、それ集計し
て社会全体に押し広げようとした時に生じる。誤解を恐れずに言えば(笑)、客観的に比較できる費用=金銭で計れる費用なんてそんなに多くはないとい
うことだ。言い換えれば市場が存在しえない場面が沢山あるということだ。
ところが、客観主義をトコトン推し進める池田氏は、人の命も犬の命も金に換えたがる。その結果、犬殺し宣言 までする羽目になってしまうのだ。さすがに安富先
生はそこを鋭くついている、と勝手に思った次第だ。
安富先生は東大廃校論を主張するべきだ
もう一つ、安富氏の批判が強烈に感じられるのは、池田批判を通じて東大話法なるものを暴いていることだ。なるほど、安
富氏の説明を読むと、東大というのはなんと mean な連中が寄り集まっているところ---または、そういう連中を生産するところ---かと思う。
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http://d.hatena.ne.jp/buvery/20110520
欧州放射線リスク委員会(ECRR)は、欧州議会内の政党である欧州緑の党から出来た団体で、低線量放射線被曝の主張に、科学的論拠を持たない仮説 をずっと、主張している。
本来、チェルノブイリ事故以降、もっと、調査でき、論文発表できるはずの組織が、なぜ、政治的意図を介入させないで、論文を発表できないのか、モデ ル論、仮説から、脱却できないのか?よくわかりません。
http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_dl.htm
勧告と書かれると、何か、非常に、重いことのように、見えるが、中身は、仮説として、面白いと言う、根拠が薄い話を、誇張しているように、見え る。使われているグラフなどに、瑕疵があったり、説明内容ほどのはっきりした優位が見られないのは、なぜでしょうか?
美浜の会も、いわゆる政治団体と同じで、科学的根拠は、薄いが、原発反対と言う事らしい。
私は、放射性物質の最終処理法が、ない現在、原発は、お勧めしたくない電源ではありますが、ただし、原発反対論と科学的論文についての、判断は 、別次元であると思っています。
投稿: りぼん。 | 2012年3月 4日 (日) 09時43分