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▼不足電力7.5%と、予測データからまともに算出し、公表していたら大飯原発再稼働はどうだったか
野田総理は6月8日に「需給ギャップ15%は経験ないので大飯原発の稼働は必要」と述べたている。
関電の今夏の電力需給で原発再稼働の是非が論議されているが、その前にこの関電の明らかな騙し算出を追求すべきです。
※原発を止めると、火力や他社融通で原発分を補っても揚水発電は大幅減になると国民を騙した計算になっているのです
▼今夏の需給見通しと節電のお願いについて
平成24年5月19日 関西電力株式会社
http://www.kepco.co.jp/pressre/2012/pdf/0519_1j_01.pdf
この資料で
不足電力は445万kW(15%)と公表しているが、これは算出が明らかに騙しだ
この資料から算出すると、不足電力は220万kW(7.5%)になる
▼供給力を昨夏と比較すれば容易に出鱈目と気付くはず
関電資料(5月19日)の2ページより
▽昨夏の供給力2,947万kW(実績H23/8/9)=水力・火力・他社融通(計2,162)+揚水(448)+原発(337)
▽今夏の供給力2,542万kW =水力・火力・他社融通(計2,319)+揚水(223)
▽今夏の想定需要最大2,987万kW
▽需給ギャップ、今夏の想定需要最大2,987万kWー今夏の供給力2,542万kW=445万kW(15%)
※この需給ギャップ算出方法が出鱈目で国民騙しなのです、
▼出鱈目な根拠、この資料より
▽今年の予測で原発が停止すると揚水は223万kWと昨年の448万kWより225万kW減っている
▽水力・火力・他社融通を増やして、原発でなくも、原発分337万kWを増やせば揚水は昨年と同じ448万kWになるはず
▽今年の水力・火力・他社融通(計2,319)ー昨年(計2,162)=157万kW 昨年より増
▽昨年の原発(337)ー157万kW=180万kW 昨年より少ない
したがって180万kW増やすか節電すれば揚水は昨年と同じ448万kWになるはず
▽需要予測が昨年より40万kW増えるので
180+40=220万kW(7.5%)これが需給ギャップなのです
▼そもそも昨夏の原発337万kWと需要予測増40万kWを加えても377万kWとなり、これより多い不足電力445万kWは馬鹿げた数字なのです
▼ここが騙しだ
揚水の電力は原発に限らず、火力や他社融通電力でも良いのです
しかるに関電はこれを騙して原発が再起動しないと、他の電力では揚水は増えないのと騙し223万kWのままとし、需給ギャップ445万kW(15%)と騙したのです
▼電力会社は揚水の電気は原発の電気だと広報しているのでしょうね、これも騙しです、むしろ火力と言うべきです
揚水の電気は原発の電気だとして今回の需給ギャップを算定したのでしょうね、
国民は気付かないと思って騙したのでしょうね。
騙しは厳罰に処すべき
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