http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/120.html
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原発ゼロにすると電気料金が2倍になるという刷り込みは、国民への冒涜である。
http://31634308.at.webry.info/201209/article_4.html
2012/09/04 22:57 かっちの言い分
大阪府と大阪市はエネルギー戦略会議を開き、今夏の節電要請期間が七日に終わるのに先立ち、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の停止を政府と関電に求める緊急声明をまとめた。この会議は元経産省の古賀氏が主導している。関西電力が電力逼迫時には15%足りなくなるからと脅し、政府、財界もその理由に乗っかり再開を推進したが、実際には1日、わずかに需要がオーバーしただけでしのげてしまった。そこで、大飯原発の安全性が担保されていないので、節電期間終了後の停止を要請した。
大阪市、大阪府の原発再開許可のあっけない結末に、反対は単なるポーズであったと思っていたが、その姿勢は本物で評価したい。
民主党も国民の声は原発ゼロということで、経産省を含めてその評価をやっている。
『再生エネ普及に50兆円=原発ゼロで光熱費倍増−政府試算』
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012090400026
このタイトルは、他の新聞も同じ書き方をしているので、情報元がこのように書くことを指定しているように思える。このタイトルを見て何を感じるだろうか?きっと、「えっ、料金が2倍にもなるの?」と思ってしまうだろう。こういう印象を与えようとする意図を感じる。
政府、電力会社、財界も、原発をやめれば電気料金が上がるということにしか、国民の目や思考を向けさせていない。しかし、そもそも原発再開に反対していること、脱原発を国民の大多数が訴えているのは、電気料金の話ではない。そもそも原発を利用しだして高々30年ぐらいで、大事故が3度もあったということである。特に日本は地震国で、原発事故がまた起こらないという保証はないのだ。一年以上経つのに未だ16万人が現状復帰出来ていない。特に原発は今回のような事故がゼロでなければならない。この安全性を完璧に保証出来ないのなら止めざるえない。料金の問題ではない。
料金が2倍となるというのもよくわからない。現在30%原発に依存していて、それがゼロになればなんで料金が2倍になるのか根拠が全くわからない。また、最近原発をやめれば、核廃棄物処理のお金が掛かるということをよく聞くようになった。これもおかしな論理で、原発を続ける限り、その管理費と増え続ける核廃棄物でさらに費用が掛かるという単純な論理が抜けている。それこそ今やめれば、今までの分の核廃棄物処理分だけで済む。
太陽光、風力、地熱などの自然エネルギーへの転換は50兆掛かるというが、それはガレキ処理や住民への被害補償など、生産量の増大に繋がらず、後ろ向きの投資とは違う。全て前向きの投資で、そこから様々な技術発展と新産業の雇用の場の増大を提供する。こういうお金は、いくら掛けてもいいのだ。
経済界には、この一時、自分たちだけがズルをして、子孫に処理しきれない程の核処理物質を残す権利は無いのだ。
◇
各テレビ局が、原発ゼロなら家計負担2倍とプロパガンダ一斉スタート プロパガンダっぷりを比較
http://hibi-zakkan.net/archives/16650619.html
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