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突然の矢板処分場案 セシウム汚染廃棄物
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20120903-OYT8T01466.htm
2012年9月4日 読売新聞
廃棄物の最終処分場予定地(矢板市塩田で)
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20120903-OYT9I01465.htm
県内で排出された1キロ・グラムあたり8000ベクレルを超える放射性セシウムを含む「指定廃棄物」の最終処分場について、国が候補地として矢板市での建設を打診した3日、地元からは突然の打診に戸惑う声が上がった。事前の説明や意向を打ち明けられなかったことで「唐突だ」との見方が少なくない。国は今後、宮城など3県でも最終処分場の決定を控えており、地元理解をいかに得られるか、本県をめぐる動向は試金石として注目を集めそうだ。
環境省によると、県には8月31日夕に最終候補地を提示したい旨を打診したものの、具体的な地名を県と矢板市に伝えたのは3日午前9時頃。知事と横光克彦・環境副大臣の会談のわずか1時間前だ。ある矢板市幹部は「国のやり方というのは、こんなに強引なのか。いきなり押し掛けてくるなんて初めてだ」と憤った。
候補地は、矢板市役所から北西約8キロ離れ、塩谷町境に近い山間部の国有林野(矢板市塩田)。簗目川の上流、農業用水用の市営塩田ダムの北西に位置する。ダム上流には公園も整備され、ハイカーらでにぎわう。
直線距離で約300メートルに民家が1軒あるが、山頂を隔てた別の斜面側。集落や公共施設は500メートル以内には無い。水道水源からの距離も1キロ以上離れている。
横光副大臣は県庁で福田知事に協力を要請。知事は処分場の必要性を認めたうえで、「まずは地元の理解が必要」と地元への丁寧な説明を求めた。横光副大臣は「地元のご理解を頂けるよう努力していく。安全性には万全を期す」と応じた。
だが、横光副大臣と会談した遠藤忠・矢板市長は「具体的な説明を受けることは拒否した。事前に全く説明がなく、戸惑っている。きちんとお断りする」とはねのけた。
福田知事は3日夜、遠藤市長が、横光副大臣の説明を聞かず断ったことに触れ「指定廃棄物は稲わら、ふん尿、木の皮、下水汚泥。各施設で保管に困っており、毎日増え、約9000トンも福島県に次いで2番目に多い。市や地元自治会の理解がないとできない施設だが、全県民の問題として、理解していただきたい」と、同市に協力を求めたい意向を示した。
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