http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/880.html
Tweet |
地下水対策、本格化へ 福島第1原発に井戸
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120902/dst12090214450006-n1.htm
2012.9.2 14:43 産経新聞
東京電力福島第1原発で、原子炉建屋に流れ込む地下水を井戸でくみ上げる「地下水バイパス」の設置工事が9月上旬から始まる。地下水の量は1日当たり約400トンに達し、放射性物質による汚染水が増える一因になっているが、汚染前にくみ出して海に放出する方針。11月上旬の本格稼働を目指す。
地下水は福島第1原発の西の山側から1〜4号機が並ぶ海側に向かって、地中の「透水層」と呼ばれる地層を通り、建屋の地下に流れ込んでいる。本来は流れ込む地下水を建屋周囲に設置されているサブドレンという縦穴からくみ上げるが、放射性物質の濃度が高く、敷地外に出すことができない。
このため東電は地下水が建屋に到達する手前の1〜4号機西側にある高台に、深さ20〜25メートル程度の井戸を計12本掘り、ポンプで水をくみ上げて、建屋への流入量を減らす計画だ。水は9基、計1200トンの一時貯留タンクで保管し、セシウム137の濃度が1リットル当たり1ベクレル以下であることを確認してから海に流す。
3〜6月の水質調査では、井戸を掘る地点の地下水のセシウム137は最大でも0・041ベクレルだった。一部で最大184ベクレルのトリチウムが検出されたが、通常の運転で海に放出してもよい値を大きく下回り、東電は放出に向けた大きな課題の一つは解消できたとしている。周辺自治体や漁業関係者らの理解を得てから稼働する。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素26掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。