http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/866.html
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高汚染地域で採れた原木で栽培したきのこから14万ベクレル/kgのセシウムを検出。やはり国は全国のきのこ栽培業者に原木、オガクズの個別線量検査を義務化しないといけない(もぐもぐブログ)
http://hamstern.air-nifty.com/mogumogu/2012/08/14kg-eb1c.html
-------転載開始-------
・干ししいたけから14万ベクレル/kgのセシウムを検出
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/816.html
ゲルマニウム半導体検出器で検査したところ、干ししいたけから14万ベクレル/kgのセシウムを検出したとの事。
やはりきのこ類は汚染度が高い物ができやすいようです。
ベクまる実験室(http://bq-maru.com/wp/?page_id=1671)でしいたけを干すと生の状態からどれだけセシウムが濃縮されるか実験していますが、だいたい数倍程度との事。
今回発見された14万ベクレル/kgの干ししいたけは、生の状態でもおそらく数万ベクレル/kgとなっていると思います。
きのこの汚染度は原木やオガクズの汚染度に依存するため、「どの県で採れたか」はあまり意味がありません。(原木やオガクズ栽培の場合)
例えば日本の西の方で栽培しても、今回と同レベルの汚染度が高い原木を使って栽培すると、やはり数万ベクレル/kgとかもっと高い汚染度の物ができてしまうと。
数万ベクレル/kgではありませんが、実際に汚染された原木を使ったせいで広島で基準値を越えたきのこができてしまいニュースになりました。
農水省はアホな事に、汚染度が高い地域の原木やオガクズを昨年何の対策もうたずに大量に全国に流通させてしまいました。
本来なら原発事故直後から高汚染地域のは出荷を禁止させておくべきだったのに。
かなり経ってから慌てて原木やオガクズの基準値を設定したものの、対応が遅すぎる……。
今やってる食品の検査は全数検査ではなくサンプル検査でしかないため、結局今回見つかったような10万ベクレル/kg越えのきのこは全国に流通して知らずに食べてしまってる人も多くいるでしょう。
西の方なんかはまともに検査もしていませんし、検査している福島近隣でも結局ごく一部をサンプル検査しているのみ。
以前にもこのブログで書きましたが、高汚染の原木やオガクズを全国に大量に拡散してしまった以上、「日本全国」のきのこ栽培業者には原木やオガクズの個別線量検査を国は義務化させて実施すべきです。(至近距離で個別に計測していく)
そして線量計が有為に反応するほどひどく汚染された原木やオガクズは廃棄させ使用を禁止すべきです。(違反したら重い罰則を与える)
線量計が反応するほど汚染度が高い原木やオガクズをきちんと排除すれば、さすがに今回みたいな干し状態で14万ベクレル(生状態でも数万ベクレル/kg)と、汚染度が高すぎるきのこができる事はないでしょう。
全国の栽培業者に漏れなく検査を義務化させない限り、日本のあちこちで汚染度が高すぎる原木やオガクズを知らずに使って栽培された高汚染きのこ(生状態でも数万ベクレル)ができ、全国に流通し続ける事になってしまいます。
テレビや雑誌でも「現状では国がやってるきのこの対応は杜撰すぎる」と取り上げるところが今後増えてくるでしょうし。そうすると消費低迷が起き、全国のきのこ栽培業者が大きなダメージを受ける事になってしまいます。
農水省は全国のきのこの汚染問題をこのまま放置せず、即座に対応すべきだし、マスコミや議員は国がすぐに対応するようしっかり圧力をかけるべきです。
きのこ類は放射性物質の移行係数が非常に高いため、他の農作物とは違ってこういう風に特別な対応をしないといけないでしょう。
そういや大阪のあの線量計が大幅に反応した原木は結局どうなったんですかね?
(空間線量が一気に0.6マイクロシーベルト/hに上昇した高汚染原木)
大阪府はホームページで「空間線量が有為に反応するほど原木は汚染されているが、業者にはそのまま栽培させている」と報告したきりです。
あれはやはり栽培を禁止させるべきだと思うのですが。
こういうのをまともに対応せず放置してると、「大阪産」のきのこの売り上げ低下を招くと思いますが。
府内の他の業者にとっては迷惑以外の何物でもないですね。
同業者は「大阪府はもっとまともに対応しろ、ぼけ。何でそんな汚染度の高い原木で作らせるんじゃ。」と思ってるんじゃないでしょうか。
すでにばらまいた原木・オガクズだけでなく、今後全国に新たに流通する原木やオガクズについても厳密な検査を義務化すべきです。
あの米の検査機みたいな感じでベルトコンベアに載せて全数検査をさせると。
数万ベクレル/kgとかひどく汚染されているものは、数kg単位で線量検査をした場合、余裕で通常の空間線量より有為に高い値を示すはずです。
原木やオガクズを数kgの塊単位でコンベアに載せて全数計測をしていけば、ひどく汚染された原木やオガクズはしっかり排除可能で、今後全国に新たに流通する事を防ぐ事ができるはずです。
国がまともな対応をしない限り今後も数万ベクレル/kgのきのこが消費者の検査で発見され続け、やがて消費者のきのこ離れを招く事になります。
国の手抜き対応のせいで、全国のきのこ栽培業者が消費低迷で大きなダメージを受ける事になってしまうでしょう。
栽培業者側からも「すでにばらまいた原木・オガクズの全数検査」と「今後出荷する原木・オガクズの全数検査」を義務化するよう圧力をかけるべきです。
放置させ続けると、自分らが被害を受ける事になってしまいますよ。
なかには「うちでは原木やオガクズの個別線量検査をし、線量計が反応するような物は全て排除しました。だから安心してください。」と、自主的に検査を始めて消費者離れを食い止めようとするところが出てくるかもしれません。
しかし大半は「農園名」ではなく「県名」のみで売ってる場合が多いため、一部だけが検査しても全国の業者で漏れなく検査をしていかないと、結局消費者のきのこ離れは阻止できないでしょう。
----転載終了------
農水省は高汚染原木を全国に拡散しておきながら、その検査をまともにやってないってのは対応がひどすぎる。
指摘されているように、日本のあちこちで今回みたいな異様に汚染度が高いキノコができて流通してるんだろう。
国は責任を持って原木やオガクズの個別線量検査を開始すべきだ。
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