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東京新聞:福島第一 安全装置に問題 早期排気考えず 専門家認める:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012083002000112.html
2012年8月30日 朝刊
東京電力福島第一原発事故で、ベント(排気)配管の安全装置がベントの妨げとなり、炉心溶融の大きな原因をつくっていた問題で、装置の仕様を検討する際、事故早期の段階でベントすることを想定していなかったことが分かった。
安全装置はラプチャーディスク(破裂板)という薄いステンレスの円盤。誤って格納容器の気体を漏出させないため設置された。
ただ、破れる設定圧が高く、炉の減圧と注水が遅れた。背景について、旧通産省の検討会で過酷事故対策づくりに関わった原子力安全基盤機構の阿部清治・技術参与は「新たな装置を加えることで、格納容器の閉じ込め機能を低下させてはいけない、との考えがあった」と明かした。
当時は、原子力安全委員会も過酷事故対策を求めながら、「(過酷事故は)現実に起こるとは考えられないほど発生の可能性は小さい」と報告書に書くような状況。格納容器がまだ圧力に耐えられるのに、ディスクが破れてベントをすることは容認されなかった。
エネルギー総合工学研究所の内藤正則部長は「ベントが必要になった時にプラントがどんな状態になっているかなど過酷事故に対する検討が不十分だった。放射性物質を出さないことにこだわりすぎていた」と指摘した。
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東京新聞:福島第一事故 安全装置 ベント妨げる:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012082990070052.html
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