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菊池誠氏の「被曝の影響は気にしなくて良い」発言は正しいですか?
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6571368.html
2012年08月30日11:04 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)
菊池誠という方(1958年生まれ。大阪大学サイバーメディアセンター教授。専門は学際計算統計物理学)が,『「私たちは子供を生めるんですか?」という不安を持つ女子高生がいたとしたら、菊池さんはどのように答えますか?』という問いに対して,「被曝の影響は気にしなくて良い」と発言していらっしゃるので,その根拠を聞いてみましょう。
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――なぜそう言えるのか、理由を教えていただけますか?
たとえば、「先天性の異常を持った子供が、被曝の影響でどれだけ生まれるか」っていうのは、原爆の影響などからわかっていて、いわゆる「しきい値あり」なんです。つまり、高い線量の胎内被曝をしないと被曝による先天性の異常は起きない。福島でそれだけの被曝をした人はいないんですよ。
気をつけなくてはならないのは、被曝影響と関係なく、先天性の異常を持った子供は一定の率で生まれることで、それを被曝のせいだと思い込むとおかしなことになります。差別にもつながる。それから、遺伝的な影響についてですが、これって原爆の被爆2世問題と同じでしょう? 遺伝的な影響はほとんどないと考えられるのに、それを言い続ける人たちというのは、被爆者差別とか被爆2世差別とかを知らないのかなと思います。過去の繰り返しじゃないですか。これが差別問題につながっていることはきちんと理解してほしい。
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菊池氏は疑似科学を指摘してきた人であるというのに,ご自身が疑似科学を発しておられ,非常に残念に感じます。
『邸線量被曝にはしきい値がある』と言っておられますが,これは間違いです。
被曝はしたらした分だけリスクが高まり,強いてしきい値を決めるなら「0」だということが判っています。
「遺伝的な影響はほとんどないと考えられる」というのも科学的ではありません。
被曝2世の先天的な奇形に関する情報は政府により隠蔽されており,厚生省は『わかっていない』ものは『ない』ものとして,被曝との因果関係はないという立場を取っていますが,これは科学的な考え方ではありません。
リスクを避ける行為を"差別"と呼ぶのは,ベクレル値を公表せずに汚染食品を流通させておきながら,消費者が買わないと"風評被害"と呼ぶのと似ています。
つまり,論点のすり替えです。
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