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2012年08月30日
◇由利本荘市も正式表明
秋田県由利本荘市の長谷部誠市長は29日の市議会本会議で「試験焼却の結果、安全性が確認され、市民からも被災地支援を求める声が上がっている」と述べ、岩手県野田村で発生した災害廃棄物(震災がれき)を9月下旬から本格的に受け入れると表明した。岩手県内の不燃物の受け入れを唯一表明している仙北市のほか、可燃物約2万トンの受け入れ先として秋田県が当面想定している3市2組合が出そろった。
由利本荘市の受け入れは野田村の可燃系混合廃棄物に限る。計画では、今年度150トン、来年度750トンの計900トンを市内の本荘清掃センターで処理後、焼却灰を別の処分場で埋める。センターは9月25日ごろから搬入を開始。稼働は土日を除く週5日間で、1日あたりの処理量は6トン。
県内では秋田、横手、仙北3市と大仙美郷環境事業組合、湯沢雄勝広域市町村圏組合が受け入れを正式に表明済み。大仙美郷組合は4月から受け入れている。
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