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2012年8月28日午後5時59分
福井県高浜町は27日夜、東日本大震災の被災地である岩手県大槌町から、総量700トンのがれきを受け入れることについての住民説明会を、同町山中の内浦公民館で初めて開いた。焼却灰の埋め立て地がある内浦地区での開催とあって、町民からは受け入れを反対、不安視する声が相次いだ。これに対し、野瀬町長は安全性を強調。「ご理解を頂きたい」と繰り返し訴えた。
受け入れるがれきは、放射性セシウム濃度が1キロ当たり100ベクレル以下の、柱材や角材を破砕した木材チップ。環境省が可燃物の広域処理対象と定めている放射性セシウム濃度は1キロ当たり240〜480ベクレル以下で、これよりさらに厳しい基準を設けた。町清掃センター(水明)で1日3トンを焼却し、焼却灰は町不燃物処分地(下)に埋め立てる。試験焼却は9月末、受け入れは10月〜来年12月末を予定している。
説明会には町民45人が出席。野瀬町長が、がれきの受け入れに至る経緯や、町独自の受け入れ基準などを説明した後、8人が質問した。
同処分地のある下の男性は「住民が反対したら、受け入れを断ってくれるのか」と質問。これに対し、野瀬町長は「反対意見が町民の過半数を占めるようなことになれば受け入れは難しいが、何とかご理解を頂きたい」と答えた。内浦保育所保護者会長の男性は、同処分地への道は、子どもたちの送迎に使う、生活の主要道路であるとし「自分たちの土地が汚されるのがすごく嫌」と訴えた。一方、町民からは「福井県は原発立地ということもあり、受け入れに賛成とは言わないが、考えなければならない問題」という意見も聞かれた。
説明会後、野瀬町長は記者団に対し「3回の住民説明会を経て、町民の理解が得られたかどうかを総合的に判断したい」と述べた。
住民説明会は、28日も町保健福祉センターで開かれた。31日は町文化会館で、午後7時半から開かれる。
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