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地熱を生かす バイナリー発電 地中熱で省エネ
地熱を生かす バイナリー発電 地中熱で省エネ 投稿者 tvpickup
BS TBS NEWS 21サタデースコープ 2012.8.25。
特集「地熱」を生かす
地熱発電のメリットと課題。
さまざまな地熱利用を紹介。バイナリー発電や地中熱利用なども。
<参照>
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【関連記事】
http://www.shinmai.co.jp/news/20120824/KT120823ETI090002000.php
地熱発電 潜在力を引き出そう(信濃毎日新聞)
08月24日(金)
地球は熱の塊なのだという。体積の99%は千度以上の部分が占める。地面をボーリングしていけば温度は次第に高くなる。仮に中心部に達したとすると、そこの温度は6千度。太陽表面とほぼ同じになる―。
九州大学名誉教授、江原幸雄さんの近著「地熱エネルギー」に教えられた。
この熱を取り出して使うのが地熱発電だ。天候や季節に左右されにくく、原発に代わるベース電源として使うのに適している。アイスランドでは地熱と水力で電力のすべてをまかなっている。
日本は実は世界有数の地熱エネルギー大国である。発電量に換算すると約2千万キロワット、原発20基分ほどになる。米国、インドネシアに次いで世界第3位。地熱エネルギーをフル活用できれば、日本に原発は要らなくなる。
実際の発電量は54万キロワットにとどまる。地熱は拡大余地の大きいエネルギーの一つである。
地熱利用を妨げてきた要因の一つは自然公園法の制約だ。地熱資源の8割は国立公園などに位置している。政府はこれまで、公園内では地熱発電の新設を原則として認めてこなかった。
そんな姿勢を疑問とする声は専門家の間に少なくない。例えば米国の環境シンクタンク、アースポリシー研究所代表のレスター・ブラウン博士だ。「世界有数の地熱エネルギーを日本がなぜ利用しないのか、理解できない」と共同通信の取材に答えている。
政府の姿勢にも変化が出ている。今年3月、環境省は地熱発電についての新しいガイドラインを決め、都道府県などに通知した。開発事業者と地元との合意、情報公開など4条件を満たせば、規制区域内で井戸を掘ることを認める、との内容だ。
地熱利用に対しては、温泉事業者がお湯枯れの心配から警戒の目を向けることも少なくない。無理もない面がある。
江原さんの著書によれば、しっかりした監視態勢をとれば温泉利用とは両立できるという。
自然エネルギーの中で地熱は、その可能性が十分には理解されていない面がある。各種の世論調査では、期待度で太陽光や風力に水をあけられている。
地熱の技術は日進月歩。環境保全、温泉利用との両立へ、官民で知恵を絞りたい。
地熱の潜在力、利用拡大の可能性、自然環境と折り合う方法など、専門家と研究機関による積極的な情報発信にも期待する。
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