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福島原発作業員、死亡―「最悪の事態」を恐れる科学者たち/レクスパンジョン(8月23日)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/823-8bf0.html
2012年8月25日 フランスねこのNews Watching
福島原発の作業員が新たに心臓停止で亡くなった。世界の科学者たちは、今後起きるかもしれない新たな「最悪の事態」への不安を強くしている。
2011年3月に起きた福島原発事故以来、5人目の死亡者が発生した。8月22日の東京電力による発表によれば、死亡した福島原発の作業員は50代の男性で、死亡原因は心臓停止。東京電力は今回の死亡について、東京から220キロの距離に位置する福島原発での高い放射線量との関連は無いと推測している。
「作業員が心臓発作で亡くなったことを考えますと、今回の死亡と(作業員の)放射線による被曝に因果関係があるとは思われません。」
東京電力の広報担当者はこのように強調した。
亡くなった原発作業員は、25.24ミリシーベルトの被曝を受けていた。日本の原子力産業で働く関係者は、一年に最大50ミリシーベルトまで被曝してもよいと定められており、5年間で合計100ミリシーベルトまでの被曝が許容されている。東京電力によれば、事故を起こした福島原発では現在約3千人余りの作業員らが働いており、冷温停止の維持と廃炉に向けた事故処理にあたっていると言う。
しかし、科学関係者らは今後最悪の事態を予想している。「ル・ヌーベル・オプセルヴァトゥール」誌は8月21日、チェルノブイリを超える史上最悪の原発事故が福島原発で起きる可能性を示唆する記事を再び掲載した。その原因は、福島原発第四号機の燃料貯蔵プールである。264トンの核燃料と水で満たされたコンクリート製の深さ11メートルの四角いプールは、一枚のプラスチック製カバーで覆われているに過ぎない。そしてこのプールは、これまでに前例の無い甚大な危険にさらされている。(何らかの要因で)プールが倒壊したりプール内の水が干上がれば、264トンの核燃料はチェルノブイリ原発事故で発生した放射線量の10倍にあたる放射線量を放出すると見られている。そうなれば、「近代日本は終末を迎え」、北半球全域にわたる惨禍がもたらされると予想する科学者も複数いる。
東京電力は8月20日、福島原発から20キロの地点で8月1日時点に採取された魚について、政府の基準値を258倍上回る放射線量を検出したと発表した。
(抜粋、一部編集)
●元の記事「福島:原発作業員死亡、最悪の事態を恐れる科学者たち」/レクスパンジョン(8月23日)
(L’Expansion.com avec AFP, « Fukushima : un employé décède, les scientifiques craignent une catastrophe », L’Expansion, 2012.08.23)
http://lexpansion.lexpress.fr/entreprise/fukushima-un-employe-decede-les-scientifiques-craignent-le-pire_326984.html
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