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猛暑でも電気足りた/何だった再稼働/国民だました政府・関電
「しんぶん赤旗・日曜版」 2012年8月26日号 1面
「やっぱり“脅し”だった。原発再稼働なしでも電力は足りていた」―。「夏場の電力不足」を宣伝し、福井県・大飯原発の再稼働を強行した野田内閣と関西電力。この夏の電力需給見通しで、原発再稼働なしでも電力不足はないことがわかり、原発ゼロヘの決断を求める声がますます高まっています。 取材班
関電は今年6月、“赤い脅迫状”と呼ばれた通知を全世帯に郵送しました。赤色で「万が一の場合の計画停電のお知らせ」と印刷し、大飯原発を再稼働しても「電力不足による計画停電もありうる」と脅す内容でした。
このなかで、橋下徹大阪市長も再稼働に賛成。安全性無視で、野田内閣が一気に再稼働へ突っ走ったのです。ところが―。
大阪市でこの夏(21日現在)の最高気温は36・7度(3日)。猛暑はほぼ一昨年並みなのに、企業や家庭による節電などで、電力需要のピーク(2682万`h)は、関電予測(5月)の90%以下に下がりました。(図参照)
他方、原発以外による電力供給(他社からの融通、揚水発電などの増)は関電の予測より大きく、最大2946万`hに。大飯原発を再稼働しなくても余裕があることが事実で証明されました。
関電本店前で再稼働抗議行動に毎週参加している大阪大学大学院生の奥山裕介さんは「前から指摘されていたことなのに国ぐるみだまして再稼働させた」と怒ります。
意気込むのは京都府久御山町で機械部品の町工場を経営する広瀬良行さん。「私の知る取引先もみな節電に努力した。原発なしでもやっていけることがわかれば、自然エネルギーに転換する大きなチャンスになる」と。構図は全国でも同じです。
<6面につづく>
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