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再稼動なら配管を無くせ・・・無くせないなら再稼動するな! その2
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2012年08月24日 がんばれ福島原発!
原発は1年に1回定期点検で停止する。
営業運転から大体5年程度過ぎると、改造工事と称して、新しい系統を追加したり、改善をするために、
新たに配管の設置工事が行われる。
メーカで管理されている図面(3次元CAD等)には、現場の歪みは管理されていないために図面と現場の
ズレが大きく出てしまっていることが発覚することは、日常茶飯事だった。
私が、ウィークポイントと指摘する配管とその溶接部・フランジ部等は、こういった現場と設計との相違からも来ている。
配管は、大小に関わらず必ずそれを支持するオイススナッバー等の支持構造物が存在するのだが、
その支持構造物でさえ格納容器や建屋にボルト等で固定され支持されている。
また、原子炉建屋とタービン建屋では、設計上の耐震クラスが違うために、原子炉建屋とタービン建屋の
地震時の揺れ方が違うのは当たり前なのだが、そこを貫通している配管は、その揺れの違いを吸収しなくては
ならないが、鋼構造部である配管にその余地は無い。
代表的な配管は、主蒸気配管でそれがタービン建屋に伸びる原子炉建屋には、MSトンネル室(Main Steam Tunnel Room)
が存在し、そこには、主蒸気第三弁と言われる大きな弁が存在する。
この部屋には、原子炉建屋からタービン建屋に貫通する配管が集中して配置されており、
おそらく、福島第一の1〜3号機は、ここが水没し原子炉建屋側からタービン建屋側へ高線量水が
流れ込んだとのだと想定している。
(1号機のこの部屋の扉が歪んで開かなかったことからも、ダメージの大きさが伺えると同時に
この部屋を調査したかった東電の意向は、この事実を確認したかったのだろう)
こうして、合理化策を進めて、発電コストを下げる一方で津波対策などを分かっていてやろうとしなかった
東電の”利益最優先”の経営体質は、崩壊させなければいけない。
国有化された今しか、その体質改善はできないのだ。
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