http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/613.html
Tweet |
ベトナムが福島原発事故後、実施していた日本からの輸入農水産物と加工食品への放射線検査のうち、農水産物に関しては引き続き検査を行うが、加工食品については検査を廃止することとなった。この措置は日本政府からの要請により、保健省食品安全衛生局が決定し、2012年7月2日より施行されている。
日本からの加工食品の放射線検査廃止に(ベトナム)
[ジェトロ(日本貿易振興機構)]
2012年7月9日 ハノイ事務所発
<農水産品>
管轄:農業農村開発省農林水産品質管理局
a.福島、茨城、栃木の3県は100%検査
b.その他の県は20%のサンプル検査(全ロットの20%をサンプル検査)
※a.b.とも1ロット当たり1サンプル採取する。最低数量は1キロ/サンプル。
<加工食品>
管轄:保健省食品衛生安全局
a.福島県と茨城県は100%サンプル検査
b.上記2県以外の都道府県は20%のサンプリング検査
ジェトロによると、これまでの放射線検査は上記のとおりとなっていたが、このうち加工食品に対する検査が廃止された。
ジェトロのハノイ事務所は、
加工食品への検査廃止はベトナムで日本食材を取り扱う業者にとっては朗報といえる。今後、日本からの加工食品の輸入が増えることが期待される。
とコメントしている…
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20120709_01.html
緊急特集:東日本大震災の国際ビジネスへの影響
記事詳細
日本からの加工食品の放射線検査廃止に(ベトナム)
2012年7月9日 ハノイ事務所発
震災後、実施していた日本からの輸入農水産品と加工食品への放射線検査のうち、加工食品の検査が廃止されることになった。農水産品に関しては引き続き放射線検査が行われることになる。
<日本における厳しい基準の採用を評価>
同措置は日本政府からの要請により、保健省食品安全衛生局が、12年7月2日付けオフィシャルレター1080/ATTP-DKCN号を規定、同日より施行された。11年3月以降、日本からの農水産品と加工食品に対して放射線安全証明書を求めていたが、日本では同証明書は発行できないため、暫定的措置として放射線検査が実施されていた。
これまでの放射線検査は以下のとおりとなっていた。
<農水産品>
管轄:農業農村開発省農林水産品質管理局
a.福島、茨城、栃木の3県は100%検査
b.その他の県は20%のサンプル検査(全ロットの20%をサンプル検査)
※a.b.とも1ロット当たり1サンプル採取する。最低数量は1キロ/サンプル。
<加工食品>
管轄:保健省食品衛生安全局
a.福島県と茨城県は100%サンプル検査
b.上記2県以外の都道府県は20%のサンプリング検査
今回、上記のうち加工食品に対する検査が廃止された。日本政府が食品中の放射性物質検査に係る新基準値を発表し、安全な食品しか市場流通しないようより厳しい基準を採用したことを評価したものだ。
ベトナム政府側は基本的に放射能汚染の問題が発生しないかぎり、日本からの農水産品と加工食品の輸入を認めていたが、放射線検査に7〜10日かかるため、日本からの農水産品や加工食品を取り扱う食材の輸入商社などにとって大変頭の痛い問題であった。
農水産品は引き続き放射線検査を実施しなければならないが、加工食品への検査廃止はベトナムで日本食材を取り扱う業者にとっては朗報といえる。今後、日本からの加工食品の輸入が増えることが期待される。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素26掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。