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中間貯蔵施設:大熊に9カ所、困惑…候補地提示
http://mainichi.jp/select/news/20120820k0000m010069000c.html
毎日新聞 2012年08月19日 21時57分(最終更新 08月19日 23時52分)
東京電力福島第1原発事故に伴い、除染事業で発生する汚染廃棄物などを保管する中間貯蔵施設の具体的な立地候補地12カ所が19日、国から地元自治体側に示された。国は「12カ所すべてが必要」と説明。原発立地3町に点在する候補地のうち9カ所が福島県大熊町で、同町を縦断する国道6号の東側が貯蔵施設で埋め尽くされるため、多くの町民が帰還できない可能性がある。
「中間貯蔵は避けて通れない。門前払いではまずいんで、調査を否定的に考える必要はないのかなと思う」。大熊町の渡辺利綱町長は細野豪志環境相らとの会合後、現地調査を受け入れる発言をした。
国が3月、大熊町などに中間貯蔵施設の設置案を提示した際には「早い段階から候補地を絞り込んだことは不愉快だ」と反発したが、渡辺町長は住民同意についても「ある程度意見は聞く」とだけ述べ、全町民の同意取りつけは必ずしも必要がないとの姿勢を見せた。
しかし、大熊町民の間には9カ所もの中間貯蔵施設候補地の提示に驚きや反発が広がった。
会津若松市の仮設住宅で暮らす冨田英市さん(69)の自宅は候補地の一つの同町夫沢地区。いずれは帰郷したいと願うが、「自分の地区に施設ができれば永久に帰れなくなる」と困惑する。福島第1原発から南約4キロに自宅がある吉田恵美子さん(62)は「勝手に調査されたらたまらない」と憤る。
一方、同町内に中間貯蔵施設設置を求める署名活動をしている前町議の木幡仁さん(61)は「県内の除染が進む」と候補地選定を評価したが、「このまま最終処分場になる可能性もあり、議論が必要だ」と警戒感も示している。【泉谷由梨子、蓬田正志】
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