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首都圏ゴミ焼却灰という放射性物質を、清浄な地方に押し付ける現実を、東京の人々は直視できるのか。
2012-08-08 11:39:17 | 福島第一原発
日本の総人口は減っています。ことし3月31日時
点で、前年比0.21%減(26万3727人減)。1億2665万9683人となりました。減少数は、前年のおよそ13万人↓のほぼ倍も減りました。 出生者数は調査開始(1968年)以来、最低となる104万9553人です、死亡者数は逆に過去最高の125万6125人になっています。いずれにしても、まだ序の口です。注意深く見ないとなりません。
東京が危険だという話は、日常的に行われているごみの焼却という作業が引き起こす、一定程度濃縮した放射性物質を含んだ灰を作り出していることが、絶え間なく続いている訳です。もちろんバグフィルターでとりきれない、一定量の放射性物質を含んだ排気が、絶え間なく出続けている環境になったこと。感覚的には、一つ一つの清掃工場が、放射性物質の取り扱い施設となっている事は、大きな要素です。こうした要素の中で、放射性物質が濃縮した灰をどうするのかという問題は、長らく放置されていました。これを、従来の処理通りに、結局田舎に押し付けるというスタイルを相も変わらず、首都圏がやろうとしている現実があります。処理費用という対価で別の場所に汚染を押し付けるえげつない構図がそこにあります。
東京の生活というものが、元々そういう構図でしか成立しない類のものであることは、そもそも明らかなのですが、それが放射性物質という露骨な存在をきっかけにして、気持ちの悪い現象として、僕らにのしかかってきます。結局、電力を作る為に、地方に原発を置かせて、そこに負担を強いる構図と同様に、焼却灰という高濃度の放射性物質の集積を、とにかく地方に押し付けて、自分たちが、事なきを得ているような装いを続けるという話です。
そこには、もはや何の本質的な内省もありませんし、そんな馬鹿なループを続けても、放射性物質とともに暮らす東京という状況は微動だにしません。
数千万人の人口密集地、メトロポリタンに大量に放射性物質が降下したという現実を、いつまでも直視しない、東京の人々の感覚が、こうした行為を招いていると僕には思えます。
押し付け先の秋田県小坂町は、放射性物質の降下量は少ないです。東京とは比較にもなりません。汚されていない地に、汚れた地の不浄を押しやる狂気。僕は、こういうことを招いているのは、実は僕たち、一人一人の心のありようではないのかと思っています。
秋田からの怒りのメールです。
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小坂町は8月3日の町議会全員協議会で細越町長が首都圏からの焼却灰受け入れ再開を正式表明。それに対し、議員からは賛成の意見は出ず、「このままでは不安を解消できない。本来ゼロであるべき物が1でも2でも出て流されている。鹿角、大館、能代に被害が行くのでは?小坂が最上流であるという自覚を。DOWAとしっかりとした協定を結び0に近づけてから排水するべきである。小坂の川だけでなく、鹿角などの水も調べるべき。」「問題は8000ベクレルが本当に安全な数値なのかということ。低線量被爆について安全な数値が無いこと。専門家の意見も割るほど誰にも何も分かっていない。ということ。20年30年後に影響のあるものを何故今、小坂町にないものを受け入れなければならないのか?100ベクレルの基準を守る事が妥当である。と個人的には思う。町民の健康を守るのも、議員の仕事のひとつである以上、私は賛成はできない。」など、放射能の危険と今後懸念される環境被害に関する指摘が続出。受け入れ強行を図る町側を批判。それに対し町側は、政府の主張する安全、ならびに国や県との協調姿勢を繰り返すのみ。
本日6日佐竹知事は記者会見で小坂町の決定を支持、「町と企業が住民や議会に説明を重ねた結果だ」と述べ、事実を歪曲。放射能検査を支援する姿勢を強調した。
小坂町にあるDOWAの処分場では、昨年7月、首都圏から運びこまれたゴミ焼却灰から国の基準値以上の放射性物質が検出され、受け入れを長期間中断していた。
地下水が汚染されれば広範囲に健康被害・環境被害が及ぶことは、長崎の街を一瞬にして地獄に変えたプルトニウム製造工場のある合州国ワシントン州ハンフォードとオレゴン州に続くコロンビア川の問題でも明白であり、政府、秋田県、小坂町、そしてDOWAの暴挙は批判されるべきものである。
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【8/23(木) 木下黄太講演IN京都】
日程:8月23日(木)<昼の部>と<夜の部>
会場:アバンティ響都ホール(京都駅前アバンティ9F)
http://www.ryukoku.ac.jp/ryudaihall/access/
定員:350名昼夜とも。
※昼の部と夜の部では講演内容が違います。申込みなども異なります。
昼の部は通常のスタイルの単独講演。昼の部は当日来場順の入場です。
夜の部は平智之代議士を交えて、今後の日本のあり方を話します。 前売りを、おこないますので下記を参照下さい。
<昼の部>
木下黄太講演 『放射能被害の今と、これから』
子どもを被ばくから守るために、どうすればいいのか?
現在の放射能被害の実態や、対処を講演。 さらに日本において、放射能防御運動の今後の展開についても話します。質疑応答も。
開場 13:30
開演 14:00 (終了16:00)
入場料 1000円(前売なし。当日会場にて受付)
昼の部について、問い合わせなどはkyoto.kodomo.inochi@gmail.com
<夜の部>
木下黄太×平智之議員対談&講演
『子どもの未来を守るために、京都から
〜放射能汚染と向き合う日本を目指して〜』
子どもたちのいのちを守るために、私たちは何をすべきなのか?
私たちはどんな日本を目指したいのか?
放射能汚染の現実と向き合い、大切な子どもたちを守るために、自分で考えてみたい。
日本の未来のビジョンについて、講演していただきます。
ゲストに平智之議員を呼び、お二人に対談していただきます。
※平議員はご都合により、20時からの参加予定です。
開場 18:00
開演 19:00 (終了21:00)
入場料 前売1000円 当日1200円 (前売チケットはe+(イープラス)にて本日より発売)
*夜の部前売チケット購入方法*
販売期間:本日7月23日(月)〜8月21日(火) 販売開始時刻はe+サイトでご確認ください。
PC用購入ページ
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P0100P002081300P0050001P006001P0030001
携帯用購入ページ
http://eplus.jp/m/msys/T1U55P0010844P0100P002081300P0050001P006001P0030001?uid=NULLGWDOCOMO
※前売りチケットが事前に完売した場合、当日券の販売は行いませんのでご了承ください。
※申し込み及びチケット販売はe+(イープラス)以外の受付は行っておりません。
また、申し込み時はe+(イープラス)の利用規約を良くお読みの上、購入下さい。
チケット販売に関するトラブルが発生した場合、こちらでの責任は負いかねます。
e+(イープラス)チケット公式サイト→http://eplus.jp/sys/main.jsp
*ゲスト紹介*
平智之(たいら ともゆき)
京都府京都市出身。2009年当選・京都1区選出・民主党衆議院議員だったが、現在無所属。
与党議員として、禁原発の立場で精力的に活動をしていたが、大飯原発再稼働に反対して離党を決意。
「首相官邸前デモの参加者に話を聞き、国民は声の持って行き場がないのだと分かった。
新党を作り、国民の常識的な感覚を国政に反映したい」と語り、
「原発に対する怒りや不安を受け止める党」を目指し、「平安党」を結成する。
「ひとりの父親として、日本の子どもたちの未来を全力で守りたい」と語っている。
*主催者からのお願い*
ご来場されるみなさまへ・・・
・子連れでご来場される方もいらっしゃいますので、お子さんの泣き声などがあるかと思います。ご理解のほど、お願いします。
子連れでご来場したい方へ・・・
・託児はありません。お子さんを膝の上に乗せて聴講してください。
お子さんの座席がいる場合はチケット代がいります。
・子連れのお母さん、お父さんたちには、右サイドの座席に集中して座っていただく配慮をします。
他の来場者に迷惑がかかる場合は、一度ロビーに出ていただけるようお願いします。(ロビーでも音声は聞こえます)
・どうしてもお子さんが騒いでしまう場合は、会議室のモニターで観賞できるよう配慮をする予定です。
主催:子どものいのちを守る・京都
kyoto.kodomo.inochi@gmail.com
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