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発言ミラー 責任取らない指導者層 東京新聞2012年8月7日
投稿 責任取らない指導者層 無職○○○65才(埼玉県杉戸町)
東京電力福島第一原発事故をめぐる国会など四つの事故調査委員会の報告が一応出そろったが結局、あの事故に対し、誰一人として法的な責任はおろか道義的な責任さえ負うものはいないままである。
東電の役員らは恥ずかしげもなく、関連会社に再就職。
政治家はもとより、役人も誰も責任を問われていない。
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)情報の米軍への率先提供などの明白なミスに対してさえもだ。
国策で原発を推進してきたのだから、事故を起こしたからといってどうして個人が責任を負わなくてはならないのか、というのが彼らの本音なのかもしれない。
とっぴなことと言われるかもしれないが、私は太平洋戦争での極東国際軍事裁判を思い起こした。
勝者が敗者を裁いたという点では必ずしも正義とはいえないにせよ、あの裁判がなければ、そもそも国策のための戦争だったということで、指導者たちは誰も責任を負わなかったのではないだろうか。
恐らく、彼らは戦後も指導者として居座った気がする。
ところで、野田佳彦首相は関西電力大飯原発の再稼働を「私の責任で判断した」と言ったそうである。
それでは、事故が起きたらどのような内容の責任を取るつもりなのか。
つまるところ、中身のない言葉である。
一国の首相としては言葉が軽すぎる。
首相をはじめ、指導者層がこんなふうだと、これから日本の国が行き着くのは、
止めどもないモラルハザード(倫理観の欠如)の社会だと思われてならない。
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