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2012年08月09日【木】京都大学原子炉実験所 小出裕章・たね蒔きジャーナル
http://youtu.be/9x_JJhjH7Ug
2012年08月09日【木】Radio News たね蒔きジャーナル
☢去年3月13日、危機的状況にあった福島第一原発2号機への海水注入の際に東電本店が施設が「もったいない」からなるべく粘って真水を待つという選択は無いのかと言っていたことについて。
☢チェルノブイリ原発事故を起こした4号炉近くの1〜3号炉について事故後も大量被曝覚悟で長期間運転していたこと、また東電が福島第一原発5〜6号機を廃炉にはせず、再び稼働しようと画策している件。
☢トリウム原発研究を中部電力が始めたこと。
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被ばくと国家責任 広島、長崎、そして福島
きょうは長崎原爆の日。原爆と原発事故は、当然のことながら原子力にかかわる悲惨な出来事という点で深い関わりがありますが、それのみならず、被害を受けた人々に対して国が責任をとったのか、どのような姿勢で対応してきたのかという点でも通底する問題です。国が原爆被爆者に対して現在まで行なってきた政策と、原発事故被ばく者に対する政策の具体的な内容を比較し、「被ばくと補償」(平凡社新書刊)を著した九州大准教授・直野章子さんに話を伺います。
京都大学原子炉実験所助教・小出裕章さんの解説コーナーも是非お聴き下さい。
◆「たね蒔きジャーナル」番組存続希望意見窓口
ちゃやまち広報室 http://bit.ly/M5Lq5i
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http://d.hatena.ne.jp/pinsuke/20120809/1344523615
2012-08-09
小出裕章・たね蒔きジャーナル8月9日(牧村しのぶのブログ)
小出裕章・京都大学原子炉実験所助教による福島原発事故の解説
毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」(月〜金曜)
小出裕章先生 たね蒔きジャーナルの発言記録
http://plaza.rakuten.co.jp/tanukiwanwan
放送にあった静岡のトリウム溶融塩炉の記事が日経に出ていました
民主党時代平野貞夫、小沢一郎が提唱していましたが、最近は話も出ていません
多分もう小出氏の忠告は届いているのだろうと思います
9日放送分(213回)書き起こしをメールより転載させていただきます
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2012/8/9のお話(2号機に真水を待つなど冗談ではない、東電は福島5,6号機の再稼動をねらっている、トリウム原子炉の可能性は全くなし!)
永岡です。毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員の藤田悟さんの案内で放送されました。オリンピックと対照的なトラの冥府魔道に泣いております(笑)。ヲイ、杉内、別所のマネは止めてホークスへ帰れ!でないと、ホークス狂の死んだ親父に言い訳できひんやん!(泣)。不倫の代償に893に1億円払うようなところから消えろ!(笑)。
原発のニュース、67回目の長崎の日、藤田さん、特徴的なのは、被爆者団体、反核団体は原発、核の平和利用を容認してきたのに、福島で核の平和利用も問い直すとなり、日本の反核平和運動の歴史で、初めて原発を問い直すのと核兵器反対が結びついたと言われました。官邸のデモも広がり、これとも繋がる可能性があるのです。
今日は、関電美浜事故から8年で、八木社長、安全に再発防止を誓っています。しかし、八木氏、今後も原発を使うと、再稼動に意欲を示し、40年を超えた美浜に、40年の根拠を問うというのです。
安全保安院、大飯の定期検査は良好として、来週に営業運転をすると言うのです。
そして、小出先生のお話、東電ビデオで、地震から2日目に危機的な2号機に海水を入れようとしていて、東電本社はもったいないので真水を待てと言っていたのです。真水が遅れたら、「事態はもっとひどくなっていた」、何としても水を入れて冷やさないといけない、泥水でも入れるべきであったのに、それを東電は理解していない、「あまりの油断、原発はいかなる時も壊れないと思っていた」のです。
1,3号機に海水が入り、しかし2号機は動かしたいと思っていたのかについて、たぶんそう、あまりに愚か、もう原子炉は融けていて、あまりの楽観主義、自分の都合のいいように解釈していたのです。
そして、5,6号機が廃炉にならず、チェルノブイリは近くの1〜3号機は運転しており、近くにあるのに運転していたのです。被爆覚悟で所員が残り運転していたのです。千葉さん唖然となり、電気の確保であり、千葉さんまた唖然。なら、福島5,6号機も、東電はそれを狙い、しかし働く人は被爆するのです。小出先生は願わない、全て廃炉にしてほしいのです。
ニュースで、静岡県知事が、トリウム原発に興味を示し、中部電力が研究を始めているが、「意味なし、全くばかげている」、今日まで淘汰の歴史があり、軽水炉が勝ち伸びたが、それも経済性+危険性でアメリカも撤退した。ヨーロッパも撤退し、原子力に夢はない。トリウム原発は軽水炉より技術的なハードルが高く、何のメリットもないのです。新しい技術ではなく、60年代にやろうとしてアウト。それを蒸し返しているのです。藤田さんも唖然で、小出先生、ビル・ゲイツ氏が旗を揚げているものの、技術的には今までの歴史を見て、可能性ゼロなのです。
トリウム原発、自然界にある核分裂のあるものはウラン235だけで、それもアウト。これに直面する前に、核分裂しないウラン238をプルトニウムにしようとして、全て失敗。トリウムは核分裂せず、トリウム232をウラン233にして核分裂させるものがトリウム炉で、ウラン→プルトニウムもアウト、ウラン235すらアウト=夢のようなもので、トリウムは放射性物質であるものの、核廃棄物も出る、新しい画期的なものではないのです。原子力を進めた人が生き延びるための方便であるのです。
トリウム原発は、世界にひとつもないのです。実用化に進めている国はインドのみで、インドはウランの資源がなく、トリウムは大量にあるので、何とかトリウムを使いたいと研究しているものの、実用化ゼロなのです。
今日は唖然の連続でした。これをお知らせいたしました。
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