http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/377.html
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瓦礫処理が問題となっている北九州市は、洞海湾の水質浄化や大気汚染の改善等に成功して、環境モデル都市と言っているようです。
北九州市環境局の委託契約の入札情報を市のHPで探して見ましたが、競争入札等の結果は見あたりませんでした。色々探して、業務委託随意契約結果のところを見たら、数十件、随意契約結果が記載されていました。ひょっとしたら、環境局の業務は、すべて競争入札でなく随意契約?平成23年度の大口の随意契約の業者は以下のようでした。
http://www.k-nyusatsu.city.kitakyushu.jp/ppiinfo/gyoumuzuii.html
・日本環境安全事業株式会社(福島県の汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設を建設する予定の会社)
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/01/post_2980.html
・鶴丸海運株式会社(北九州市若松に本社のある海運会社、主な取引先に北九州市、新日本製鐡梶Aひびき灘開発梶A三菱マテリアル梶j)
・特定非営利活動法人 里山を考える会(協賛会社が新日鉄エンジニアリング株式会社1社のみのNPO)
http://www.satoyama.cn/
・ひびき灘開発株式会社(元北九州市助役が社長で、この会社が管理する処分場に79億ベクレルの瓦礫の焼却火灰を埋め立てる予定)
・日鉄環境プラントソリューションズ株式会社(新日鉄エンジニアリングの建設する環境施設の操業・整備・維持管理を行う会社)
・九州重環オペレーション株式会社(三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社の関連会社)
・タクマテクノス(地方自治体等が管理する環境衛生プラントの運転管理等を行う会社)
上記の随意契約会社をみれば、瓦礫処理の背景もうなずけるようです。バックの経団連(新日鉄)、連合、環境省とそれらに踊らされている人形が見えてきます。
もしかして、北九州市は、環境モデル都市でなく環境マフィア都市なのでは?
瓦礫処理委託が随意契約でなく競争入札、あるいはプロポーザル方式であれば疑念は払拭されますが、おそらく上記7社へ8億5千万円の随意契約による発注が決まっているのでないでしょうか?
瓦礫処理の委託を行う場合、業者への発注については業者の選定理由とともに契約金額の決定経緯も示してほしいと思います。
それにしても、市議会が全員一致で瓦礫受け入れを決めたことが、残念でもあり不思議でたまりません。
<参考>
http://mainichi.jp/area/news/20120719sog00m040008000c.html
東日本大震災:「がれき」補正予算成立 北九州市議会、全会一致で
毎日新聞 2012年07月19日 西部夕刊
北九州市の臨時市議会は19日、宮城県石巻市から受け入れる予定の今年度分の震災がれき処理関連費約8億5000万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を全会一致で可決した。
補正の内訳は、市内3焼却工場へのトラック輸送費約1億8300万円▽放射性物質がたまりやすい粉状の飛灰の埋め立て処理費約1億3900万円−−など。
費用は最終的に国が負担する。風評被害防止対策費約8400万円は、がれき受け入れで増えるごみの発電収入で賄う。
市は7月中にも宮城県とがれき受け入れに関する基本協定を締結し、実施計画を策定する。受け入れは8月中旬にも始まり、今年度は最大約2万5800トンの処理を予定する。
閉会後、北橋健治市長は報道陣に「議会の全会一致での可決は重く、行政として大変心強い。できるだけ早くという現地の希望に沿えるようスピード感を持って進め、安全な処理に全力を尽くしたい」と述べた。【内田久光】
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