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20120801 福島で意見聴取会 国会でも田中俊一氏を聴取
20120801 福島で意見聴取会 国会でも田中俊一氏を聴取 投稿者 PMG5
報道ステーションより。
今日行われた2つの聴取会を報道。
まずは福島で行われた将来の日本のエネルギー政策を決める意見聴取会。
そして国会では原子力規制委員会の委員長候補である田中俊一氏が呼ばれた。
これは採決前の“面接試験”なのか、それとも“通過儀礼”なのか。
福島で行われた政府主催の意見聴取会では、30人の発言者全員が脱原発を主張。
出席していた細野大臣は、聴取会終了後、参加者に詰め寄られる場面もあった。
一方、国会では、9月に発足する原子力規制委員会の委員長候補として田中俊一氏が姿を見せた。
果たして今後、原発の安全を守る番人としてふさわしいのか。
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田中俊一氏は国会の聴聞会で「安全な原子炉の開発を」と発言し、場内をあ然とさせた。また日本原子力産業協会などから原稿や講演料を受け取っていたことについて、「足代としてありがたくいただきました」と悪びれた様子もない。細野大臣が委員長就任を要請したらしいが、こんな恥知らずに委員長就任を依頼するとは、あきれるばかりだ。
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【関連記事】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-08-02/2012080201_02_1.html
「しんぶん赤旗」 2012年8月2日(木)
「安全な原子炉開発を」/規制委員長候補 田中氏が原発推進姿勢/衆参の聴聞会
衆参両院の議院運営委員会は1日、野田内閣が原子力規制委員会の委員長候補として国会に示した田中俊一・元原子力委員会委員長代理から所信を聴取し、質疑をおこないました。日本共産党から佐々木憲昭衆院議員が質疑にたち、原子力政策のあり方や「核燃料サイクル」について田中氏の姿勢をただしました。
田中氏は今回の事故を反省しているといいながら、原子力は人類が「コントロールできる」と明言。「今後、より安全な原子炉の研究開発に力を注いでいってもらいたい」と原子力エネルギーに依存する姿勢を示しました。
2030年における原子力エネルギーの比率について、政府がゼロから25%の案を示していることにたいする見解や「核燃料サイクル」など、原子力政策のあり方に関する質問については、「原子力規制委員会が判断することではない」「個人的意見は申し上げるべきではない」と答えませんでした。
原発の40年運転制限については、「40年超の原発は厳格にチェックし、要件を満たさなければ運転させないという姿勢で臨むべきだ」と述べる一方、「一律にだめだということではなくて、新しい安全規制、基準に合致できることを確認したうえで判断する」とのべ、運転延長の可能性にも言及しました。
田中氏は、「(年間)100ミリシーベルトは健康に大きな影響がない」として、政府が決めた20ミリシーベルトの避難基準を帰還基準とし、住民に20ミリシーベルト近い放射線量を浴びる暮らしを強いてきたことについて、「私の判断ではなく、原爆追跡調査やICRP(国際放射線防護委員会)のデータを示したものだ」と弁明しました。
大飯原発再稼働については「技術的な点で精査が不十分だった可能性がある。活断層の影響があれば当然止めていただくことになる」と述べました。
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