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(回答先: 東日本大震災:文科省の検証結果(要旨)− 毎日jp(毎日新聞) 投稿者 虎丸花蜂 日時 2012 年 7 月 29 日 23:35:08)
時事ドットコム:拡散予測「信頼性は疑問」=SPEEDI、情報共有に課題−文科省
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012072700717
文部科学省は27日、東京電力福島第1原発事故後の同省の対応について検証結果をまとめ、報告書を公表した。政府の事故調査・検証委員会が「住民避難に活用できた可能性がある」と指摘した緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)については、「どの程度の信頼感を持って住民に情報提供できたか疑問だが、提供に意味がなかったと否定はできない」と消極的な見解を示した。
検証チームを率いた城井崇政務官は記者会見で「時間をかけて調査したが、確認できない部分があった。改善の方向は示した」と述べた。
文科省は(1)SPEEDIの取り扱い(2)放射線測定(モニタリング)(3)福島県内の学校の利用基準(4)学校給食の安全確保−などを検証。初動段階での情報共有などについて「政府機関や専門家、国民の間で情報や意見を交換する『リスクコミュニケーション』に課題があった」とした。
SPEEDIでは、電源を失った第1原発から放射性物質の放出源情報が得られない中、仮定の放出量による計算を事故当日の昨年3月11日中に始めたと評価。同15日から同省が行ったモニタリングの場所選定などに役立てたとした。
一方で、現実を反映した計算ではないため、結果の公表や避難指示への活用を前提としていなかったと指摘。公表の判断や活用は政府の原子力災害対策本部の役割とした上で、「文科省が公表方法などについて助言すべきだった」とした。
モニタリングでは、福島県の活動を支援したが連携が不十分だったと分析。米国による調査データの取り扱いでは、地元自治体や関係機関に情報が伝わったかを確認するなど「踏み込んだ対応」が必要だったとした。(2012/07/27-17:12)
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